南古谷駅
南古谷駅(みなみふるやえき)は、埼玉県川越市大字並木にある東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線の駅である。
歴史
- 1940年7月22日 - 開業。
- 1985年9月30日 - 川越線電化、埼京線と直通運転開始。
- 2001年11月18日 - Suica導入。
- 2006年 - 新型自動改札機導入。
- 2008年1月19日 - 指定席券売機稼動開始。
- 2008年3月1日 - みどりの窓口閉鎖。
- 2009年3月14日 - 同日のダイヤ改正で、大宮方面の当駅始発となる列車を設定。これにより3番線の旅客運用開始。
駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを持つ地上駅。直営駅。指定席券売機、Suica対応自動改札機設置。バリアフリー設備として跨線橋にエレベーターが設置されている。
同じ川越線の指扇駅とよく似た駅舎を持ち、改札は南側の川越方面ホームにのみある。みどりの窓口は2008年2月29日を以って閉鎖された。北側には北口用地が準備されているが、現在は公園と駐車場になっている。
当駅の東側に隣接して川越車両センターがあり、全日早朝に3本、営業上の理由から当駅始発の高麗川行および八高線に直通する八王子行の出庫電車が設定されている。当駅止まりの設定は無く、その他は川越駅まで(から)回送される。同様に大宮方面行の殆どの列車は川越駅または指扇駅まで(から)回送されるが、2009年3月のダイヤ改正から、早朝に当駅始発・新宿行の列車が1本設定された。地域住民待望の始発列車運行開始ということもあり、始発列車開始に合わせて、駅には横断幕が設置された。
線路配線は、川越方が下り(1番線)が本線、上り(2番線)と3番線が分岐側。大宮方は上りが本線(2・3番線は両分岐)、下りが分岐側であるが、将来の複線化に備えた線路配置となっている。車両センターへの出入庫線は当駅の東側にある。また、車両センター敷地内から当駅までの本線南側と、当駅から川越駅の手前(川越市岸町一丁目)までの本線北側に、それぞれ複線用地が準備されている。ただし、複線化そのものは具体化していない。
のりば
番線 | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | ■川越線 | 川越・高麗川方面 | |
2・3 | ■川越・埼京線 | 大宮・池袋・新宿・大崎・りんかい線方面 | 3番線は一部列車のみ |
利用状況
近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
2000 | 6,538 |
2001 | 6,625 |
2002 | 6,784 |
2003 | 7,000 |
2004 | 7,095 |
2005 | 7,437 |
2006 | 7,539 |
2007 | 7,730 |
2008 | 7,837 |
2009 | 7,877 |
2010 | 7,837 |
2011 | 7,879 |
2012 | 7,908 |
駅周辺
当駅周辺は、川越線の川越駅以東の駅周辺では最も閑散としていたが、駅南側の区画整理や、北側での大型マンション建設およびショッピングセンターの完成により発展しつつある。
- 埼玉県道180号南古谷停車場線
- 埼玉県道335号並木川崎線
- 埼玉県道113号川越新座線
- 富士見川越バイパス
- 東京電力大中居変電所
- JR東日本川越車両センター
- 東邦音楽大学
- 東邦音楽大学附属東邦第二高等学校
- 埼玉県立川越高等技術専門校
- ウニクス南古谷(ショッピングセンター)
- セブン-イレブン川越南古谷店
- 城北埼玉中学校・高等学校
- 川越市役所南古谷出張所
- 川越今泉郵便局
- 川越税務署
- 九十川
- 南古谷病院
- 帯津三敬病院
- 川越警察署南古谷駅前交番
バス
- 路線バス
- コミュニティバス「川越シャトル」