下手人

提供: Yourpedia
2007年5月4日 (金) 01:14時点におけるキリカ (トーク | 投稿記録)による版 (http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=下手人&oldid=9708506 2006年12月28日 (木) 02:05版から転記)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索

下手人(げしゅにん 中近世の読みは「げしにん」)は、解死人に起源を有する江戸時代に使われていた犯罪に関する語で、以下の意味を持つ。

  1. 殺人犯
  2. 庶民に科されていた6種類の死刑のうちで、最も軽い種類。
  3. 上記の刑罰に該当する犯罪行為を行った犯罪者のこと。

現在は、専ら「殺人犯」の意味で用いられる。

現在の日本では、死刑は「絞殺刑」のみだが、江戸時代には罪状に応じて6種類の死刑が定められていた。その中で最も軽い刑罰が「下手人」である。斬首(刀で首をはねる)により殺害する刑で、他に付加的な刑罰は科されない。引取り人がいる場合には、処刑後に死骸を引き渡し弔うことも許されていた。

関連項目