コンパニオン (接客業)

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コンパニオンとは、(日本語特有の表現として)接客役を務める女性のこと[1]。おもに料亭ホテル旅館などに出張して接客を行う。

なお、英語でのコンパニオンの本来の意味は「仲間」「連れ」(companion)である[† 1]

解説

通常、会社の職場旅行、宴会などで利用することが多い。コンパニオンは料亭などの従業員ではなく、コンパニオンの業者に料亭などが派遣を依頼している。したがって、通常料亭、旅館などで宴会をする場合、客が直接コンパニオンを呼ぶことはほとんどなく、料亭等を通じて依頼することになる。

だいたい近くのコンパニオン派遣業者に依頼するが、山間部の温泉の場合、離れた町から来る場合も多い。

温泉旅館などに泊まるとき、宴会プランに追加してサービスを依頼する。主な業務内容は「お酌」と「話相手」であるがカラオケを一緒に歌ったりすることもある。したがって、人とのコミュニケーション能力が重要である。数カ国語を自由に使いこなせるマルチリンガルなコンパニオンも存在する。遊びなれた通の粋な客は年増との機知に富んだ会話を楽しむ。

温泉旅館でコンパニオンを依頼すると、「時間の延長をしませんか」と勧誘される場合がある。その場合、延長したければしても良いし、しなくても良い。逆に、延長を頼んでも都合によりできない場合もある。

レディーススーツを着ている場合と和服の場合があるが、チャイナドレスの場合もある。肌の露出が大きい服装であることが多い。

現在コンパニオンは主に「ノーマルコンパニオン」「コスプレコンパニオン」「シースルーコンパニオン」「ピンクコンパニオン」があると言われているが、これは旅行商品から生まれたいわゆる俗語(商品名)である。ピンクコンパニオンは盛り上がると宴会ゲーム等をすることが可能である。

スーパーコンパニオンについて お色気度を高めたコンパニオンであるとして一般的に知られている。メジャーなキーワードである。 福岡・熊本のコンパニオン会社が派遣をしているのが有名。 熊本にはスーパーコンパニオンが多数おりゲームの域を超えた究極の下ネタ芸の披露がある。

宴会ゲームの代表的なものとして、ポッキーゲーム野球拳ツイスターゲームなどがある。

最近では女性客向けに男性コンパニオンを用意している温泉旅館熱海伊豆などにある。


特別な芸(例えば三味線小唄演舞など)のできる人を依頼したい場合は予約段階で確認しておく必要がある。

注釈

  1. 語源はラテン語である。コンパニオン(Compagnon)という言葉は、ラテン語のクム(Cum)=(共に、一緒に)とパニス(Panis)=(パン)という言葉が合わさった言葉で、「パンを共に食べ合う仲間(人)」のことである。 中世ヨーロッパでは、パンを共に食べ合うことが、家族であり仲間である証であった。教会では今日でもパンを共に食べ合って神と一つになり、また信者同志が結び合いを確かなものにしている。

出典

  1. 光華女子大学文学部教養・教職等研究室『日本語を考える』ナカニシヤ出版、2000年、117頁

関連項目