大植英次

大植 英次（おおうえ えいじ、英:Eiji Oue、1957年〈昭和32年〉10月3日 - ）は日本の指揮者。

広島県広島市佐伯区出身。４歳からピアノを始め、戸田繁子の薫陶を受けた。15歳で桐朋学園に進学し、斎藤秀雄に指揮法を師事。1978年から小澤征爾の招きによりアメリカに渡ってニューイングランド音楽院に籍を置きつつタングルウッド音楽センターで学び、レナード・バーンスタインの助手を務めた。1982年にグレーター・ボストン青少年管弦楽団の音楽監督に就任。1986年から1990年までバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団の副指揮者、1990年から1996年までエリー・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、1995年から2002年までミネソタ管弦楽団の音楽監督、1998年から2009年までハノーファーのNDRフィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、2003年から2011年まで大阪フィルハーモニー交響楽団の音楽監督、2006年から2010年までバルセロナ交響楽団の音楽監督を歴任。2000年よりハノーファー音楽大学の教授。