昌善寺本堂は、滋賀県東近江市南菩提寺町の登録文化財建造物である。
木造の単層、入母屋造、桟瓦葺で、桁行5間、梁間7間に向拝1間がつき、前方を外陣とし奥中央を内陣、両脇を脇陣にして内陣奥に寄せた大型須弥壇を構える。平面形式、内陣廻りの極彩色が施された彫刻等、明治時代の新しい傾向が窺われる。