さくらん
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「くんくん?!くんくんがいるわ!!」
~ さくらん について、真紅
~ さくらん について、真紅
『さくらん』(SAKURAN)とは安野モヨコ原作の漫画に、これを元にした日本映画。OLから借金まみれのソープ嬢へ転身し、女衒の男に惚れた女「きよ葉」の壮絶な半生を描いた映画作品。配給は「ノビタレコードピクチャーズ」
キャッチコピーは「をんな達が日本映画の歴史を塗り変える」
概要
原作は漫画家の安野モヨコ。監督は蜷川実花。さらに主演は土屋アンナで音楽監督はあの源静香。また、とたけけなどノビタレコードの歌手たちが多数出演。
あらずじ
バブル時代。会社の経理課担当のOLをしていたきよ葉は男からちやほやされていたが、それに飽き足らず会社の金に手を付けてしまいブランド品を買い漁る日々をしていた。しかし気付いた時には1億も使い込みしてしまいバブルもはじけいっきにどん底に落ちてしまう。その事を気付いた同僚の高尾から「バイト感覚ですぐお金を稼げる」と誘われとあるソープ店「玉菊屋」を紹介される。しかしここヤクザが経営する違法ソープ店で、きよ葉はソープ側にから買い取られてしまい買取料は高子に渡ってしまう。きよ葉を騙された事を悔やみ何とか借金返済する為自らの体で客に奉仕し稼ぐもいっこうに減らずとほうにくれてた時、高尾から自分を買い取った女衒(ぜげん)の男清次と出会う。
きよ美がこれから過ごす泥沼の人生を最期まで美しくも儚く残酷に映す・・・
登場人物
ソープ嬢達
- きよ葉(源氏名:日暮(ひぐらし)):主人公、気が強い女。口癖は「舐めんなよ・・・」
- しげじ:化粧が濃い女。実は39歳。きよ葉の味方で粧子と仲が悪い。
- 粧ひ(しょうひ):きよ葉が入った時はナンバー1だったが、きよ葉に奪われ醜い復讐をする。
- 若菊(わかぎく):ナンバー3だが争いに興味のない素振りをする・・・
玉菊屋
- 光信(みつのぶ):受付担当。気の強いきよ葉に惚れる。
- 倉之助(くらのすけ):主任。きよ葉が初めて惚れる男だが後に麻薬売買に失敗し始末される。
- 楼主(ろうしゅ):「玉菊屋」の支配人。指定暴力団「翠星会」系暴力団の構成員。
- 翠星石(すいせいせき):「玉菊屋」の陰のオーナー。生意気なきよ葉をあの手この手で痛めつける。ソープ嬢をただの金稼ぎの道具としか見ておらず「働きっぷりが悪いおダメ人間はこうしてやるですぅ!」「もっと翠星石のために金を客から搾り取るんですぅ!」「お前らチビ人間の分際で生意気なのですぅ!」と如雨露で打ったり、柱に縛りつけて顔に甘い水をかけて呼吸困難にする。
その他
- 女将:ソープ嬢達を管理する。
- 高尾(たかお):きよ葉を騙した女だが自身も借金返済の為玉菊屋で受付のバイトをする。
- ご隠居:きよ美の初めての客。
- くんくん:カメオ出演。本編の中で流れる特別ドラマ「名探偵くんくん ソープランドの楔」に出演。
主題歌
主題歌
- 「新宿の夜 (MLODIC SPEED METALver.) 」(源静香×HELLOWEEN)
- iTMSのみ限定配信シングル。なんとジャーマンメタルの大御所の「HELLOWEEN(ハロウィン)」とのコラボレーション。
エンディングテーマ
- 「ネオン街に儚く散る」(源静香×YOSHIKI)
- エンディングテーマ。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とYOSHIKIのピアノが織り成す壮大なバラードソング。ノビタレコードより発売。
アルバム
- サントラ的アルバム。今作の音楽は全てアルバム収録曲をさまざまな形にアレンジし使用。ゲストでプログラミング&録音・編集に河原美代子が参加しよりいっそう豪華にしている。静香独特の猥雑さは残りながらも女の儚い切なさを表現した自信作。今作のアレンジはあのX JAPANのヨシくんが担当したので共同作品名義。
- またM10の「風呂に沈む」では北朝鮮の音楽団ポチョンボ電子楽団が演奏。主題歌の「新宿の夜」のアルバムヴァージョンはEGO-WRAPPIN'がアレンジ・演奏を施したアダルティな「WAIZATSU JAZZver.」として収録。