汚職
提供: Yourpedia
汚職(おしょく)とは、公職にある者が、その地位や職権を利用して収賄や個人の利益を図る不正行為を行うことをいう。また汚職のうち、政治にからむ大規模な贈収賄事件や、犯罪の事実が特定しにくく判決のむずかしい裁判事件のことを、特に疑獄(ぎごく)という。警察用語では「汚」の部首からサンズイとも呼ばれる。
なお汚職の語源は「職をけがす」という意味の「瀆職」(涜職)(とくしょく)で、「瀆」が当用漢字に入れられなかったため、言い換えられて「汚職」になった[1]。
自治体の汚職(2003年度)
2004年12月24日、総務省は2003年度に都道府県や市町村、地方公社などで発覚した汚職事件に関する調査結果を発表した。発覚したのは110団体136件で、事件に関与した職員は延べ171人であり、そのうち二人が市長、8人が町長であった。
汚職を取り締まる法律
- 刑法第193条〜198条「汚職の罪」
- 予算執行職員等の責任に関する法律
- 弁護士法(第26条、第30条の19、第76条)
- 株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律(第28条、第29条の7)
- 中間法人法(第161条)
注
- ↑ ただし法律用語としては、刑法の第193条〜198条が定める公務員の職権濫用や贈収賄といった「汚職の罪」のことを「瀆職罪」ということがある。
関連項目
このページは Wikipedia日本語版由来のコンテンツを利用しています。もとの記事は汚職にあります。執筆者のリストは履歴をご覧ください。 Yourpediaと同じく、WikipediaはGFDLのライセンスで提供されています。 コンテンツを再利用する際には同じくGFDLのライセンスを採用してください。