呉市ブルマ女子高生殺人事件
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呉市ブルマ女子高生殺人事件(くれしブルマじょしさつじんじけん)は1984年5月に広島県呉市で起きた殺人事件である。
概要
1984年5月23日午後9時ごろ、広島県呉市に住む私立清水ヶ丘高校1年、高木淑子さん(15歳)が「シャンプーを買いに行く」と自転車で自宅から近くのコンビニエンスストアに向かったまま行方不明になり、家族が6月12日に家出人保護願を出した。
同日午後5時20分ごろ、呉市築地町の川原石港内の海中に上半身裸の少女の死体が浮いているのを釣り人に発見された。少女は首をネズミ色のパンティーストッキングで絞められていた。司法解剖の結果、死因は首を絞められたことによる窒息死で、高木淑子さんの死体の左足には約8キロの鋼材のおもりが縛りつけられていた。
着衣は体操用の黒色ブルマーとその下にパンティー、足首までの短い靴下だけで、上半身は裸だった。なお、家を出た時の服装はグレーと白の綿シャツに黒のミニスカート姿だった。
高木淑子さんの自転車は自宅近くに放置されているのが見つかっている。
高木淑子さんは暴走族風の少年らと交際があり、友人に「数人のボーイフレンドがいる」と漏らしていた。手口などから行きずりの犯行とは考えにくく、警察は交友関係のもつれではないかと見て捜査したが、1999年5月23日に時効が成立した。