香川・坂出3人殺害事件

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香川・坂出3人殺害事件は、香川県坂出市で、50代の女性とその孫の幼児姉妹2人の計3人が2007年11月16日未明に殺害され、死体が遺棄された事件。

事件の概要

幼児姉妹は11月15日の18時頃に隣の祖母(50代の女性)の家に泊まりに行き、翌日の16日の朝に母親が迎えに行ったところ3人ともいなくなっていた。香川県警は11月16日未明から早朝までに何らかのトラブルがあったと見方を強め、捜査を行った。

父親によれば、寝室や玄関、浴室に血痕があり、さらに寝室のカーペットはL字形に切り取られ、血はカーペットの下の畳まで染みこんでいた。

11月27日に義理の大叔父(祖母の妹婿)の川崎政則が、香川県警坂出署捜査本部の事情聴取に対し、「3人を殺害し、山中に遺体を捨てた」と供述し、死体遺棄容疑で逮捕された。11月28日には、当初の供述通りに山中に向かったところ、川崎が「本当は港に捨てた」と一変し、捜査員らがその港に向かったところ、祖母と幼児姉妹の遺体が発見された。

11月30日、川崎の供述通りの坂出港海底で、遺棄された携帯電話を発見。12月6日、川崎の供述通りの坂出港海底で、遺棄された自転車を発見。祖母は借金に負われており、その関係上大叔母(祖母の妹で被疑者の妻、事件前に死去)から金を借りており、その怨恨と見られる。最終的に単独犯と断定される。

報道と遺族の反応

当初は「行方不明事件」と報じられた。家族は積極的にテレビの取材に答え「とにかく早く帰ってきてほしい」と訴えた。しかし、安否がなかなか分からず家族もいらだち始め、やがて川崎が逮捕されるまで、電子掲示板の多くや、一部のテレビ・週刊誌報道などが、疲れからマスコミに憤る被害女児姉妹の父親の様子などを中心に扱うなど、父親に対し「犯人ではないか」とする報道姿勢などが目立った。また、虚偽の自宅間取り図や、行方不明の子供2人の顔写真に対し逆に名前が付されているフリップもあるなどの間違った報道内容にも不満を述べた。前年の秋田児童連続殺害事件同様メディアスクラム状態になってしまった上、週刊誌ではこの事件との関連付けすら行われていた[1]

特にみのもんたは『みのもんたの朝ズバッ!』(TBS系)の11月19日の放送で(行方不明になってから、通報に至るまで1時間かかったことについて)「普通すぐに電話しない?(略)警察署に行って届け出てる。普通だったらそのまま電話しないかねぇ?」「不思議だねぇ」と被害者の家族をあからさまに犯人扱いするかのような発言をした[2]。被害女児姉妹の父親は取材に対し「みのもんたさんに聞きたかった。オレが殺したんか、と」と怒りを表明した[3]。当初は問題発言をしたみのは沈黙していたが[4]2008年1月になってみのがTBSの幹部職員と共に被害者家族と対面し謝罪したと報じられている[5]。しかし、番組内での謝罪は一切ない。

この事件を見たある若手女優は、自身のブログで被害者家族(父親)が犯人であるかのような憶測を投稿した。しかし、実際の犯人は父親ではなかった。誤解を与えるような投稿を行ったとして、所属事務所から1年間の謹慎処分を受けた。現在は、ブログそのものが閉鎖されたため、内容を参照することはできない。

参照

関連項目