学習院高等科
学習院中等科・高等科 | |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人学習院 |
設立年月日 | 1877年(明治10年)10月 |
共学・別学 | 男子校 |
課程 | 全日制の課程 |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒171-0031 |
東京都豊島区目白1-5-1 | |
電話番号 | 03-3986-0221 |
外部リンク |
学習院中等科・高等科(がくしゅういんちゅうとうか・こうとうか)は、東京都豊島区にある私立の中学校・高等学校である。設置者は学校法人学習院で、学習院大学の系列校である。
目次
概要
1877年(明治10年)に、主として華族の子弟のための学校として東京に開校され、120余年の歴史を有する伝統校。1947(昭和22年)、宮内省の管轄を離れ、私立学校として新発足した。財団法人学習院を経て、1951年(昭和26年)に学校法人学習院となり、現在に至る。現存する学習院高等科は旧制学習院中等科を母体としている教育機関で第二次世界大戦前の旧制学習院高等科は学習院大学の母体となって改組されており、旧制学習院高等科と名称は同一であるが全く別の教育機関である。
年間行事
- 4月
- 入学式
- 始業式
- クラブ紹介
- ホームルーム
- ガイダンス
- 健康診断
- オール学習院の集い
- 5月
- 中間考査
- 教育実習
- 6月
- 対筑波大附属高校定期競技大会
- 1896年より行われている学習院高等科、学習院女子高等科、筑波大学附属高等学校の運動部を中心とした総合定期戦。運動部に所属していない生徒も、一般種目に参加することができる。学習院では「附属戦」、筑附では「院戦」の名で親しまれている。
- 観劇
- 鳳櫻祭実行委員長選挙
- 7月
- 期末考査
- ボート大会
- 特別講義
- 終業式
- 9月
- 始業式
- 3年第1回実力考査
- 10月
- 院内大会
- 学校説明会
- 中間考査
- 2年生沖縄研修旅行
- 11月
- 鳳櫻祭(文化祭)
- 次年度選択説明会
- 総務委員長選挙
- 12月
- 期末考査
- 3年柔道納会
- 講道館において3年生のクラス対抗で行われる柔道大会。
- 終業式
- 1月
- 始業式
- 3年第2回実力考査
- 2月
- 3年期末考査
- 中等科入試・高等科入試
- マラソン大会
- 大学推薦入学内定
- 3月
- 期末考査
- 1年スキー教室
- 終業式
- 卒業式
内部進学
高等科への内部進学
高等科へは約95%が推薦で進学する。中等科3年時の学業成績、操行、出席日数が基準となる。例年約200名中数名が成績で基準を満たすことができず高等科非推薦となる。また高等科推薦を辞退して慶應、早稲田、国立大学附属高に進学するものも数名いる。
大学への内部進学
進学基準
高等科での学業成績、実力試験、学科が指定する科目の成績、出席や態度を加味する。 成績については、3年次の学業成績の平均点が60点以上で、50点に満たない科目が3年次2科目以内であり、実力試験において平均40点以上であることが基準である。 2年次までの学業成績は、平均点が一定の点数を切る場合に限り、借点として3年次の学業成績の平均点から減算されるが、基本的に影響はない。 また、3年次の学業成績の平均点と実力試験の平均点の和が120点以上あれば、ほぼ確実に希望の学科に進学できる。 しかし、出席や態度・素行(懲戒を受けるなどの非行)によっては上記の点数に関係なく、推薦を受けられないことがある。
実力試験
学習院大学に進学を希望する者は全員、受験しなければならない。(他大学に進学を希望する者も、9月の試験は受験する) 3年次の9月と1月の2回、行われる。1回目は高等科・女子高等科それぞれ単独で、2回目は女子高等科と共通の試験を受験する。 実力試験における平均40点の要件は2回とも満たす必要はなく、つまり、2回分を合算して80点であればよい。(各回平均点の小数点第一位は四捨五入された上で算出された2回の平均点でさらに小数点第一位を四捨五入して40点を満たせばよいため、39.5点が最も効率の良い点のとり方となる。ex)39.5点と38.5点が最も効率がよい)
他大学への進学を希望する場合
11月下旬に学習院大学推薦辞退届を提出する。これは撤回できない。 そのため、受験の結果によっては内部進学を後から選択するなどということはできない。 しかし、近年普及してきているAO入試のうち、合否が11月下旬までに判明するものに ついては例え不合格であったとしても内部進学を選択することができることになった。