無言歌集 (メンデルスゾーン 遺作)
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フェリックス・メンデルスゾーンのピアノ曲集無言歌集には生前に出版された以外にも複数の作品があり、現在活躍の地ライプチヒでザクセン科学アカデミーがMendelssohn-Werkverzeichnisの名の下、(代表 ラルフ ヴェーナー)整理と研究を進めている。
作品
- Lied ohne Opuszahl1(作品番号なしの歌曲1)
ベートーヴェンの序曲にも似て堂々とした変ホ長調の小品。長三度を主にした溌剌な和声。1828年作
- Lied ohne Opuszahl2
- Lied ohne Opuszahl3
前作に似て重厚な和声であるがコラール風に短くまとめられている。
- Lied ohne Opuszahl4
嬰ヘ短調。重厚な和声が左手声部についた舟歌風の小品。作品30-6ににた情熱的な曲想。
- Lied ohne Opuszahl5
アルバムブラット参照。何故か117の番号がついている。
- Lied ohne Opuszahl6
バッハのインベンション(ト長調)に似た分散和音主体の小品。イ長調。
- Lied ohne Opuszahl7
Gondellied (Mendelssohn WoO 10)参照。何故かWerk ohne Opuszahl10となっており分類が混乱している。
- lied ohne Opuszahl8
ヘ長調。後年のガブリエル・フォーレの作品に影響を与えたといえる左手分散和音と右手単旋律からなる。
- Lied ohne Opuszahl9
- Lied ohne Opuszahl10
Reiter-Lied(馬車の歌)とされたニ短調の小品。オクターブ奏法が多く技術的にはやや高度。