東京高等裁判所
東京高等裁判所 | |
種別 | 高等裁判所 |
管轄区域 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県 群馬県、静岡県、山梨県、長野県、新潟県 |
裁判所長官 | 竹崎博允 |
担当検察庁 | 東京高等検察庁 |
下位裁判所 | 東京地方裁判所、東京家庭裁判所 横浜地方裁判所、横浜家庭裁判所 さいたま地方裁判所、さいたま家庭裁判所 千葉地方裁判所、千葉家庭裁判所 水戸地方裁判所、水戸家庭裁判所 宇都宮地方裁判所、宇都宮家庭裁判所 前橋地方裁判所、前橋家庭裁判所 静岡地方裁判所、静岡家庭裁判所 甲府地方裁判所、甲府家庭裁判所 長野地方裁判所、長野家庭裁判所 新潟地方裁判所、新潟家庭裁判所 |
所在地 | 東京都千代田区霞が関1-1-4 |
東京高等裁判所(とうきょうこうとうさいばんしょ)は、日本に8つある高等裁判所(知的財産高等裁判所を除く。)の一つ。通称は、東京高裁(とうきょうこうさい)。
概説
東京高等裁判所は、下級裁判所の一つであり、主に管轄区域に属する各地方裁判所、家庭裁判所からの上訴事件を取扱う。地方裁判所が第一審の場合には、東京高等裁判所での審理は控訴審となり、簡易裁判所が第一審の場合で、地方裁判所が控訴審を行った場合には、それに続く上告審となる。その他特殊な類型においては、第一審の裁判所としての管轄権も有する。
東京高等裁判所の特別な支部として、知的財産高等裁判所が設置されているが、それ以外に支部は存在しない。
東京高等裁判所の長は、東京高等裁判所長官であり、同職は認証官である(補職は、最高裁判所)。
東京高等裁判所は現在、24の民事部と、12の刑事部を擁している。
なお、現在、東京高等裁判所には女性の部総括判事(裁判長を務める判事)は一人もいない(#外部リンク先東京高等裁判所担当裁判官一覧を参照)。
所在地
庁舎
庁舎は東京地方裁判所・東京簡易裁判所(刑事)との地上19階・地下3階建ての合同庁舎になっており、知的財産高等裁判所や東京第一検察審査会・東京第二検察審査会も入っている。
北側に法務省旧本館(中央合同庁舎6号館赤レンガ棟)が、東側(裏側)に東京地方検察庁交通部・東京区検察庁・公正取引委員会が入っている中央合同庁舎6号館B棟と、東京家庭裁判所・東京簡易裁判所(民事)が入っている中央合同庁舎6号館C棟、弁護士会館が、それぞれ隣接している。また、道路を挟んで、西側に国家公安委員会・警察庁・総務省・国土交通省等が入っている中央合同庁舎2号館・3号館がある。
国内の裁判所庁舎で唯一、玄関に金属探知機が設置されている。裁判所職員・検察庁職員・弁護士など以外の一般人は、そこで手荷物検査を受けないと中に入れない。
管轄区域
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、山梨県、長野県、新潟県
(関東地方に属する都県に甲信越および静岡県を加えた広域関東圏と一致するものとなっている。)
歴史
- 1875年 - 東京上等裁判所が設置される。
- 1882年 - 東京控訴裁判所に改称。
- 1886年 - 東京控訴院に改称。
- 1947年 - 裁判所法の施行により、東京高等裁判所に改称される。
- 2005年 - 特別の支部として、知的財産高等裁判所が設置される。
歴代長官
主な所属裁判官
民事
- 藤山雅行(第10民事部判事)
刑事
関連項目
外部リンク
最高裁判所 | |
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高等裁判所 | 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡 |
地方裁判所 | 札幌・函館・旭川・釧路・青森・盛岡・仙台・秋田・山形・福島・水戸・宇都宮・前橋・さいたま・千葉・東京・横浜・新潟・富山・金沢・福井・甲府・長野・岐阜・静岡・名古屋・津・大津・京都・大阪・神戸・奈良・和歌山・鳥取・松江・岡山・広島・山口・徳島・高松・松山・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・那覇 |
家庭裁判所 | 札幌・函館・旭川・釧路・青森・盛岡・仙台・秋田・山形・福島・水戸・宇都宮・前橋・さいたま・千葉・東京・横浜・新潟・富山・金沢・福井・甲府・長野・岐阜・静岡・名古屋・津・大津・京都・大阪・神戸・奈良・和歌山・鳥取・松江・岡山・広島・山口・徳島・高松・松山・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・那覇 |
簡易裁判所 | 東京 他437庁あるため省略 |
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