ぷよぷよテトリス
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『ぷよぷよテトリス』は、2014年2月6日にセガ(後のセガゲームス)より発売されたゲームソフト。ニンテンドー3DS・Wii U・PlayStation Vita・PlayStation 3の4機種マルチプラットフォーム。2014年12月4日にはPlayStation 4・Xbox Oneでも発売[1]。
概要
本作品は『ぷよぷよ』と『テトリス』という2つの落ち物パズルゲームによるコラボレーション作品で、『テトリス』としては、シリーズ生誕30周年の記念タイトルにもなっている。当初は『ぷよぷよ7』の次に発売するシリーズとして計画されていたが、諸事情により『ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary』の発売に変更され、その後の発売となった[2]。
互いの作品のルールで勝負したり、同一フィールドで「ぷよ」と「テトリミノ」が出現する等、双方の異なるシステムを織り交ぜたゲームデザインが最大の特徴。また、本作では全機種インターネットによる対戦に対応しており、収録されているすべてのルールでインターネット通信による対戦が可能で、ニンテンドー3DS版はWii U版と、PlayStation Vita版はPlayStation 3版とそれぞれ異なるハードのユーザー同士でもインターネットの通信対戦が可能(PlayStation 4版、Xbox One版は同機種同士のみ)。このほか、対戦中のプレイを保存して自由に鑑賞できる「リプレイ」機能も搭載されており、インターネットに接続することで自分のリプレイを他人に公開したり、他人のリプレイを保存することも可能。
セガがコンシューマで『テトリス』タイトルをリリースするのは2006年の『セガエイジス2500シリーズ Vol.28 テトリスコレクション』以来約8年ぶり。テトリスのルールはテトリスの統一ガイドラインに準拠したものであり、そのためテトリミノの配色および回転法則は旧来のセガ製テトリスのものとは異なっている。
本作のテトリスのコンボは「ライン消しの数・T-Spin(スーパーローテーションを利用したTミノの回転入れライン消し)・Back To Back(連続でテトリスやスーパーローテーションを利用したライン消しを行う)・Ren(連続でライン消しをした回数)・パーフェクトクリア(ぷよぷよの「全消し」と同様のシステム)」が採用されている。
各機種版の特徴
2014年2月6日にニンテンドー3DS・Wii U・PlayStation Vita・PlayStation 3版が同時発売(ダウンロード版も販売)。発売に先駆け、2014年1月22日に4機種すべてで体験版が配信された。
- ニンテンドー3DS版
- ローカルプレイ・ダウンロードプレイ・インターネット対応(いずれも2~4人まで)。いつの間に通信対応。3DS版同士のほか、Wii U版との通信対戦も可能。
- Wii U版
- インターネット対応(2~4人まで)。いつの間に通信対応。テレビを使用せずにGamePadのみのプレイに対応。Wii U版同士のほか、3DS版との通信対戦も可能。
- PlayStation Vita版
- アドホックモード、インターネット対応(いずれも2~4人まで)。PS Vita TV対応。PS Vita版同士のほか、PS3版との通信対戦も可能(後述のPS4版とは不可)。
- PlayStation 3版
- インターネット対応(2~4人まで)。PS3版同士のほか、PS Vita版との通信対戦も可能(後述のPS4版とは不可)。
- ダウンロード版は他3機種から遅れ、2014年4月15日より発売開始された。
2014年12月4日にPlayStation 4・Xbox One版が同時発売。いずれもパッケージ版のみで、既発売版で配信中のダウンロードコンテンツをすべて収録。
- PlayStation 4版
- インターネット対応(2~4人まで)。PS3版をベースに改良が行われ、「ドリームアーケードみんなで」で最大COM3体と対戦可能、リプレイ保存数が先行機種版の10から50に増加、テトリスの回転と移動の同時入力などシステムの見直しの他、ぷよぷよvsテトリス時の攻撃値の調整、ぷよぷよ接地から次の組ぷよが出るまでの時間とおじゃまぷよ落下時間の短縮、テトリスからぷよぷよへ攻撃した際のおじゃまぷよが降るまでの時間を延長など、様々なバランス調整が行われ、通信対戦時においても、遅延軽減や、クラブのルーム作成時に「ぷよぷよのみ」「テトリスのみ」のスタイルや4桁のパスワードによるロックを選択可能、BGM・背景・スキンなどの設定を自分側では反映されるようにするなど、様々な改善が行われている[3]。PS4版同士のみの通信対戦に対応しており、PS Vita版・PS3版や、下記のXbox One版とは通信できない。
- Xbox One版
- インターネット対応(2~4人まで)。特徴は上記のPS4版とほぼ同様。Xbox One版同士のみの通信対戦可能。
ルール
本作では5つの対戦ルールと、6つのルールでやりこみプレイをする一人用の「とことん」が搭載されている。5種類の対戦ルールはいずれもネットワーク対戦とレーティングランキングに対応している(レート値は全ルールで共通のもの)。
- VS(ブイエス)
- 「ぷよぷよ」と「テトリス」の最もオーソドックスなルールで対戦するルール。キャラクターセレクト時に、各プレイヤーが「ぷよぷよ」か「テトリス」のどちらのスタイルでプレイするかを決定する。なお、スタイルは各プレイヤーが自由に選択できるため、例えば参加するプレイヤー全員を「ぷよぷよ」のみ、あるいは「テトリス」のみに強制させるということはできない。
- 「ぷよぷよ」のルールは『ぷよぷよ通』に準拠、「テトリス」のルールは標準的な対戦ルール(ガイドライン)に準拠となっており、連鎖やラインクリアーで相手のフィールドにおじゃまぷよ・おじゃまブロックを送りあって対戦する。「ぷよぷよ」側は標準ではクイックドロップを使えないが、ローカル対戦・クラブではクイックドロップ使用可能に設定できる。
- なお、自分と異なるスタイルのプレイヤーがいるときは、相手に送るおじゃまぷよ・おじゃまブロックの量が相手のスタイルに合わせて変換され、その形状も「ぷよぷよ」側は四角いブロック、「テトリス」側はぷよの形になる(性質は通常のものから変化しない)。また、対戦者の中にぷよぷよのプレイヤーがひとり以上いる場合は、テトリスのプレイヤー全員のフィールド横に「アタックゲージ」が表示され、連続でラインを消す(REN)とゲージが増えていく形式となる。「REN」が途切れると、それまでたまったゲージの量に応じて、相手におじゃまブロックを送ることができる。
- ぷよテトミックス
- 「ぷよ」と「テトリミノ」が1つのフィールドに混ざって出現するルール。フィールドサイズは中間を取った8×16となっている。ぷよを消して「連鎖」をしたり、テトリミノを横1列並べてラインを消すことで相手におじゃまブロックを送り対戦する。フィールド上部中央に表示されている4つの「×」の位置にいずれかでもぷよかブロックが積み上がると負け。ぷよ1個とテトリミノの1ブロックのサイズはどちらも同列で、ぷよやテトリミノの消し方はそれぞれの基本ルールと同様だが、このルールではテトリミノだけでなく、組ぷよや後述の「SPツモ」もHOLD(ホールド)することができる。「ぷよ」のクイックドロップは標準で使用可能。
- また、このルールでは、以下のような独自のシステムが搭載されている。
- シングルミノ・ダブルミノ・SP(スペシャル)ツモ
- こ のルールでは特殊なテトリミノとして、ブロック1個だけの「シングルミノ」、ブロック2個だけの「ダブルミノ」、一定間隔でぷよとテトリミノが交互に切り替わる 「SPツモ」が出現する。SPツモの形状は使用キャラクターにより固定されている(例として、りんごやティはTミノ型など)。
- 組ぷよ・テトリミノの出現パターン
- このルールでは『ぷよぷよフィーバー』以降と同様に組ぷよも2個組だけでなく、3個組・でかぷよなどが登場し、使用するキャラクターによって組ぷよやテトリミノの出現するパターンが決まっている(出現パターンはこのルール独自のものが設定されている)。出現順は「キャラクター固有の形状の組ぷよ6組→テトリミノ2組→SPツモ→ぷよ6組(形状は初回と同じ)→ミノ2組→ダブルミノ→ぷよ6組→ミノ2組→シングルミノ」で1ループとなっており、1ループ内のテトリミノは、「SPツモ」になっていない6種類が重複なしでランダムに出現する。
- つぶし
- テトリミノをフィールド上のぷよ・おじゃまブロックの上に置くと、ほかのテトリミノ、もしくはフィールドの最下段に着地するまで、ぷよをつぶしながら落下していく。この時、ソフトドロップで落とした場合はぷよを1段ずつつぶしていき、ハードドロップで置くと一気にぷよをつぶして落下する。つぶされたぷよは、テトリミノが着地したあとにつぶされたときと同じ並び方でふたたび降ってくるが、つぶされたおじゃまブロックは完全に消える。
- アクティブ
- 『ぷよぷよ!!』の「アクティブ」ルールと同様に、ぷよやラインが消えている最中にも、つぎの組ぷよ・テトリミノを操作することができる。また、フィールドに連鎖数が表示されている一定時間内であれば、つづけてぷよやラインを消すことで、連鎖数を増やして連鎖をつなげることができる。
- ミックス連鎖
- ぷよ・テトリミノをどちらも続けて消すと「ミックス連鎖」となり、通常より多くのおじゃまブロックを相手に送ることができる。
- スワップ
- 一定時間が経過するごとに「ぷよぷよ」と「テトリス」のフィールドが交互に入れ替わるルール。試合開始時どちらのフィールドを先にプレイするかは、ルーレットで決定される。それぞれの基本ルールは上記の「VS」ルールと同じく、「ぷよぷよ」時は『ぷよぷよ通』、「テトリス」時はガイドラインに準拠している。「ぷよぷよ」側は標準ではクイックドロップを使えないが、ローカル対戦・クラブではクイックドロップ使用可能に設定できる。
- 一定時間ごとに「ぷよぷよ」と「テトリス」のフィールドが切り替わり、操作していないほうのフィールドはサブ画面として小さく表示される。操作中のフィールドが埋まった場合、もう片方のフィールドが健在でも敗北となる。フィールドの交代前に連鎖・ラインを消して発生していた予告おじゃまぷよ・おじゃまブロックは、操作中のフィールドにあわせて変換される。また、フィールド切り替わり時に操作していた組ぷよ・テトリミノは着地するまでそのまま自由落下していき、組ぷよなら4個以上揃う・テトリミノなら1ライン以上揃う状況ならば通常通りのぷよやラインの消去処理がなされ、それ以外の場合は積もらずに画面から消滅する。このため、切り替わり直前の状況によっては操作中のフィールドとサブ画面のフィールドからぷよぷよとテトリスで同時攻撃を行うことも可能であり、連鎖やラインクリアが一定時間内に発生すると「コンボ」となって、通常より多くのおじゃまぷよ・おじゃまブロックを相手に送ることが出来る。
- パーティー
- キャラクターセレクト時に「ぷよぷよ」か「テトリス」どちらかを選び、制限時間内に連鎖やラインを消して獲得したスコアを競うルール。制限時間終了時に、スコアがもっとも高いプレイヤーが勝ち。このルールでは、制限時間内ならば自分のフィールド上部までぷよやブロックがつみあがってもゲームオーバーにはならず、フィールド内のぷよやブロックがすべて消滅しリセットされるため、何度でも再プレイが可能(ただし、このときに相手全員に一定量のスコアが加算されてしまう)。
- このルールではフィールドに「アイテム」が設置される(全11種類で、サイズは「ぷよぷよ」では1マス分、「テトリス」では2×2の4マス分)。「ぷよぷよ」ではアイテムに隣接したぷよを消す(おじゃまぷよと同じ消し方)、「テトリス」ではアイテムを含む列のラインを揃えると、アイテムも同時に消えて効果が発動し、自分に有利な効果が起こったり、相手のプレイを妨害したり、相手のスコアを横取りすることができる。また、アイテムを消すと、直後に新たなアイテムが上から降ってくる。
- また、「ぷよぷよ」のスタイルを選んだ場合はクイックドロップが標準で使用可能であり、組ぷよの形状の出現パターンもキャラクターによって異なる。出現パターンの設定は『ぷよぷよ!!』の「ぷよぷよフィーバー」ルールに準拠している(連鎖ボーナスの倍率は異なる)。なお、テトリス側のキャラクターは本作では操作できない前作キャラクターの組ぷよパターンが流用されている。
- また、このルールでは「バランスタイプ」「みんなをおじゃまタイプ」「じぶんを強化タイプ」「スペシャルタイプ」の4種類のキャラクタータイプがキャラクターごとにそれぞれ設定されており、キャラクタータイプによって対戦中に出現するアイテムの傾向が異なっている。タイプの割り当ては以下の通り。
- バランスタイプ
- りんご、ドラコケンタウロス、ウィッチ、シグ、レムレス、ティ、アイ
- みんなをおじゃまタイプ
- アルル&カーバンクル、シェゾ、クルーク、フェーリ、りすくませんぱい、エス、ジェイ&エル
- じぶんを強化タイプ
- アミティ、ラフィーナ、ルルー、すけとうだら、まぐろ、オー、ゼット
- スペシャルタイプ
- サタン、エコロ、エックス
- ビッグバン
- キャラクターセレクト時に「ぷよぷよ」か「テトリス」どちらかを選び、ぷよぷよは常に「フィーバーモード」で、テトリスは常に「ラッキーアタックモード」で対戦するルール。「チャージタイム」中にぷよやブロックを消すことで攻撃力が増えていき、チャージタイム終了後たまった攻撃力で相殺が行われる。一番攻撃力の高いプレイヤー以外の全員が相殺後の残りダメージを受け、ダメージを受けるとフィールドHPが減っていく。先にフィールドHPがすべて無くなると負けとなり、最後まで生き残ったプレイヤーが勝ち。なお、一度の相殺で決着がつかなかった場合は、生き残ったプレイヤー同士でふたたび「チャージタイム」が開始される。
- 「ぷよぷよ」では『ぷよぷよフィーバー』の「フィーバーモード」と同様に、連続で出現する連鎖のタネをひたすら消していく。出現する組ぷよは2個組のみとなっており、クイックドロップが標準で使用可能。連鎖のタネをうまく消したり「全消し」をするとつぎに出現する連鎖のタネが大きくなり、連鎖数が大きくなるほど攻撃力も高くなる。
- 「テトリス」では、連続で出現する穴あきのセットをテトリミノで埋めてひたすら消していく。「REN」をつづけるほど攻撃力が高くなるが、ラインを消さずにテトリミノを置くとミスとなる。また、スーパーローテーションを使わないと消せないセットが出現することもある。
- とことん
- ぷよぷよとテトリスで記録更新をめざしてプレイする、一人用のモード。ぷよぷよとテトリスで、それぞれ3つずつルールが用意されている。
- とことんぷよぷよ
- ゲームオーバーにならないように、ひたすらぷよを消していくルール。出現する組ぷよは2個組のみ。
- とことんフィーバー
- 無限に出現する連鎖のタネを組ぷよでひたすら消していくルール。出現する組ぷよは2個組のみ。
- とことんちびぷよ
- 通常よりサイズの小さいちびぷよが降る10×18のフィールドで、ゲームオーバーにならないように、ひたすらちびぷよを消していくルール。このルールではクイックドロップが使用可能で、使用するキャラクターによって組ぷよの出現パターンが異なる(上記「パーティー」ルールに準拠しており、『ぷよぷよ!!』の「とことんちびぷよ」と同様)。
- マラソン
- テトリスで、150ライン消すまでプレイするルール。ゲーム開始前の「ゲームせってい」で、「エンドレス」の項目を「ON」にすると、150ラインを消してもゲームが続行されるようになる。
- 40ライン
- テトリスで、いかに早く40ラインを消せるかに挑戦するタイムアタックのルール。
- ウルトラ
- テトリスで、3分間の制限時間でどれだけ得点できるかに挑戦するルール。
メインメニュー
- アドベンチャー
- ぷよぷよやテトリスを攻略しながらストーリーを進めていく一人用のモード。本編全7章+EX章全3章の計10章で構成されており、各話ごとにプレイヤーが使用するキャラクターおよびルールが変化する。なお、EX章は有料の追加コンテンツ(PlayStation 4・Xbox One版ではDLCではなく隠し要素)となっており、いずれも番外編的な内容である。
- 1つの章は10話(ステージ)ずつで構成されており、特定の相手と対戦するステージと、一人でプレイする「とことんチャレンジ」などのステージが用意されている。ステージごとに設定されたクリア条件を満たすと、次のステージに進むことができる。
- ステージをクリアするとその成績に応じて「☆」が1~3個獲得でき、獲得した「☆」の数に応じてアドベンチャーモードの「たっせいど」が上がっていく。なお、同じステージで4回以上クリアに失敗すると「おたすけクリアですすむ」がメニューに表示され、選択するとそのステージをスキップして先に進むことも可能。
- ドリームアーケード
- 上記の5ルールや「とことん」のゲームを、ハンデやゲームの設定を自由に変更して遊ぶことができるモード。「ひとりで」では、コンピュータと1対1で対戦する「ワンプレイ」、つぎつぎに出現するコンピュータを勝ち抜いていく「かちぬき」、一人でやりこむ「とことん」がプレイできる。「みんなで」では、2~4人で対戦ができ、3人以上のプレイではチーム戦も可能。
- インターネット
- インターネットに接続して、「全国パズルリーグ」や「クラブ」のモードで全国のプレイヤーと対戦できるモード。「全国パズルリーグ」のレートランキングを見たり、ランキング上位者が公開しているリプレイの鑑賞やダウンロード、自分のリプレイを公開したりすることもできる。また、有料のDLC(「アドベンチャー」モードの追加ストーリーや、BGMなど)を購入することも可能(PlayStation 4・Xbox One版ではDLCではなく隠し要素として収録)。
- マイデータ
- 自分の成績やBGM、まんざいデモ、保存したリプレイの鑑賞、ゲームの設定変更ができるモード。また、ゲームをプレイしてたまったポイントを「ボイスチェンジ」「ぷよのしゅるい」などといった色々なアイテムと交換できる「ショップ」がある。
- レッスン
- ぷよぷよ、テトリスの基本ルールや上級テクニックを教えてくれるモード。
ストーリー
平和な日常を送る女子中学生のりんごの元へ、ぷよを消して再び異世界から飛ばされてきたアミティとアルルが現れる。3人は久しぶりの再会を喜び、いつものように“ぷよぷよ勝負”を始めようとする。だがそこに空から「謎の四角い物体」が現れ、3人は不思議な宇宙船へ飛ばされてしまった。そこで出会った謎の男の子「ティ」と、スペースシップ・テト号の乗組員たち。その出会いが大事件を巻き起こすこととなる。
キャラクター
『ぷよぷよフィーバー』以降に登場しているメインキャラクター勢[4]に加え、本作で新たに『テトリス』サイドとして用意された独自の新キャラクターが登場する。なお、今作の新キャラクター(テトリス世界のキャラクター)は『テトリス』のキャラクターとしてデザインされており、極端な場合、(セガから出すゲームに限らず)『テトリス』の続編が出た際にそのソフト内で登場する可能性はあるとされている[2]。キャラクターのイラストレーターは前作までとは異なっている。
太字はゲーム内のショップでポイント購入すると「ボイスチェンジ」が選択可能なキャラクター、斜字はとある条件を満たすとキャラクター選択で使用可能になる隠しキャラクターである。また、太字以外のキャラクターも有料ダウンロードコンテンツ購入によって「ボイスチェンジ」が選択可能になる(PlayStation 4・Xbox One版ではDLCではなく隠し要素)。
- 今作の新キャラクター(テトリス)
- ティ、オー、エス、アイ、ジェイ&エル、ゼット、エックス
- 初代『ぷよぷよ』より登場
- アルル&カーバンクル、すけとうだら、ルルー、シェゾ、ドラコケンタウロス、ウィッチ、サタン
- 『ぷよぷよフィーバー』シリーズより登場
- アミティ、ラフィーナ、シグ、クルーク、フェーリ、レムレス
- 『ぷよぷよ7』より登場
- りんご、まぐろ、りすくませんぱい、エコロ
上記の内、今作の新キャラクター全員と、ルルー、サタン、ラフィーナ、フェーリ、レムレス(キャラクター選択画面で右側に配置されたキャラクター)は、VSルールではデフォルトが「テトリス」、それ以外のキャラクター(左側に配置されたキャラクター)はデフォルトが「ぷよぷよ」に合っている(スタイルの自由選択は可能)。
また、プレイヤーキャラクターとしては使用できないが、サブキャラクターとしてリデル、アコール先生&ポポイ、ユウちゃん&レイくん、さかな王子、おにおん&おに子、どんぐりガエル(いずれも『ぷよぷよフィーバー』シリーズより登場)も「アドベンチャー」モードのまんざいデモにて登場する。
テトリス側の新キャラクターの「パーティー(ぷよぷよ)」「とことんちびぷよ」における組ぷよパターンは、ティを除き、本作では操作できない前作キャラクターの流用となっている。ただし、連鎖ボーナスの倍率は一部変更されている。
- ティ - りんご(ぷよテトミックスではそれぞれ異なる)
- オー - おにおん
- エス - リデル
- アイ - どんぐりガエル
- ジェイ&エル - ユウちゃん&レイくん
- ゼット - さかな王子
- エックス - アコール先生
ダウンロードコンテンツ
ニンテンドー3DS・Wii U・PlayStation Vita・PlayStation 3版では、シリーズで初めて有料のダウンロードコンテンツ配信が行われている。一部のコンテンツはそれぞれ個別になったものとまとめてセットになったものがあり、セット購入では価格が引き下げられている。
- 第1弾(2014年2月6日配信開始)[5] - EX章追加(全3章)、BGM追加(全10曲)
- 第2弾(2014年2月20日配信開始)[6] - 背景追加(1パック・5種セット)、ボイス追加(1パックにつき2キャラ分、全6パック・12キャラ分)、スキン追加(ぷよ全5種・テトリミノ全5種の全10種)
- 第3弾(2014年3月6日配信開始)[7] - あいさつ追加(1パックにつき3キャラ分15種、全8パック・24キャラ分120種)
PlayStation 4・Xbox One版では上記のすべての要素をソフト内に収録しており、アドベンチャーモードを進めることで入手できる隠し要素になっている。
脚注
- ↑ 「ぷよぷよテトリス」のPS4/Xbox One版が2014年12月4日に発売決定。他機種版ではDLCだった要素を,アドベンチャーモードの進行によって入手可能
- ↑ 2.0 2.1 (2014年4月8日) 『ぷよぷよテトリス』の続編の可能性は!? 細山田プロデューサーと対戦しながらインタビューしてきました 電撃オンライン [ arch. ] 2014-05-27
- ↑ 【PS4/ぷよぷよテトリス】同名タイトル 3DS、Wii U、PS3、PS Vita版「ぷよぷよテトリス」との主な違いを教えてほしい - SEGA よくある質問FAQ
- ↑ 登場する操作キャラクターは『ぷよぷよ7』とほぼ同一であるが、カーバンクルが単独の操作キャラクターではない、スケルトンTがウィッチに変更されている、ダークアルルが登場しない点が異なる。
- ↑ 『ぷよぷよテトリス』ダウンロードコンテンツ配信開始! - セガ
- ↑ 『ぷよぷよテトリス』ダウンロードコンテンツ第2弾配信! - セガ
- ↑ 『ぷよぷよテトリス』ダウンロードコンテンツ第3弾配信! - セガ
外部リンク
- ぷよぷよテトリス 公式サイト
- 3DS版 / Wii U版 / PS Vita版 / PS3版 / PS4版 / Xbox One版
- ぷよぷよシリーズ総合サイト
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