芸能人吹き替え
提供: Yourpedia
芸能人吹き替えとは、タレント、芸人、映画orTV俳優(女優も)など本職の声優以外の芸能人が吹き替える事である。
概要
タレント吹き替えの歴史は70年代頃からであろうと言われてるが、アイドルや歌手、その他のタレントが頻繁に使われてきたのが80年代からだと言われている。作品によっては新鮮味を与えたり、キャラクターと吹き替えする芸能人のキャラが一致すれば問題ないし、演技力も元々のキャラクターや作品の質感を邪魔しなければ評価もあがるが、そういうケースはほんの稀である。大概はそのタレント吹き替えによって不評を買ったり、作品のイメージ、キャラクターを損なわれたりして作品ファンや声優ファンの顰蹙を買ったりする事も少なくないので、従来のアニメファンからは批判の声が多い。逆に通常の声優が出せない味を芸能人吹き替えにより、よりおかしみや味わいが出せるなどの相乗効果が上がる例もたまにあり、この事に関しとり・みきは「すべての芸能人吹き替えが悪いわけでは無いが失望するケースが多々ある」と述べている。
以前はテレビ放映で吹き替えが非常に不人気だった場合、再放送される事はまず無かったが、大予算の映画ではキャスト一人ずつ個別に収録する事があり、『タイタニック』では特定の役柄が差し替えられ、再放送されている。芸能人起用の吹き替え版が劇場公開から使われる場合もあり、これもDVD化される際に声優の演技に差し替えられる例がみられる。
なお磯部勉や石田太郎など本職は俳優・タレントだが、声優でも高い実績を誇る人は該当しない。
代表的な吹き替え例
洋画編
- ある愛の詩(三浦友和&山口百恵) 日本テレビ制作
- タイタニック(妻夫木聡&竹内結子 フジテレビ初回版)
- Mr.BOO!(ツービートフジテレビ)
- スターウォーズ(渡辺徹&松崎しげる&大場久美子日テレ初回版)
- ブルース・ブラザーズ(せんだみつお&小野ヤスシフジ)別版(バブルガム・ブラザーズフジ)
- エンドレス・ラブ(鶴見辰吾&紺野美紗子日テレ)
- 小さな恋のメロディ(杉田かおるNET・テレ朝)
- バック・トゥ・ザ・フューチャー(織田裕二&三宅裕司フジ)
- ドラゴン・カンフー/龍虎八拳(コント・レオナルドフジ)
- サタデー・ナイト・フィーバー(郷ひろみテレ朝)
- アンタッチャブル(根津甚八フジ)
- 白い家の少女(仙道敦子フジ)
- ミスター・グッドバーを探して(小柳ルミ子テレ朝)
- プリティ・ウーマン(石田純一&浅野ゆう子TBS)(あおい輝彦フジ)
- エマニエル夫人(山口いづみフジ)
- エイリアン(野際陽子フジ)
- トッツィー(小松政夫フジ)
- ダイハードシリーズ(村野武範フジ)
- グローイング・アップシリーズ(田原俊彦&川崎麻世&伊藤麻衣子フジ)
- エンゼル・ハート(三原順子フジ)
- 超能力学園Z(野村義男フジ)
- フット・ルース(近藤真彦フジ)
- 悪漢探偵(研ナオコフジ)
- 赤毛のアン(藤谷美紀フジ)
- 道(市原悦子)
- 風と共に去りぬ(田中美佐子&渡辺謙テレビ東京)
- ハワード・ザ・ダック(所ジョージフジ)
- 少林サッカー(遠藤久美子インターナショナル版)
- ドーベルマン(ダイアモンド☆ユカイテレビ東京)
- ダイヤルM(船越英一郎日テレ)
- A.I.TV版(成宮寛貴TBS)
- ウエスト・サイド物語(沢田研二&国広富之&大竹しのぶ&安奈淳&尾藤イサオTBS初回版)
- トップガン(渡辺裕之フジ、塚本高史DVD)
TVドラマ編
- シャーロックホームズの冒険(露口茂)
- ジェシカおばさんの事件簿(森光子)
- 探偵レミントン・スティール(岡江久美子)
- ザ・ホワイトハウス(小林薫&吉田栄作&夏木マリ)
- こちらブルームーン探偵社(荻島真一&浅茅陽子)
- アリーmyラブ(若村麻由美)
- 冬のソナタ(萩原聖人&田中美里)
- デスパレートな妻たち(萬田久子)
アニメ映画(国内外)
- もののけ姫#登場人物
- となりのトトロ(糸井重里)
- ピアノの森#声の出演
- 魔女の宅急便(三浦浩一&加藤治子)
- 紅の豚(加藤登紀子&桂三枝)
- 東京ゴッドファーザーズ#キャスト(声の出演)
- シュレック#キャラクター
- シュレック2(竹中直人)
- シュレック3#キャスト
- ハウルの動く城#登場人物:声優
- アラジン(羽賀研二)
- ポケットモンスター (劇場版)#長編アニメ
- アイス・エイジ(竹中直人&太田光)
- アンパンマン#劇場映画版
- ロボッツ#声の出演
- モンスターズ・インク(石塚英彦&田中裕二)
- アステリックス(真実一路)
- シャーク・テイル#登場キャラクター
- ノートルダムの鐘II(竹中直人&宮沢りえ)※但しビデオのみ。
関連リンク