長野県北部地震 (平成26年)
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長野県北部地震(ながのけんほくぶじしん)とは、2014年(平成26年)11月22日に、日本の長野県北部を襲った地震である。最大震度6弱。
概要
2014年11月22日、午後10時過ぎ、長野県北部を震源とする、M(マグニチュード)6.7の大地震が発生し、長野県小川村、長野市、小谷村で震度6弱の超強烈な揺れを観測した[1]。
長野県で震度6以上の揺れが観測されたのは、東日本大震災の翌日に、同県栄村を襲った地震とその余震以来、約3年ぶり[2]。
神城断層という活断層の活動により地震が起きた[3]ことから、「長野県神城断層地震」とも呼ばれる。
地震のメカニズムは、西北西-東南東方向に圧力軸を持つ、直下型の逆断層型地震であった[4][5]。
震度
震度5弱以上の地域は以下の通り[6]。
震度6弱
長野県(小川村・長野市・小谷村)
震度5強
長野県(信濃町・白馬村)
震度5弱
新潟県(妙高市・糸魚川市)
長野県(大町市・飯綱町・中野市)
白馬村や小谷村では、一部で震度6強の猛烈な揺れがあったと推測され[7]、白馬村の神城地区などでは、家屋が倒壊するなど、被害が集中した。
被害
幸いにも、地震による死者はいなかったが、46名の負傷者が出た(重傷者8名・軽傷者38名)ほか、全壊家屋は81棟、半壊家屋は172棟にも達した。