アーク・エンジェルズ問題
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アーク・エンジェルズ問題 (もんだい)とは、動物愛護団体アーク・エンジェルズが引き起こした騒動や裁判、事案のことで、主として、ひろしまドッグぱーく騒動や高島シェルター騒動、ひろしまドッグぱーくボランティア基金返還等請求訴訟等がある。2008年(平成20年)3月1日現在、訴訟だけでも3事案に関わっている。
ひろしまドッグぱーく騒動とひろしまドッグぱーくボランティア基金返還等請求訴訟の概要
- ひろしまドッグぱーく騒動とは、広島県広島市佐伯区湯来町に、犬のテーマパークとして開園していたひろしまドッグぱーく(以下、DP)が閉園し、数百頭の犬が取り残された。2006年(平成18年)9月にAAがDPの犬を保護するためにDPに乗り込み、マスコミに大きく取り上げられる。一躍「アーク・エンジェルズ」の名前が有名になるも、介入後まもなく不明瞭な行動等に疑問の声が上がり始め、疑問の声は日に日に大きくなっていった。AAがDP介入当初、全国の犬関連ブロガーが取り上げ、賞賛と声援を送り、寄付金を呼びかけていたが、いつしかAAの行動に対する不可解さや不信さを発信するブログやサイトが出てきた。AAに対する不信の最も大きな要因は、寄付金と支援物資の募り方と、膨大に集まった寄付金と支援物資の使われ方であった。その募り方と使われ方から詐欺的要素があるのではないかという疑惑が生まれ、AAはその疑惑を払拭させようと説明会見を開く等をするが、不十分であったり、新たな疑問が出たこともあり、支援者たちは納得できず寄付金の返還を求め「組み戻し」を始めるに至った。
- AAから組み戻しを拒否された支援者が原告となって提訴。ひろしまドッグぱーくボランティア基金返還等請求訴訟(以下、支援金返還裁判)として現在も進行している。