利用者:間久部明2
絶体絶命でんぢゃらすじーさん
絶体絶命でんぢゃらすじーさん(ぜったいぜつめい - )は曽山一寿の漫画。2000年12月号から現在までコロコロコミック及び別冊コロコロコミックにて連載中である。過去には小学四年生、小学三年生、ちゃおや週刊少年サンデーにも掲載された。 目次
1 概要 2 人気・評価 3 主な登場キャラクター 4 主な建物・場所 5 用語 6 ゲーム 7 アニメ 7.1 スタッフ 7.2 番外編 7.2.1 住宅ヒーロー7階建てマン 7.2.2 ボンバー井上のニコニコお料理コーナー 7.2.3 最高料理人味助 7.2.4 闘え!公園番長 7.2.5 冒険少年レオン 7.2.6 炎の教師、熱血先生 7.2.7 勉強大好きドリル兄さん 8 ぼくのおじいちゃん 9 その他 10 放送リスト 11 外部リンク
概要
じーさんと孫が織りなす不条理ギャグコメディ。第50回(平成16年度)小学館漫画賞児童向け部門受賞。TVアニメ(テレビ東京系「ギャグコロスタジオ」内)やテレビゲームにもなった。「絶体絶命でんじゃらすじーさん」「絶対絶命でんぢゃらすじーさん」は誤字。
今現在、おはスタの中で放送中。(7:00~7:02)2004年4月~2005年3月まではギャグコロスタジオで放送されていた。 人気・評価
コロコロコミックの中では長期連載の部類に入る。上位に掲載されていることが多く、時折表紙にも大きく書かれていることから、看板的な存在で根強い人気を誇っているといえる。 しかし、批判的な意見も多い。「何でもやって笑わせる」と言うギャグのスタイルはボボボーボ・ボーボボ・浦安鉄筋家族でも同様で、下ネタやブラック(人が死ぬ、流血など)なギャグを主体とするため、保護者層からの反応は芳しくない。
注意:以降に核心部分が記述されています。 主な登場キャラクター
サブキャラクターは「絶体絶命でんぢゃらすじーさんのサブキャラクター一覧」を参照。
じーさん (声優:中村大樹)
世の中の危険から生き抜く方法を教える一人の老人(むしろもっと危険になってることが多い)。ハラマキにランニングシャツという典型的なおじさんの格好をしている。たまに腕や足、体などがのびたり、コスプレ(時には変身)したりする。将来の夢は課長。「孫爺砲」と言うエネルギー波動砲の様な必殺技を持っているが、この技は後頭部から出てくる。「失恋大爆笑パンチ」という必殺技も持っているが、作中ではきちんと披露されないまま終わっている。その他「大自然どすこいチョップ」など多数の技をもつ。(ほとんどの技は名前だけで派手さはなし。)好きな言葉は「酒池肉林」、好きな食べ物は「ソース」、好きな動物は「イリオモテヤマネコ」で好きな駅が「西日暮里駅」。
孫 (声優:恒松あゆみ)
じーさんの孫。小学校5年生の男の子。赤いジャケットがトレードマーク。特技は工作。このマンガの登場人物の中では一番まともな感覚の持ち主であり(じーさんのペースにつられて、たまにおかしくなったりするが)、作中では主にツッコミ役担当となる。ツッコミ役であるがゆえ、連載雑誌コロコロコミックの少年キャラとしては比較的地味な人物である(そのことをじーさんにケチョンケチョンに言われてへコんだこともある)。じーさんの被害を一番多く食らっている。コロコロコミックの別冊付録で100ページの漫画が掲載されることになったとき、じーさんにページ数を「孫が12ページに一回死ぬとしても8回以上死ぬ計算になる」と例えられた(コミックス掲載時は96ページになった為「10ページに1回死ぬとして9回以上」に修正される)。名前は不明。本名は作者自身は考えているそうだが、「いつか明かす」と言いながらいつまで経っても明かされない。家族構成はじーさん以外不明。が、漫画の初期の方で母親に一声かけて学校に行ったり、母親にお使いを頼まれたりしているため、じーさんと二人暮らしというわけではないようである。
校長(ミュミャリャツァオビュビュンピピュブリャプピフンドシン) (声優:平野俊隆→千葉繁)
孫の通っている学校の校長。自分が一番偉くないと気がすまない男。気に入らないやつは殺す。そのために「殺人兵器」やバズーカなどをもっている。「~じゃい」が口癖。漫画の初期の頃はじーさんに連勝していた時期があったが、話が進むにつれ、なんだかんだ言って事有るごとにじーさんやその他の登場キャラにやられる可哀想な役回りの人物になっていった。登場人物の中でも死亡した回数が特に多い人物の1人である(実は過去には最強さんやゲベといった強敵に勝った経験もある。ただし、最強さんは腹痛で動けなかったため、ゲベにいたってはわざと負けてあげただけなので、厳密には勝利とは言い難い)。将来の夢は「宇宙(飛行士ではない)」。殴られたりすると人の名前を叫ぶことがある(例・「みちるー!!!」「るみこー」「さなえー」「ひでこー」「ひろしー」など)。一時期すごく太ってしまったため、じーさんの協力によってダイエットに挑戦し、ヘンな生物になってしまい読者の投票で何とか戻ったが、いろいろあって映画館になった。しかし、現在はもとの姿にもどっている。コロコロコミック8月号で、校長名前人気投票では、校長の名前は9番のミュミャリャツァオビュビュンピピュブリャプピフンドシンという、長い名前に決定したのである。ちなみに、元の名前は3位であった。
ゲベ (声優:太田哲治)
ネコのような外見の謎の生き物。じーさんのぺットで「ゲベ」が口癖。時々8頭身マッチョになる。作中最強のキャラの1人であり、敗北したのは2回だけ(そのうち1回はわざと負けた)。最強さんより強いかは不明。耳からパンチを出せる。たまにじーさん達を食べてしまうことも。コミックス5巻、「ワガハイの変身じゃい」の頃は、育ち盛り。「しゃちょー」という名札を、じーさんが「じでんしゃちょーべんり」と書き換え(じでん、べんりを書き足した)後じーさんに見込まれて拾われた。ゲベの頭が屋根に乗っている自動車も登場したが、ゲベ自身が変身した物かは不明。将来の夢は「すき焼き」(昔の夢は弁護士になる事だったが、「ネコだから」という理由で却下され挫折した。)。クイズ大会の話では彼の言ったことは全て正解になったが、これはゲベがじーさんに8億円の賄賂をつかませた為(8億円の出所は不明)。「言っていることが分からない」という理由でじーさんや校長を74式戦車や零式艦上戦闘機で殺した事もある(校長は無条件で殺した。戦車は買ったが零戦は盗品とのこと)。また、近所の野良猫と友達となっていたが、言葉は通じない。最近はしゃべるキャラクターとして定着しつつあるが、自身はかなりの毒舌である。首が取れることもあり、中には妹を探している人が入っていた。足音が「おぎょ~む」「ぴゅじょ~」「ぬさささー」などと変。
最強さん
じーさんの近所の史上最強おじさん。他の登場人物を食べたり殺したりすることが多い。シルエットの様な姿で登場しているが本当の姿かは不明。全長は4メートル前後らしい。最近しゃべる事が判明した。(テレパシーの様なものらしい。)子どもが交通事故に遭って死んでしまい涙が枯れるまで泣いたという内容の嘘の話をまごにしたことがあり、その嘘の内容からすると子供はいない模様。納豆が嫌い(好きな食べ物はミミガー、よっちゃんイカを食べたがっていた事もある)。大長編で腹痛で(実際は体内でエネルギーを吸い取られていたため)校長に負けてしまった事がある(劇中の描写は腹痛で倒れた所に偶然校長が飛び込んできただけともとれる)。口から破壊光線を発射し、あらゆるものを塵に変える。
マッスル竹田 (声優:坂口候一)とステップ長谷川(声優:太田哲治)
2年に一度コンビで登場。じーさんと三人で「運動ならなんでもおまかせ隊」を結成するも、まったく役に立たない。マッスル竹田は体力、ステップ長谷川は運動神経を売りにしている。初登場は連載第2話で校長よりも早く登場した。なお、アニメでは長谷川の名前がステップ鈴木に変更されている。5年に一回しか風呂に入らない。
ちゃむらい
泣き虫の侍。桃色のひょうたんに手足とにょろりとつきでた口がくっついたような外見をしている。にわとりにそっくりな外見とも言う。侍なので一応刀を持っているが刀身がない。自分が弱虫なのをいいことに誰も相手にしてくれない。最近空を飛ぶ能力があることが判明した。相当な泣き虫で歩くのが遅いだけで泣くが、他人が交通事故に遭う等、自分の関係ない事では絶対に泣かない(他人に助けを求められても、自分に関係ない限り絶対に助けない)。相手(じーさん)耳元でこそこそと話す。特技は号泣。対戦相手の中で一番強かったのは「ごみ箱」。
りゅぬぁってゃ
動物園の園長をしている珍獣。自分のことを人間だと強く主張しているが、映画を観るときはなぜか自分はペットだと言ってペット料金で観ようとする。ちなみに、口から波動砲かレーザービームの様な技を出せる上バトルモードになると、とても人間とは思えない化け物になる。良く葉巻をくゆらしている。また、半魚人に容姿を変えて尻尾から大量の水を出す技と水中なら魚のように自由に動き回れる能力を得、水族館の園長にもなった。その後はじーさん達と遊んでいるシーンもあることから友人として扱われているようだ。その後性別は不明だが3匹の子供を卵から産む。(子供の名前は全員川井。)
近所のガキ
じーさんとたまに野球、砂遊びなどで遊ぶ無表情な二人組の子供。ゲベとは仲がいいらしく、ゲベ同様に毒舌。また、二人の内背の高い方はいつも左に、帽子をかぶっている方はいつも右にいる。
作者(曽山)
このマンガの作者。やたらと邪険にされている。裏のお悩みコーナーでは腰と頭がダルいと訴えたが、「知るか!」で片付けられた。マンガ(本編)ではあまり登場しないが、そやまんが(後述)で登場している。なお、コロコロのじーさん関連の特集やゲーム版の攻略本では「ソヤマ氏」と呼ばれている。
不良
改造学生服にリーゼントの昔のテレビドラマに登場するような古いタイプの不良。たらこ唇。ほぼオチ担当で、ストーリーのラストで孫が不良ぶつかり、孫がじーさんに助けを求めるが結局助けてもらえない(話によって逃げられたり無視されたりする)という展開での登場が圧倒的に多い。マンガ内よりコロコロ等の付録での登場の方が多い。服には「うさぴょん」と書いてある。
これ以外にもその場限りのキャラクターが大量に存在する。大抵は名前が分からない上に、次回以降に登場することはほとんどない。(ちなみに名前のほとんどはコロコロの付録の大でんぢゃじー典で解明している。)ちなみに女性キャラクターはほとんど登場せず、出てきても女性どころか人間の形すらしていないことも多い。 主な建物・場所
じーさん家
じーさんと孫の自宅。2階建て。一度サンタにテレビを盗まれたが、今は戻っている。頻繁に爆発・破壊されるが、次の回までには修復されている。自爆スイッチ(じーさんが380万円で購入)が付いていたりいきなり回りが崖になっていたりする。また、居間にはトゲ床がある。 また、テレビアニメ版では大幅に美術設定が追加された。(例えば庭に通じる窓や廊下など) ゲーム版によれば、所在地は東京。
学校
孫が通う小学校。ここの校長は自分が一番偉くないと気がすまなく、生徒からの苦情も絶えない。ここには校長の銅像があるがじーさんが壊してしまった。ちなみに孫以外の生徒は適当に描かれている。朝の朝礼はほとんど毎日やっていて、朝からひどい時には給食の時間までくいこむ。その上内容は、校長が「我輩って偉いよね~」を繰り返すもの。作中で、校長以外先生が一人もいなくて、休み時間ばかりだという事が事が明らかになっている。
街中
普通の街のはずだが、じーさん達のせいでたまにとんでもない事が起こる。
公園
じーさんと校長の決闘の場。インド公園、はなげ公園、ニキビ公園など。
スーパーはなげ
じーさん家の近くにあるスーパーマーケット。店長は強面の大男。原作では1回のみの登場だったがアニメ版では校歌の回に名前だけ出てくる。
クトゥ屋
新しい靴屋。ニセ靴やマグロを販売。平原に正方形の建物というシンプルな設計になっている。孫が新しい靴を欲しがった時にじーさんが「もしかしたら奇跡が起きて普通かも知れない」と言って孫を連れてきた。
本屋
一見、何の変哲も無い本屋。店長はマッチョで、万引きは絶対に許さない。
動物園
りゅぬぁってゃ(前述)が経営する動物園。普通の家の様な外観に、動物園と書かれた巨大な看板が立っている。「キリンっぽい」と言う理由だけで掃除機を飾っている。どうもそれしか飾っていない模様。
水族館
りゅぬぁってゃ(前述)が経営する水族館。普通の家どころか単なる公衆便所にしか見えない外観に、水族館と書かれた巨大な看板が立っている。中には「ぼくさかなー」という吹き出しと魚の絵が書いてある張りぼてがある。その絵の頭には穴が開いており、そこに首を突っ込むことによって魚に「変身」できる。(観光地などによくある「あれ」と孫が説明している)どうもそれしか飾っていない模様。
ブラボー王国
じーさんが住んでいる国。日本によく似ている。
用語
でんぢゃらすぞ~ん
じーさんがハガキを紹介するコーナー。内容は基本的に読者の危険体験談(これがメイン)、駄洒落、イラストなどだが、よく意味不明なハガキを検証したり、余りにもふざけた内容のハガキ(コロッケ!のイラストが描かれたハガキ等)に喝を入れたりもする。ハガキを採用されると曽山先生の色紙がもらえる。2005年11月号から読者の考えた危険回避法も募集している。一回だけ話を無理矢理終わらせて突然登場したことがあり、孫に単行本にするときどう処理するんだと怒られた(結局単行本では書き下ろし4コマを入れることで対処した。またセリフも改正されている。)。
おしおきのコーナー
誰かがおしおきを受けるコーナーである。
そやまんが
作者・曽山がてきとーな事をてきとーに書いたどうでもいいマンガ。内容は主に曽山自身の普段考えている事や思い出話など。また、作者の近況報告や生活観が十分に伺える。コミックスに毎回3~5本掲載されているが9巻と12巻のみページの都合で載っていない。
ゲーム
絶体絶命でんぢゃらすじーさん ~史上最強の土下座~
(ゲームボーイアドバンス、2003年9月26日、キッズステーション) 漫画の登場人物・じーさんと孫が宇宙人の侵略から地球を守るアドベンチャーゲーム。イベントごとに様々なミニゲームが用意されており、アドベンチャーパートの選択肢やミニゲームの勝敗によってじーさんが七変化する。この「マトリックスシステム」によるじーさんのバリエーションは25種類あり、能力の変動のみならず、ストーリー展開やミニゲームのルールにも影響を与える。また、通信対戦によりじーさん同士を戦わせることも出来る(ただし、対戦の方法はただのジャンケン)。しかし、決定ボタンは普通のゲームのようなAボタンではなくRボタンであったり、能力やミニゲームの結果によってはめちゃくちゃなストーリー展開になったりと、原作同様おかしな要素も含まれていた。 コロコロ内でもやる気無さげに宣伝(自らクソゲーと暴露)していたが、読者から結構評判がよく本誌で毎月行われている「発売中で欲しいゲームランキング」ではまさかの3ヶ月連続1位を達成した。
絶体絶命でんぢゃらすじーさん~泣きの1回 絶対服従ばいおれんす校長~ワガハイが1番えらいんじゃい!!~
(ゲームボーイアドバンス、2004年3月18日、キッズステーション) じーさんのライバルキャラ・校長が登場する。自分が目立ちたいがためにわざわざ宇宙人を呼び戻した。内容は前作と似ているが、校長のわがままなのか、リゾート地ばかりが舞台となっている。このゲームが発売された際、作者自身が「悪ふざけだと思った」と語っている。
絶体絶命でんぢゃらすじーさん痛~怒りのおしおきブルース~
(ゲームボーイアドバンス、2004年7月16日、キッズステーション) 曽山が大切な原稿をなくしてしまい、そのままだとじーさん達が消えてしまうため、原稿を探しに行くと言う、言うなれば曽山の尻拭いをする為冒険に出ると言うあらすじ。敵に路上においてある物を投げつけて戦う。今回も変身能力が物を言い、変身で川や海など普通では行けない所へ行けたり、車など重くて投げられない物を投げられるようになれる。初回版には特典としてタオルやうちわがついてきた。
絶体絶命でんぢゃらすじーさん3~果てしなき魔物語(- まものがたり)~
(ゲームボーイアドバンス、2004年12月16日、キッズステーション) 今回は横スクロールとなった。 孫が読書感想文が書けないとじーさんに相談したせいで、絵本の中の世界に入り込んで出られなくなり、仕方が無い為、参戦した校長、ゲベと共に絵本の世界をめちゃくちゃにしながら冒険すると言うあらすじ。今回は状況に合わせて四人(三人と一匹?)を使い分け、四人それぞれ攻撃するだけで無く、協力したり時には移動用のソリを使ってまで敵を倒す。ザコや中ボスなどは昔話をモチーフにしている。(鬼や魔女、巨人、オオカミなど)ちなみに初回では「せいねんとせきぞう」という曽山の書き下ろし絵本が付いていた。(絵本は今や入手困難。)
絶体絶命でんぢゃらすじーさんDS~でんじゃらすセンセーション~
(ニンテンドーDS、2006年1月14日、キッズステーション) 今回はクソゲーを超えたダメゲーが登場。さらに1000コマ以上(コロコロコミック200ページ分)を収録。 じーさんと孫は、ゲームを面白くする為に冒険に出た。 ちなみに、エンディングに主題歌ができた。
アニメ
現在、アニメは「おはスタ」で放送されている。
第1期(2003年10月~2004年3月)
おはスタ内で不定期に放送された35秒のアニメ。原作にあった話を元にしているが後期はオリジナルも含まれていた。この時の作品は2004年夏に発売された作品のグッズやゲームなどを集めた「でんぢゃBOX」同梱のVHSに収録されている。(ただし、「時限爆弾から逃げろ!」、「釣りの極意」、「虫歯を治せ!」、「コタツは最高!」、「ピーマン克服法」、「じーさんのひげ」、「ブランコ」、「覚悟!もちの焼き方」、「なくした靴下」、「ルンルンハイキング!」しか収録されていない。)
スペシャル版(2003年12月30日)
おはスタのスペシャルで放送された10分間のオリジナルストーリーのアニメ。第1期同様「でんぢゃBOX」内のVHSに収録されている。
第2期(2004年4月~2005年3月)
ギャグコロスタジオ内で放送された5分間のアニメ。ギャグコロスタジオがBSジャパンでも放送されていたため、この時期に限り、BSジャパンでも視聴可能だった。原作の話と番外編(後述)1~3話を放送。番組内では着ぐるみのじーさんも出演していた。この時の作品はDVD全4巻に収録されている。
第3期(2005年3月~)
再びおはスタ内で放送されている2分間のアニメ。放送時間は午前7:00~7:02。 スタッフ
原作:曽山一寿 監督:山口頼房 脚本:笹川勇 キャラクターデザイン:西野理恵 美術監督:松宮正純 撮影監督:渡辺宜之 色彩設計:松浦頼子 編集:坂本雅紀 音響監督:千葉繁 音楽:田光マコト アニメーション製作:スタジオ雲雀 製作:小学館プロダクション
番外編
アニメで、じーさんの話が終わったあと(最近は金曜日)に放送される短編。いくつかのシリーズがある。でんぢゃらすじーさん本編とは内容的には繋がりは無い。 住宅ヒーロー7階建てマン
正義のヒーロー「7階建てマン」が世界の平和を守る。頭の上に7階建てマンションが乗っている。 よく天井や梁(はり)に頭の上のマンションをぶつけて折ってしまう。だが絵を見る限り6階建てである。 また、ライバルに893階建てマンがいる。登場するたびに『頭の七階建てがある限りぃ、世界の平和はオラが守だぁ』と言うきめ台詞がある。
原作では単行本第三巻に登場。内容は七階建てマンが平和を守ると宣言したが、オチの部分で頭の七階を折って死亡してしまうと言うアバウトな話だった。アニメではアメコミを思わせる様な作画にアレンジされ原作に登場しないキャラクターも多数登場した。 放映リストは、
第1階「じゅーたくーっ!ひーろおーっ!七階建てマーン!登場!」 第2階「七階建てマン出動!」 第3階「七階立てマン出動!の続きだべイベー!」 第4階「強敵平屋マン」 第5階「「七階建てマン!あなたのおかげよオオオオオオッ!」~ブリッヂガールの愛~」 第6階「じゅーたくーっひーろおーっ!六階建てマーン!登場!」 最終階「ちょーこうそおーっひーろおーっ!70階建てマーン!大登場!そして、じゅうたくー!ひーろおーっ!8階建てッ・・・・・・・・」
登場人物
七階建てマン→七十階建てマン
スーパマンを思わせるような姿をした七階建てのビルを頭に持つヒーロー。毎回頭の七階建てを折って死亡してしまう。一人称はオラ。ゲームでは「絶体絶命でんぢゃらすじーさん痛~怒りのおしおきブルース~」で七階建てデパートと言うデパートのオブジェとして登場だが実質的には出ていない。頭の七階には変な生物も住み着いている。ビルの中は居心地や設備が悪く苦情も多く、住人からは不評の様だ。喋り方はどことなく東北弁である。アニメ第2期での最終回では、七十階建てマンにパワーアップしたが、バランスのせいで頭を折ってしまい、最終的には死んでしまった。マントウイングで空を飛べるが、七階建てのせいで墜落、死亡。
893階建てマン
DVD第一巻の映像特典で登場。頭の建物は現在の建築法でも不可能な893階もあり、よく見るとじーさん、ゲベ、最強さんも中にいた。これだけビルが高いと重量や動くときはどうするのだろうか。謎の多い人物である。
六階建てマン
七階建てマンの仲間で弟。七階建てマンがピンチのときに駆けつけてくれたが、兄同様頭の六階を折って死亡した。七階建てマン同様マントウイングで空を飛べる。
ブリッチガール
七階建てマンの恋人らしき人物(定かではないが)。七階建てマンと夕日の港で抱き合おうとしたがすれ違い様に七階建てマンの頭の七階を折ってしまった。頭にはブリッチのオブジェがある。二人が接近したとき作画が本物のアメコミの絵柄になった。七階建てマンの頭を折ったあと、太った人になった。
八階建てマン
七階建てマンの最終回(ギャクコロ放映分)の最後にシルエットのみ登場。七階建てマンに代わる新たなヒーローとして登場するが、最終回だったためじーさんの「そんなわけねーだろ」と言う一言で一瞬で退場した。
平屋マン
七階建てマンの宿敵である。 ボンバー井上のニコニコお料理コーナー
料理の達人・井上(絶体絶命でんぢゃらすじーさんのサブキャラクター参照)が男の料理を教える。 ゲベが初登場した回ではじーさんがアシスタントをしていたが第2回以降はメガネをかけた女性が務めている。 たいていは「料理は自分で編み出すもの」とか「今日は気分が悪い」と言って何も作らない。
アシスタントの女性「井上先生、今日はどんな料理を作ってくれるんですか?」 井上「バカ野郎!!料理ってのは自分で編み出すもんじゃーい!!!!」
と、いう感じで終わる。 ゲベ初登場時でじーさんがアシスタントをやっていた時、はじめは楽しげだったが井上の一言で一気に気まずく重苦しい雰囲気になった。以後、まったく放送していない。 放送リストは、
「(サブタイトルが無い為、なし)」 「アップルパイ」 「ビーフストロガノフ」 「ミートアップルパイ」 「シーフードスパゲティ」 「しびれあんかけのかわり揚げ」 「料理のコツ」
「料理のコツ」では最後、ボンバー井上は「いつまで見てんだバカヤローーーー!」と言っていた。 余談だが、いつも井上が「バカヤローー!」とか「あーーーん!?」 と言うとき、アシスタントの女性が年をとる。 最高料理人味助
「最高の料理」をめざす料理人。 ちなみに将来の夢はプロ野球選手である。実は味助の正体は着ぐるみで、中にはじーさんが入っている。 闘え!公園番長
公園の味方・公園番長。公園の遊具に名前を付けている(滑り台のダイちゃん、ブランコのランコ、砂場のタナベレナ、水道は大騒ぎしたが最終的にジョーに落ち着いた)。「今年で三十八歳」なのは秘密である。必殺技?に「ブランコあたっく」・「すべり台くらっしゅ」がある。アニメ版では幼馴染の「歩道番長」「柵番長」も登場した。放映リストは、
第1翔「公園番長登場」 第2翔「行け!田中!」 第3翔「お前らに名前をつけてやるっ!のまき」 第4翔「公園祭り開催ー!」 第5翔「大決戦!公園番長vs歩道番長VS柵番長」 第6翔「謎の新入り出現!」 最終翔「怒りの炎を上げた社長が公園番長をクビに・・」
サブタイトルは本当は、なし。あと、タイトルは公園番長だが、おはスタ版では、闘え!公園番長。 冒険少年レオン
世界中のお宝を手に入れるのが夢の冒険家。 スーパーマリオのようなステージを冒険するのだが、一回目は、ハシゴを使って、渦巻き状の洞窟(?)の中に入るまでは良かったが、宝箱の所まで登れなくて泣き、二回目は崖を飛び越えて向こうの宝箱を取るのだが、途中で足を滑らせて落ちた。三回目では炎を吹く大きなカメの元へ向かうがまたも途中で足を滑らせて溶岩に突っ込んでしまう。(架空) 炎の教師、熱血先生
教育熱心な学校の先生だが、極端なうっかり者でいつも訳の分からないことをしている。(日曜に来て誰もいない教室で授業をしたりなど)放映リストは、
第1話「さよなら熱血先生」 第2話「熱血先生の怒り」 第3話「熱血先生のあせり」 第4話「熱血先生の夏」 最終回「やめないで熱血先生」
勉強大好きドリル兄さん
頭の上にドリルがある。最後には、勉強のほうのドリルか角のほうのドリルかこんがらがる。原作では、一コマのみ登場。作者は放送されることすら知らなかったようだ。なので、単行本7巻の、カバーをとった本当の表紙では、「びびった」と曽山が言っている。一度だけアニメになったことがあるという。年齢は不明。好きな食べ物は水、好きな事は勉強である。語尾に「よーう」とつけるのが口癖だ。 ぼくのおじいちゃん
「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」が発表される前に作られたとされる漫画。第47回新人コミック大賞受賞作品。曽山一寿の短編集「そやまつり」に収録。祖父と孫が主な登場人物である点等、後の「絶体絶命~」に共通する部分がいくつかある。
孫には「洋助(ようすけ)」という名前が設定されている(体育服には「まご」とそのまま書かれていた)。 おじいちゃんには後頭部に髪の毛が生えており、年齢98歳という設定になっている(また戦争を経験している)。 「絶対絶命~」のじーさんはこの作品に登場するおじいちゃんがルーツであると思われている事が多いが、正確にはそれ以前に作者が書いた漫画「店」に登場する老人が始まりらしい。しかし、この作品は「つまらない」と言う理由で担当に見せるのが怖くなり、作者自身が封印し、「そやまつり」に鉛筆書きの数コマが(しかもカバー裏に)掲載されているのみである。
その他
登場人物はしばしば(特に最後に)リアルな顔になる(言葉の意味どおり受け取ればリアルな顔とは実写に近い顔になるが、描かれた顔によってはリアルまがいの変な顔という表現が正しい場合もある)。一度だけケシカスくんにその事を批判されたことがある。
ナレーションは、時折太字の明朝体で1ページ使って書かれる事がある。
2004年以降、コロコロコミックの9月号では毎年「でんぢゃらすじーさん」の100ページの別冊付録が同梱されている。2004年は小学四年生に掲載された漫画の再録だったが、2005年以降は100ページの長編(正確には表紙、裏表紙とその両裏を差し引くので96ページ)が掲載されており、本誌のじーさんではその長編の予告などを掲載しリンクしている。話の中盤から後半にかけてはシリアスな雰囲気も織り交ぜ、人生を生きる上での大切な事をテーマとして示唆するストーリーは感動的であると結構高い評価を得ている。なお、大長編の漫画がある号では本編が適当になる(作画が適当になったり、出来損ないのポケモンのようなキャラをじーさんのかわりに出すなど)。
2005年公開の映画、「ロックマンエグゼ 光と闇の遺産」と「劇場版デュエル・マスターズ 闇の城の魔龍凰」の開始直前に、じーさんと孫が僅かながらゲスト出演している。その際、ロックマンエグゼのEDデロップにはキャスト紹介されたほか、最後に「おじゃましました。」と表記されていた。 こちら葛飾区亀有公園前派出所連載30周年記念本超こち亀の中に登場した。 作者の曽山は「でんぢゃらすじーさんの連載が始まる前、マンガのタイトルとして『超人じじい』というタイトルも考えたけど、2秒でボツになった」と「そやまんが」の中で語っている。 アニメは5月から韓国でも放送。 コロッケ!のゲームにゲスト出演した事がある。また、逆にじーさんのゲームにコロッケが出演した事もある。
おはすたにしばらくじいさん出ていなかったが2015年9月21日に久しぶりに登場した。18日の予告編で明らかになった 放送リスト 話数 サブタイトル ゲストキャラ 1 落下!/爆発!/猛獣!
携帯電話でじーさんと話した人 人食いライオン
2 ドライブぶーぶーじゃっ!
G3(じーさん)号
3 ルンルンハイキングじゃっ!/かぜでしにそうじゃっ!
クマ 天使 ブサイク天使
4 校長登場じゃっ!/あみだせ!必殺技じゃっ!
トラ
5 お使いに行くのじゃっ!
店長
6 ルンルンお絵かきなのじゃっ!/校長にごめんなさいじゃっ!
芸術仙人
7 かくれんぼじゃっ!
魚屋 エンジェル はがきを出したオバサン
8 たてぶえでピーヒャララーじゃっ!
孫のせいで誕生日が台無しになってしまった人
9 いざ学校へGO!じゃっ!/雨ざーざーじゃっ!
不良 靴屋
10 とびばこをとぶのじゃっ!/サイフを落としたのじゃっ!
運動なら何でもお任せ隊
11 虫歯/宿題/坂道
むしばいきん 宿題 宿題の両親 ぶさいく仙人 木下部長
12 最強さんじゃっ!/土管にすっぽりじゃっ!
最強さん 土管からじーさんを抜いた際出てきた腕
13 ゲベゲベじゃっ!
ボンバー井上
14 遅刻はさせないのじゃっ!/もうつりまくりじゃっ!
特になし
15 校長と修行じゃっ!/おやすみグーグーじゃっ!
ジョニー マイケル トム つとむ ひろゆき のぶお
16 作文をかくのじゃっ!/キラキラ流れ星じゃっ!
きのこ
17 決闘じゃっ!(前)/決闘なのじゃっ!(後)
たかし みつ子
18 何でも占うのじゃっ!/テレビを見るのじゃっ!/ワシとキャッチボールじゃっ!
ひげの神様 最強さん(再登場)
19 元気にいただきますじゃっ!/立ち読みしちゃうのじゃっ!
ヨッちゃん? 本屋の店長
20 怖い話大会じゃっ!/忘れ物はイカンのじゃっ!
ゲベの中身 部長っぽい人 孫のプラモ
21 福引でドキドキじゃっ!
キャサリン?
22 校歌を作るのじゃっ!/孫にプレゼントじゃっ!
きのこ(再登場)
23 校長の誕生日じゃっ!
特になし
24 髪の毛チョキチョキじゃっ!
最強さん(また再登場(ただし、絵でのみ))
25 サンタさんがきたのじゃっ!/孫におこづかいじゃっ!
泥棒サンタ
26 バスケでウハウハじゃっ!
運動なら何でもお任せ隊 マイケル けいさつかん
27 動物園に行くのじゃっ!
正吉 きのこ(再登場)
28 美術館に行くのじゃっ!/サッカーの練習じゃっ!
ツボイさん やまだぼうる(略してヤマボー)
29 ゲームをするのじゃっ!
3匹のモンスター
30 自転車の星を目指すのじゃっ!/アイスを当てるのじゃっ!
特になし
31 感動アニメ まごデレラじゃっ!
けいさつかん(再登場)
32 そうじでキレイキレイじゃっ!
しまだ さとう? 知らない人
33 歯みがきゴシゴシじゃっ!/歩道橋はキケンじゃっ!
手歯ブラシ 笛歯ブラシ 爆弾歯ブラシ
34 ジジイとババぬきじゃっ!/びちゃびちゃ水たまりじゃっ!
特になし
35 図書館は静かにするのじゃっ!/手品をするのじゃっ!
図書館員 ゾウのセリフ
36 くつを買うのじゃっ!
クトゥ屋店長
37 まごをおこるのじゃっ!
ゲベカー
38 ゲベの散歩じゃっ!
近所のノラネコたち 月(ナレーター)
39 ワシがサンタクロースじゃっ!/雪合戦でボコボコじゃっ!
サンタ
40 まごを助けるのじゃっ!
ブタ くま 最強さん(またまた再登場)
41 校長が病気なのじゃい!/すべり台であそぶのじゃっ!
花校長 カラス校長 横綱校長 タクアン校長 ネクタイ校長 サル校長 ネコ校長 金魚校長
42 友達ができたのじゃっ!/夢はでっかくじゃっ!
トリ人間 口人間 巨乳仙人
43 校長の朝礼じゃっ!
けいさつかん(再登場(しかし、前のとは別人))
44 きげんが悪いのじゃっ!
リーゼント星人 ミニカーらしき物体
45 あいさつはしっかりじゃっ!/ゲベと校長がぐちゃぐちゃじゃっ!
特になし
46 じーさんの頭が大変なのじゃっ!
医者 最強さん
47 てるてるぼうずにお願いじゃっ!/最強さんのお話
テールテルさん(原作ではてるてるさん) 最強さん
外部リンク
『絶体絶命でんぢゃらすじーさん ~史上最強の土下座~』公式ホームページ
テンプレート:月刊コロコロコミック連載中 小学館漫画賞児童向け部門 {{#if: |{{{タイトル要約}}}}} {{#if: 度|第49回 平成15年度|先代}} {{#if: |{{{先代名要約上}}}}} 『ミルモでポン!』 篠塚ひろむ {{#if: |{{{先代名要約下}}}}}
{{#if: 第50回 平成16年|第50回 平成16年度}} {{#if: |{{{現代名要約上}}}}} 『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』 曽山一寿 『ケロロ軍曹』 吉崎観音 {{#if: |{{{現代名要約下}}}}}
{{#if: 度|第51回 平成17年度|次代}} {{#if: |{{{次代名要約上}}}}} {{#if: 『アニマル横町』 前川涼|『アニマル横町』 前川涼|-}} {{#if: |{{{次代名要約下}}}}}
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