開成駅

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開成駅(かいせいえき)は、神奈川県足柄上郡開成町吉田島にある、小田急電鉄小田原線である。駅番号はOH 42

歴史

東口の開成駅前第二公園に保存されている3100形NSE車(2007年7月28日)

開設の経緯と駅名の由来について

従来、小田急線が通る市区町村で唯一駅がなかったのが開成町であった。そのため、開成町と町民らの度重なる小田急への嘆願の結果、小田急68番目の駅として開設された。駅名も町名の「開成」からとられた。

駅構造

相対式ホーム2面2線と留置線を有する地上駅橋上駅舎を有しており、ここから西側と東側に出口があり、それぞれ西口、東口となっている。駅舎内部には自動券売機自動改札機などが設置されている。改札階からホーム階にはエレベータが設備されている。

当駅を含む新松田 - 小田原間の途中5駅はホームの有効長が120m(20m車6両分)であり、10両編成の急行は全列車が通過する。東側にある留置線は10両編成に対応しており、小田原寄りにあるポイントから進入することができる。この留置線は夜間滞泊にも用いられている。

また、土休日ダイヤの小田原7:54発相模大野行と21:40発本厚木行の6両急行は当駅を通過する。

のりばは東側を1番ホームとして、下表のようになる。

2015年度には、隣の栢山駅と併せて富水駅螢田駅足柄駅と共に行先案内表示器の設置が計画されている[1]

開成駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 OH 小田原線 下り 小田原箱根湯本方面
2 OH 小田原線 上り 相模大野新宿千代田線方面

テンプレート:Double image aside

利用状況

2013年度の1日平均乗降人員は10,424人である[2]。近年の乗降人員・乗車人員の推移は下表のとおり。

年度 1日平均
乗降人員[3]
1日平均
乗車人員
1998年 3,000[4]
1999年 3,043[5]
2000年 3,098[5]
2001年 3,209[6]
2002年 3,279[6]
2003年 6,998 3,525[7]
2004年 7,934 3,853[7]
2005年 8,278 4,024[8]
2006年 9,145 4,459[8]
2007年 10,047 4,932[9]
2008年 10,234 5,431[9]
2009年 9,778 4,811[10]
2010年 10,004 4,935[10]
2011年 9,975 4,918[11]
2012年 10,203 5,041
2013年 10,424

駅周辺

開業当時、駅周辺には空き地が目立っていたが、2000年代に入り、小田急電鉄の主導にてマンションや商業施設が建ち始めた。

東口にある開成駅前第二公園には、地域住民からは「ロンちゃん」という愛称で呼ばれている3100形NSE車の先頭車が静態保存されている。車内公開日は開成町の公式サイトで告知される。

開成町役場まではかなりの距離があり、西口から徒歩で約30分であるが、新松田駅から路線バスが運行されている。

テンプレート:Triple image

バス路線

西口駅前広場から発着している。2009年1月7日までは三竹まで、2011年12月28日までは新松田駅まで、2012年1月31日までは成田空港までの路線バスもあったが、いずれも廃止されている。

隣の駅

小田急電鉄
OH 小田原線
快速急行・急行
通過
急行(一部列車)・各駅停車
新松田駅 (OH 41) - 開成駅 (OH 42) - 栢山駅 (OH 43)

脚注

  1. [1]
  2. 小田急電鉄「事業案内」
  3. 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  4. 神奈川県県勢要覧(平成12年度)223ページ
  5. 5.0 5.1 神奈川県県勢要覧(平成13年度)225ページ
  6. 6.0 6.1 神奈川県県勢要覧(平成15年度)223ページ
  7. 7.0 7.1 神奈川県県勢要覧(平成17年度)225ページ
  8. 8.0 8.1 神奈川県県勢要覧(平成19年度)227ページ
  9. 9.0 9.1 神奈川県県勢要覧(平成21年度)241ページ
  10. 10.0 10.1 神奈川県県勢要覧(平成23年度)239ページ
  11. 神奈川県県勢要覧(平成24年度)235ページ

関連項目


外部リンク

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