三軒茶屋愚連隊
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「三軒茶屋愚連隊」(さんげんぢゃやぐれんたい)とは、日本の暴走族である。暴走族の連合体「関東連合」の友好団体の一つ。
概要
東京都世田谷区三軒茶屋を拠点とする。80年代半ばに「関東連合」所属の暴走族「三軒茶屋ブラックエンペラー」が、諸事情により後継者を立てずに解散することになった際に、後継チームとして旗揚げしたのが「三軒茶屋愚連隊」である。80年代末期から90年代前半までの「関東連合」が有名無実と化していた時期には勢力的に活動していたが、見立真一ら昭和53年世代の不良少年が正式に「関東連合」を復活させて以降は、急激に影が薄くなった。
90年代半ばに『ティーンズロード』編集長の比嘉健二が三軒茶屋愚連隊を取材した際は「かつての暴走族のイメージから程遠く、チーマーと何ら変わない」「二輪はアメリカンタイプ、四輪は車高を上げてヒップホップを大音響でかき鳴らし、車内にはスケボーを積んでいる」と語っている。また、柴田大輔は自著『いびつな絆』内で「三軒茶屋愚連隊は私たち(宮前愚連隊)ほど凶暴なグループではなかった」と述べている。
なおヒップホップグループの「妄想族」は三軒茶屋愚連隊のOBが中心となって結成されている。