Yourpedia:同じ記事への連続投稿を減らす

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ある記事を書き換えて投稿した直後、「あ、そういえば」と、また同じ記事を直したくなること、これは誰にでもあると思います。しかし、できればなるべく避けたいものです。

連続投稿を避けるべき理由

連続投稿を避けるべき理由は

  1. 保存される「過去の版」(「履歴」)の数が増え、サーバを容量的に圧迫する。
  2. 「履歴」の利用時のちょっとした負荷になる。これは、システムの仕様上の理由もあるのですが、履歴がたくさんあると、表示が遅くなります。個々の記事において増えるデータ量はささいなものであっても、システム全体からすれば増えるデータ量は非常に大きなものになります。
  3. 「履歴」や「最近更新したページ」を閲覧する時に、同じ人の些細な修正が連続すると、全体の見通しが悪くなり、誰がいつどこを変えたかを見たい時に、手間取ります。(常に要約欄に記入するも参照のこと

プレビュー (preview) 機能を利用したり、テキストエディタWindowsの「メモ帳」、「ワードパッド」など)や文書作成ソフト(“Microsoft Word”など)またはブログの編集機能を利用してウェブブラウザ以外で編集したものを投稿することで、上記のようなことが避けられます。特に記事全体をまとめて更新する際には、編集競合したときに、調整が必要な文章量が増えて作業が煩雑になりますし、ブラウザ上で編集していると、何らかの原因で途中の文章が失われてしまうことがあります。後者はテキストエディタ等を利用することで回避できます。

テキストエディタや文書作成ソフトでの編集

テキストエディタや文書作成ソフトで編集すると、次のような利点があります。

  1. ウィキペディアのサーバの負荷が高すぎて書き込みが正常に行われないことがあります。このような場合ブラウザ上で作業しただけだと、せっかくの執筆・編集の結果が失われてしまいます。エディタで編集してローカルに保存しておけばそういう心配は要りません。
  2. ネットワークから切り離した環境でも執筆が可能です。移動時など常時接続ができない場合、威力を発揮します。
  3. エディタを使い慣れた方なら、文字列の検索や置換、ちょっとしたマクロ機能による自動整形などを駆使してウィキペディア特有のマークアップや文字種の統一を省力化できるかもしれません。
  4. うっかり「ページを保存」にフォーカス(マウスカーソル)があたった状態でEnterキーを押してしまい、中途半端な状態で更新してしまうことを避けられます。

「要約欄が空欄の場合に警告する」設定を利用する

プレビューを押すつもりで、うっかり「ページを保存」を押してしまうこともあると思います。プレビューでの確認を怠ってしまって、誤字脱字やタグの打ち間違い等を何度も修正すると、履歴に投稿がたくさん残ってしまいます。

そんな困った経験をしたことのあるひとは、オプションから編集画面の設定で「要約欄が空欄の場合に警告する」を選択し、「設定の保存」を行っておくのもよいでしょう。記事執筆の際、最終投稿までは要約欄には無記入にしておくことで、誤って投稿することを防ぐことができます。しかし、サーバへの負荷が減るわけではないので、他の方法と併用することをおすすめします。

注意点

編集の競合に注意

テキストエディタや文書作成ソフトで編集して投稿するまでに、他の利用者が新しい投稿をしている場合、それを知らずにそのまま投稿すると、その利用者の投稿の変更した部分がリバートされてしまうことになります。

これを防ぐために、編集テキストをテキストエディタ等にコピー(または切り取り)したらすぐに履歴でこれから編集する版がどの版であることか、投稿日時などを記録しておきましょう。そして、編集が済んで、プレビューで内容を確かめ、投稿ボタンを押す前に、その間に新たな投稿がなかったかを確認しましょう。なければそのまま投稿できます。もし新たな投稿があったならば、最新のものと自分が編集した元の版との差分を確認し、それらの部分を反映させて投稿しましょう(新たな投稿の修正内容の中でリバートすべきだと思う部分は反映させないで)。

そして投稿する際にはもう一度、新たな投稿がないかを確認しましょう。

特定の文字や記号などの処理に注意

テキストエディタの中には、特定の文字(英語圏以外の外国語の文字、特殊な記号、非常に使用頻度の低い漢字など)を正常に処理できないものもあり、文字化けの原因になることがありますので、処理可能なエディタを利用するか、自分が使わないのであれば文字化けしそうな文字(英語圏以外の外国語の文字(特に他言語版へのリンク)、特定のタグ( ''' や '' など)、特殊な記号、非常に使用頻度の低い漢字などは書式の設定や他の理由などにより違うかたちに変換されてしまうこともありますので、それらのない部分だけをテキストエディタで編集するなどして対応してください。

関連項目