湯ノ口温泉
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湯ノ口温泉(ゆのくちおんせん)は、三重県熊野市(旧南牟婁郡紀和町、旧国紀伊国)にある温泉。
アクセス
泉質
- ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
温泉街
北山川を望む河畔に鉄筋コンクリート造りの瀞流荘と、車で約10分ほど離れた山間にある湯元山荘湯ノ口温泉の2軒の旅館が存在。
瀞流荘から湯ノ口温泉へは、この地域に鉱山が有ったときに利用されていたトロッコ列車で移動することも可能。両地を約10分で結ぶ。
湯元山荘湯ノ口温泉は湯治場も備えた山間の鄙びた温泉場である。
歴史
開湯は約700年前、後醍醐天皇の指示でこの周辺の金山を開発した際に発見されたとされる。南北朝時代には既に温泉地として開かれていた。
その後の鉱山開発などで昭和初期には温泉は枯れてしまった。しかし、昭和53年に鉱山が閉山後にボーリング調査を行った際に、地下1300mに源泉を発見し、昭和54年に湯元が営業を始めて湯ノ口温泉は復活した。
鉱山開発により枯渇したことがある温泉は、他にもいわき湯本温泉などがある。