ヌカロク

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2007年6月8日 (金) 23:17時点におけるキリカ (トーク | 投稿記録)による版

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ヌカロク抜か六とも)とは、極めて稀な精力絶倫男性を指す性風俗に絡む隠語

概要

挿入こそが性行為の全てであると考える人にとっては、畏敬を持って語られる存在であるが、常識的に考えれば極めて異常な性欲の持ち主といえる。

語源は「抜かずに六発」の略語とされる。この場合の“”とは、射精を指すため、額面通りに解釈すれば、一回の性交において、休息を挟まず6回の射精を行う事とされ、解剖学的には「ありえない量」を射精していると考えられる。

実際には射精を含まないオーガズムもこの“六発”に含んでいると考えられ、幾ら絶倫とはいえ其処まで体力が続く事も驚異的だが、それ以前に男性はオーガズムを一回感じる毎に満足感を得るとされている所を、連続で6回も得てしまうところから見れば、何らかの特異性が在るのかも知れない。

なおこの表現においては、“”は男性の射精ではなく、女性のオーガズムの回数であるという説もある。同説に従えば、男性が満足する前に女性が6回のオーガズムを感じるという事に成るが、これは女性がオーガズムを感じる性行為における回数を遥かに超える(中には一回の性交でオーガズムに達しないケースも50%以上ある)ため、やはり驚異的な回数であると言える訳だが、一般的な性行為では1~3回のオーガズムに達した後、急激に性感や性欲が減退するとされるため、これも異常なケースであると思われる。特にこのヌカロクが男性の属性として語られている以上、女性側の体質や体調・精神状態によってオーガズムの有無や回数も大きく変化する所から見て、「必ず“六発”」というのも奇異な話である。

このため、同属性の存在は、単なる架空上のモノと言う意見もある。

性交と性感

なお参考までに述べると、多くの日本人男性にとっては、挿入が性行為の全てであるかのように思われているが、婦人雑誌等に於ける調査では、女性側からは長過ぎる挿入は反って不快なものであるとする意見がある。これは前記の性感や性欲の減退に拠る物であるが、この状態に陥ると、体力が回復するまでは性感がほとんど得られず、また膣内部の分泌液も減り、俗に「乾いた」状態となる。この段階に於いて無理に挿入すれば、女性の側にとっては痛みしか与えない事もあるため、まだ性感を感じるに到っていない状況同様に、余計な不和を招きかねない。特に疲労困憊しているのに、なお性交を求められ、煩わしいと感じる人もあるようだ。

一方、性交の前に行う前戯では、お互いの性的興奮を高め、性感を増大する働きがある訳だが、これは何も性器の刺激によってのみ興奮が増大するのではなく、以下の条件でも興奮が増す事が知られている。

  • キスをする
  • 指を舐める・舐められる・舐めさせる
  • 裸で触れ合う
  • お互いの体(性器他)を見せ合う
  • 抱きしめあう
  • 撫でる・撫で回す
  • 揉む
肩・首筋・足・腕・腰廻り・腹・顔を揉まれる事も、時に官能的である
  • つねる(軽く)
  • 匂いを嗅ぐ・嗅がれる

実際問題として性的興奮を感じるためには明確な決まりがある訳では無いため、性的興奮を感じるためなら様々な方法論が(ほぼ無限に)ある。特定の相手と良好な性的興奮に到りたい場合は、相互の性癖をよく理解する必要があり、そのためにはお互いに、よく情報交換する事が勧められる。またオーガズム後で満足(満腹?)状態にある相手(女性)に更に挿入を求めると、前記の通り煩わしい・むしろ鬱陶しいとすら感じさせるため、精力絶倫の向きは、事前確認を行った方が良いかも知れない。このような場合に於いては、性的興奮を高める前戯と同じ行為ではなく、オーガズムの余韻を楽しむ後戯を行う事が勧められ、後戯から回復具合を計ってそのまま前戯に到るという手もある。

バイアグラとヌカロク

※バイアグラ記事より抜粋・転載・加筆

バイアグラを勃起不全治療薬としてではなく、勃起増強薬として使用(乱用)する事で、擬似的にこのヌカロクを体験する事が可能であるという話がある。通常、勃起は性的興奮によって起こる訳だが、同薬服用では性的興奮を全く感じていなくても、強制的に勃起するため、これを使って性行為に及ぶと言う物である。

特に同薬を使用した場合、精力的・体質的に射精後の勃起状態の維持が出来ない人であっても、勃起状態のままとなるため、精力絶倫状態を体験できる…とされるが、実際に使用した向きでは、「フルマラソンを走り切って疲れてヘトヘトなのに、更に強制的に走らされる感じ」という事である。これに関しては性行為自体が相当な運動量となるためであり、無理に続行すれば過労で倒れる事もある。何事も程々である。

なおバイアグラは硝酸塩系心臓病治療薬(ニトログリセリン等)と併用すると、極めて危険な副作用が発生するので注意が必要である。(バイアグラ記事参照の事)

関連項目