白竜 (漫画)
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『白竜』(はくりゅう)は、原作:天王寺大、作画:渡辺みちおによる日本の漫画、またそれを原作とするOV。
目次
- 1 概要
- 2 連載の中断と再開
- 3 主な登場人物
- 3.1 黒須組
- 3.2 王道会
- 3.3 仁勢組
- 3.4 長谷川会
- 3.5 蒼和会
- 3.6 征和会
- 3.7 光和会
- 3.8 銀星会
- 3.9 金竜組
- 3.10 荒巻組
- 3.11 新海組
- 3.12 中塩組
- 3.13 南洲組
- 3.14 淡海組
- 3.15 浜本組
- 3.16 山王会
- 3.17 北西会
- 3.18 猪鹿組
- 3.19 赤竜会
- 3.20 大沢一家
- 3.21 天和会
- 3.22 六本木愚連隊
- 3.23 ブルース・ウィリアムズの一味
- 3.24 警察庁
- 3.25 警視庁
- 3.26 北海道警察本部
- 3.27 新潟県警察本部
- 3.28 政治家
- 3.29 企業関係者
- 3.30 教育関係者
- 3.31 黒須組に関係する女性
- 3.32 僧侶
- 3.33 外国人
- 3.34 スポーツ関係者
- 3.35 医療関係者
- 3.36 弁護士
- 3.37 白竜の友人・知人
- 3.38 その他
- 4 オリジナルビデオ
- 5 脚注
概要
『漫画ゴラクネクスター』(日本文芸社)にて1996年9月より連載が開始されたが、その後同誌が休刊となったため、『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)に移動し連載された。単行本は全21巻。白竜(無印または1部)は2008年3月まで連載された。
2008年4月より続編『白竜LEGEND』(はくりゅうレジェンド)が同誌で連載開始。構成員わずか約40人の黒須組を率いる若頭・白竜こと白川竜也を主人公としたヤクザ漫画で、もっぱら黒須組のシノギとそれに絡んだ他組織・企業との抗争を描く。『白竜LEGEND』の単行本は2015年4月現在で35巻で以後は続刊中。話の中には現代社会の事件を素材にした話(西都鉄道編、医療ミス隠蔽編、オリオン編、原子力マフィア編等)も存在する。「原子力マフィア編」は単行本でも上下の別編にされて収録されている。話数カウントは「暴力の○」(『LEGEND』でも同様)。
『週刊漫画ゴラク』においては、同誌を代表する看板作品となっている。
連載の中断と再開
2011年2月4日発売号より連載中であった「原子力マフィア編」が、同年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に関連して発生した福島第一原子力発電所事故における状況・および被害状況の深刻さに配慮されたことにより、3月18日発売の4月1日号の掲載を以って中断・長期休載となった[1]。中断された章の最後の回は雑誌が既に印刷されていたため差し替えが間に合わず、地震による事故後の掲載となった。なお、2013年8月23日発売の同年9月12日号より中断された回から再開されている[1][2]。
主な登場人物
黒須組
- 白川竜也(しらかわ たつや)
- 本作の主人公。通称白竜。暴力団黒須組の若頭。常に冷静沈着、滅多なことでは感情を表に出さない。年齢は30歳前後。大変頭の切れる人物であり組の勢力拡大のためなら非情な手段も取るが、一方で組員たちとは家族同然の強い信頼関係にある。 その行動から他のヤクザには恐れられるものの子供好きを思わせる一面もあり、幾つかのエピソードでは知り合った子供を助けたりしている。都内の一流大学法学部出身[3]で特に法律に精通している。同窓生には役人からヤクザまで居るが、詳しい経歴やどうして黒須勘介を親と仰いでヤクザになったのかは明らかでない。黒須組長が衆議院選挙に出馬した際、2代目組長に就任するよう黒須より要請されるが、「オヤジさんが戻ってくる場所はいつでも空けておく」と言って組長就任を固辞し、代行を名乗っていた。哲学からクラシック音楽、美術などにも造詣が深く、時にそれらをシノギの手段ともする。組が弱小だった初期には事務所で(シノギのことを考えながら)ゲーム機をプレイする姿も見られた。女性に対しては淡白な一面、あるいは弱い一面がある。
- 黒須勘助(くろす かんすけ)
- 48歳。黒須組組長[4]。他組織との抗争中に組事務所を抜け出して呑みに出かけたり、色情狂な愛人の行動を組員に見張らせるなど、自分の気分や都合を優先して空気を読まない部分もある。高所恐怖症。かつて妻を覚醒剤で亡くしているため、組内では薬物を扱うことは禁じている(ただし一度黒須本人がその禁を破った事がある)。 知り合いからある政治家の資金集めパーティのチケットを購入して出席したが、その席で面子を潰された事に怒りを覚え、衆議院選挙に出馬しその政治家を落として自分が国会議員となった。器が大きいため、多くの人から慕われ頼られる事も多い。格闘には弱く見えるが、チンピラ程度なら束になってもかなわないほどの強さをもっている。白竜に絶対の信頼を置き、白竜がブルースに追い詰められた際には「白竜にもしものことがあったら、アメリカの資産家だろうが世界の支配者だろうが知ったこっちゃねえ。きっちりカタをつけてやる」とまで述べている[5]。侠気あふれる人物ではあるが一方で女好き。
- 田代輝人(たしろ てるひと)
- 28歳。黒須組若頭補佐[6]。頭が固く細かい事に拘るタイプ。少年時代に家庭の事情で家出して黒須に拾われて可愛がられた。そのため20代で幹部を務めている。女性関係には非常に弱く、それが原因で追い詰められた事もある。
- 佐田安啓二(さだやす けいじ)
- 36歳。黒須組組員[7]。額に悪の一文字(入墨と思われる)がある。主要な黒須組若衆の中では唯一の妻子持ちであり、息子の有名私立中学受験に際しては白竜に保護者面接を代わってもらった。組員の中では格闘系タイプ。
- 若菜ケンジ(わかな けんじ)
- 24歳。黒須組組員[6]。当初は田代の舎弟として組に加入した。お調子者で常に白竜と行動を共にしている。組内では禁止事項とされている薬物のバイニンを行い(黒須の指示による)自らも手を出した事が白竜にばれてしまい、きついお灸をすえられてしまう。その際、割れた瓶で白竜に滅多刺しにされた額の傷がトレードマークとなる。白竜からは男として信頼されており、裏カジノ襲撃事件で剛野組に拉致された時は拷問に耐え抜いた。女絡みや組の慰安旅行の際など本人の意思と関係なく剛野とトラブルになる事が多い。70歳を過ぎた母親が田舎におり、ケンジは16歳の時に家出してから1度も会っていない。
- 浜中ヨシキ(はまなか よしき)
- 22歳。黒須組組員[7]。野球賭博や相撲賭博の元締めを白竜から任される[8]。姉がおり、銀行員の男性と結婚している。
- 畠田利夫(はただ としお)
- 黒須組元組員。大手製薬会社に勤務していたが、新薬開発の名目で行われた人体実験の餌食となり退職。子供のころからの憧れである極道となる。 気弱な性格で、学生相手に怖気づく姿を弟分の鮫川に目撃され馬鹿にされることもあったが、白竜から与えられた試練を乗り越え一人前の極道として成長する。 偶然立ち寄った小料理屋「菜の花」の女将・美佐子と恋仲になり結婚。小料理屋を継ぎ、カタギとなる。
- 鮫川順也(さめかわ じゅんや)
- 20歳。黒須組組員[7]。組内では「サメ」と愛称で呼ばれる事が多い。元暴走族頭で組員になる以前ヨシキと戦ったこともある。黒須組の若手の中でも凶暴な性格で知られるが、女手ひとつで育ててくれた母親を慕い、旅行に毎年欠かさず連れて行く親思いの一面を持つ。兄貴分の利夫の臆病さを馬鹿にしつつも、彼がみかじめ料の揉め事の件で荒巻組に話をつけに行くよう白竜から命じられた際には心配して同行を申し出るなどもしている。
- ヒロシ(ひろし)
- 黒須組組員。現時点で姓は不明。ゲイ。剛野に惚れて告白し、怒りを覚えた剛野に発砲され拘束されたが、白竜の交渉により救出された。凶暴な一面があり、ゲイである事を馬鹿にした一般人に暴力をふるい、ケンジから「最強のゲイ」と言われた。
- 新田亜利沙(にった ありさ)
- 黒須組組員。銀座のナイトクラブ・騎士の新人ホステスで白竜の席についても恐れる様子を見せない気丈な美人[9]。元は伝説のレディースとまで言われた暴走族のヘッド[10]。鷲中に犯されたため彼を殺そうとしたが白竜に止められる[11]。白竜の才知と行動力に惚れ込み黒須組組員となったが、その際組加入の条件として白竜に命じられた困難な任務(色情狂である黒須の愛人・ミーナの面倒を見る)を見事にやり遂げている[12]。
王道会
- 大城重樹(おおしろ しげき)
- 王道会会長。60歳[13]。構成員約8000人とされる関東最大の組織・王道会のトップであり、関東極道界の首領として君臨する。 娘(絵美里)に甘いが、剛野すら震え上がらせる威厳を持つ。娘と同じ年齢の女子大生を後妻に迎えた。
- 大城絵美里(おおしろ えみり)
- 20歳。王道会会長大城重樹の娘(長女)[14]。大城が年をとってから生まれた娘のため溺愛されている。父親の威光を利用して取り巻きの男たち相手に威張っていたが、白竜にその取り巻きたちを一掃され、更に自らも折檻という形で犯される。しかし、それが逆に快感となる。その後、白竜が絵美里の家庭教師として王道会に招かれた際に覚醒剤中毒である事が判明する[15]。
王道会系 剛野組
- 剛野一成(ごうの かずなり)
- 王道会理事長・王道会系剛野組組長。42歳[16]。王道会のNO.2であり、事実上六本木を取り仕切る大幹部。黒須組が六本木に事務所を構えた直後には自ら出向いて出て行くように命令するが、白竜の戦略により1度は退くことになる。その後は若頭赤石の謀反(立場を無視した躾による怒りと本人の野心が原因)で経営する裏カジノが襲撃され、自身の非を認めながらも極道としてのケジメをつけるために赤石を射殺する。 自他共に認める超武闘派で、体を鍛え上げている。普段はワンマンタイプで風下に立つことが大嫌いだが、筋の通らないことは決してやらず薬物も禁じている。カジノ襲撃事件以降も白竜と事あるごとに戦っており、決着らしい決着は着いていない。一方で友好的とは言えないまでも黒須組とはある程度話が通じる関係になりつつあり、初期の激しい抗争状態という緊張感は薄れてきている。我慢すると身体中に蕁麻疹が出る。大城からは厚い信任を受けて次代の王道会を継ぐべき者として指名されており、剛野自身も大城に対しては忠実である。
- 赤石誠(あかし まこと)
- 王道会剛野組若頭。32歳[17]。厳しすぎる剛野に反発し、六本木に巣喰う不良外国人を使って剛野のカジノを襲わせ黒須組を犯人に仕立て上げる事によって剛野を失脚させようとするが、白竜によって計画が暴かれ真犯人の不良外国人と共に剛野に射殺された[18]。
- 柳川晶(やながわ あきら)
- 王道会剛野組若頭補佐(初登場時・後に若頭に昇格[19])。28歳[20]。剛野には忠実であり、血の気が多く武闘に走りがちな剛野を良く抑える。剛野も赤石の件で多少反省したのか、彼の進言は比較的聞き入れている。赤石亡き後剛野組の若頭はしばらく不在だったようだが、特別編にて彼が若頭に昇格している。
- 佐々木次郎(ささき じろう)
- 王道会系剛野組幹部。32歳[21]。剛野の命令で六本木のラーメン屋の土地買収を担当した。サディストで赤石の命令でケンジの拷問を行なったが、白竜に報復されて殺された[22]。
- 吉岡又一(よしおか またいち)
- 王道会系剛野組組員。24歳[21]。佐々木と行動を共にする。
- 伊藤三次(いとう さんじ)
- 王道会系剛野組組員。23歳[21]。佐々木と行動を共にする。
王道会系 中庭組
- 遠野和彦(とおの かずひこ)
- 王道会剛野組渉外部長。中庭組3代目組長[23]。東都大学法学部卒業という経歴を持つ経済ヤクザ[24]。田代を罠に嵌めて白竜の暗殺を謀るが失敗する。
- 森脇千里(もりわき せんり)
- キャバクラのホステス。23歳[25]。女性に弱い田代に近づき罠に嵌める。実は遠野の女だった。
王道会系 海江田組
- 海江田守国(かいえだ もりくに)
- 王道会理事長補佐。海江田組組長。32歳[26]。自分より強い男が大嫌いでそれがたとえ部下であっても容赦なく処分する冷酷さを持つ[27]。剛野の地位を狙い王道会月例幹部会で緊急動議として剛野の理事長職退任を提案する[28]。さらに剛野を無視して六本木に足を踏み入れ、剛野を引き摺り下ろす運動を展開する。剛野の理事長信任投票の当日、剛野により首をへし折られて殺害された(死因は心臓麻痺とされた)[29]。
- 島田賢作(しまだ けんさく)
- 海江田組若頭。36歳[30]。海江田に付き従って剛野下ろしに協力したが、海江田が剛野により殺されると海江田組を継ぐように剛野に半ば強引に説得させられた[31]。
王道会系 経勢会
王道会系 大和川組
- 大和川誠二(やまとがわ せいじ)
- 王道会系大和川組組長。65歳。王道会の3次団体で武闘派で通る組長。心臓に持病を持つ。クレジットカード会社のオパールカードを脅迫する。
- 大竹英司(おおたけ えいじ)
- 王道会系大和川組幹部。ヤマトリバー金融社長。32歳。自社から借金したオパール社員の青池に顧客情報を引き出させてオパールカードを脅迫するが、白竜にあしらわれて敗れた。
- 森山治(もりやま おさむ)
- 王道会系大和川組組員。26歳。大竹と共に行動する。
仁勢組
- 赤垣源治郎(あかがき げんじろう)
- 仁勢組組長。関東で王道会に次ぐ勢力を誇る巨大組織・仁勢組の組長。53歳[34]。切れたら何をするか分からない怖い男で黒須からは「狂犬」とまで言われている[35]。白竜とは銀座戦争、野獣空港と2度にわたって衝突した。
仁勢組系 恵比州会
- 成田孝則(なりた たかのり)
- 仁勢組系恵比州会幹部。36歳[36]。関取の野球賭博をネタに脅迫をかけるが、白竜に女性を人質にされて手を引いた[37]。白竜が相撲で巨額の利権を手に入れると逆恨みし抹殺を図るが返り討ちにされた[38]。
- 吉行(よしゆき)
- 野球賭博の中継人。成田の部下。関取の野球賭博を中継する。元は関取の整体師だったが本業は廃業しており、賭博をネタに成田と共に脅迫をかける[39]。
長谷川会
- 長谷川望外(はせがわ ぼうがい)
- 関東最大(と書かれているが王道会などと比べてどちらが強大なのかは不明)の広域暴力団・長谷川会会長。57歳。黒須組とは最初から特に敵対関係などがない作中では数少ない組織。傘下の組員には鬼のように恐れられているが、息子の修造には甘く、躾もまったく出来ていなかった。評判の高い黒須を見込んで矯正のために修造を黒須組に預ける。その後もドーベルマンのタロウを黒須にプレゼントした件などで黒須組に悶着を持ち込む事になる。
- 長谷川修造(はせがわ しゅうぞう)
- 長谷川会長の実子分で後継者と目されている。19歳。暴れ出すと父親でさえ手が付けられない凶暴な性格で、困り果てた父親によって黒須組に預けられた。黒須組でも乱暴狼藉を繰り返していたが、白竜によって折檻されて重傷を負う。その時は懲りずにまた暴れ続けていたものの、白竜の賭場荒しに同行させられるなどの荒療治の結果更正し、長谷川会長も驚いたほど澄んだ目つきになって長谷川会に戻った。
蒼和会
- 高谷大輔(たかや だいすけ)
- 蒼和会会長。 銀座を長年仕切ってきた連合組織・蒼和会会長。45歳[40]。王道会の剛野、仁勢組の赤垣による銀座進出のため、白竜の進言を受けて連合組織を解消しようとして銀座戦争を勃発させる。銀座戦争が剛野・赤垣の代理戦争に発展すると泥沼化した戦争状態に後悔し、責任をとって引退した[41]。
蒼和会系 新堂組
- 新堂誠二(しんどう せいじ)
- 蒼和会理事長補佐。新堂組組長。32歳[42]。銀座戦争では高谷を守るために先陣をきって活躍した。高谷が引退する際、蒼和会の新会長として高谷から指名された[43]。白竜から高谷に新会長に推薦されたため、白竜に恩義を感じている[44]。
蒼和会系 五反田一家
- 岡元忠良(おかもと ただよし)
- 蒼和会理事長。五反田一家総長。新義会会長。連合体を成す蒼和会の最高幹部の1人。56歳[40]。高谷が組織改革の為に連合体を解消して服従を迫った事に反発し、高谷から離反。同じく離反した村木と組んで新組織・新義会を立ち上げて高谷と抗争する。しかし戦争が泥沼化すると次第に自らの立場を後悔し、黒須・白竜の仲介を受けて新義会を解散、全組員を蒼和会に戻し、一家を後進に譲って引退した[45]。
蒼和会系 目黒会
征和会
- 石川秀哉(いしかわ ひでかず)
- 京都征和会会長。46歳[46]。1800名の組員を配下に持つ関西の武闘派。女好きと性格異常で知られる[47]。西都鉄道の筒井社長に黒須勘助殺害を頼まれるも、白竜によって逆に射殺される。
- 新田圭司(にった けいじ)
- 京都征和会理事長。31歳[48]。石川に従い黒須暗殺に協力する。
光和会
- 宇賀沼賢信(うがぬま かたのぶ)
- 光和会若頭補佐。宇賀沼組組長。西日本を拠点とする日本最大の暴力団・光和会系の直系。45歳[49]。相当な切れ者で末端の組員にまで徹底した教育を行き届かせている[50]。絵画ビジネスに精通している[51]。
銀星会
- 星野巌也(ほしの いわや)
- 銀星会会長。62歳。白竜暗殺を平林に命じるが、白竜に返り討ちにされて組は解散、縄張りは奪われて極道から引退させられた。
- 平林太一(ひらばやし たいち)
- 銀星会幹部。46歳。星野の命令で白竜に3人の舎弟分を暗殺者として送り込むが失敗。白竜の報復を恐れて口封じのために3人を始末しようとしてこれも失敗。最後は星野と共に引退に追い込まれた。
- 中野孝道(なかの たかみち)
- 銀星会幹部。31歳。交際している女性のために極道から足を洗おうと考えていた矢先に平林から白竜暗殺を命じられる。暗殺が失敗に終わった後で白竜に侘びを入れに行った際に彼の器量に敬服し、白竜も刑期が明けたら黒須組に来るようにと温かい言葉をかけた。オリジナルビデオ版では、その後黒須組の幹部となる。
- 井下田芳吉(いしもだ よしきち)
- 銀星会組員。55歳。普段は気が弱くとても極道とは思えない初老の男。そのため若い岡元にも侮られるが、腹の据わったところを見せる場面もある。平林から白竜の暗殺者に選ばれたが失敗に終わり、中野・岡元と共に警察に自首した。
- 岡元真一(おかもと しんいち)
- 銀星会組員。22歳。平林から白竜暗殺を命じられる。当初は意気込んでいたが、交際している女性との間に子供が出来た事を知り苦悩する。暗殺が失敗に終わった後、中野・井下田と共に警察に自首。
金竜組
- 金原龍伍(かねはら りゅうご)
- 金竜組組長[10]。亜里沙の一件で白竜に自邸に殴り込みをかけられ、自らの右腕と引き換えに亜里沙の慰謝料1億円を支払う事になった[52]。
- 篠原祐二(しのはら ゆうじ)
- 金竜組若頭補佐[10]。鷲中の用心棒として白竜と対峙するが格が違いすぎ、やられた上に小便を漏らす[53]。その後で組長宅への殴り込みの手引きをさせられた[54]。
荒巻組
- 荒巻泰造(あらまき たいぞう)
- 荒巻組組長。筋目を大事にする男で、通っている事なら話を通すが、通らない時は異常なほど凶暴で配下の組員にも容赦ない折檻を行なうイケイケの武闘派。
- 中島幸男(なかじま ゆきお)
- 36歳。荒巻組幹部。みかじめ料の件で利夫と悶着が発生し、利夫は白竜の命令で荒巻組の事務所に話をつけに行かされることになる。
新海組
- 新海拓三(しんかい たくぞう)
- 47歳。新海組組長。近畿国際空港の利権をめぐって中塩組、白竜と争う。
- 寺西昭吉(てらにし あきよし)
- 27歳。新海組若頭。
中塩組
- 中塩要平(なかしお ようへい)
- 54歳。中塩組組長。近畿国際空港の利権をめぐって新海組、白竜と争う。
- 新橋裕太(しんばし ゆうた)
- 32歳。中塩組若頭。
南洲組
- 池端良三(いけばた りょうぞう)
- 53歳。南洲組2代目組長。神戸の山王会との提携を目指し、反対する広井を赤石と組んで粛清する。しかし自らも組長の座に野望を燃やす赤石とその部下により射殺された。
- 赤石総互(あかし そうご)
- 27歳。南洲組若頭補佐。山王会との提携を利用して若頭の広井と腹心の中本、さらに池端を粛清して自ら組長になろうと野望を燃やす。中本と池端は射殺したが、広井は白竜により命拾いしたために計画は挫折。最後は白竜により射殺された。
- 中本新一(なかもと しんいち)
- 南洲組組員。駆け出しの組員で男気にあふれる広井を尊敬していた。淡海組の内情を探ると称して行動していたが、赤石に博多港に誘き出され、淡海組の犯行と見せかけられた上で射殺された。
- 中本麻美(なかもと まみ)
- 南洲組組員・中本新一の姉。中州のクラブホステスで、広井に恋愛感情を抱いている。赤石にも好意を寄せられていた。
淡海組
- 渡部恭三(わたなべ きょうぞう)
- 63歳。淡海組第4代組長。南洲組の縄張である中州を奪うため大手組織の浜本組と提携に苦悩する。白竜・広井の譲歩で和解し、自らの命を賭けて浜本との提携を解消した。
浜本組
- 市田洋輔(いちだ ようすけ)
- 34歳。浜本組幹部。若杉会会長。淡海組との提携のため、博多入りする。
- 仁科幸平(にしな こうへい)
- 32歳。浜本組幹部。双葉組組長。
山王会
- 村井康三(むらい こうぞう)
- 48歳。山王会本部長。ライバルの浜本が九州に進出しようとしていたため、消極的ながら南洲組と手を結ぼうとする。しかし浜本が手を引くと白竜・広井の説得を受けてあっさり手を引いた。
北西会
- 北方茂蔵(きたかた しげぞう)
- 67歳。北西会会長。500人の組員を抱える。黒須組と白竜を潰すために動くが、白竜に先手を打たれて手を引いた。
- 桐野良和(きりの よしかず)
- 34歳。北西会本部長。
猪鹿組
猪鹿組系 暴友会
- 平松謙二(ひらまつ けんじ)
- 55歳。大阪のミナミを縄張にする猪鹿組系の暴力団である暴友会の会長。規模は黒須組とほぼ同じ。咲原を使って野球賭博で多額の利権を手に入れる。しかし白竜と対立して組そのものが壊滅状態になり、利権から手を引いた。
- 岩野鉄男(いわの てつお)
- 48歳。暴友会若頭。通称は岩鉄。凶暴な男で岩鉄のために闇に葬られた者も少なくないと言われる。平松の命令で白竜を襲撃するが失敗。逆に白竜の反撃を受け、東名高速において交通事故に見せかけられて始末された。
赤竜会
- 恩田道夫(おんだ みちお)
- 36歳。赤竜会若頭。ハワイの利権をめぐり白竜と争う。胆力があり白竜からも一目置かれたが、白竜に目を潰されて利権から手を引いた。
大沢一家
- 新道一徹(しんどう いってつ)
- 大沢一家の幹部。38歳。格闘界の中でも最強といえる実力をもっていたが、白竜に射殺された。
天和会
- 墨田(すみだ)
- 天和会幹部。白竜を脅して徳永の身柄を奪う。しかし裏では密かに徳永とつながっていた。白竜の報復を受け、鉄道自殺に偽装されて殺害された。
六本木愚連隊
- 新条一樹(しんじょう いっき)
- 六本木を中心に暴れ回る不良軍団・六本木愚連隊のリーダー。 麻薬中毒者で暴力など悪の限りを尽くす。忘恩寺春海の命令で黒須組壊滅を目論むが、田代らにメンバーの大半を壊滅させられる。黒須組事務所に乗り込んで鮫川を負傷させ、黒須を人質に取るが、白竜により始末された。
ブルース・ウィリアムズの一味
- 新島烈(にいじま れつ)
- ブルースの忠実な部下[55]。体力に優れている格闘系。ブルース曰く、生まれつき痛みを感じられない体質で、子供の頃に肉の焼ける匂いに気づいたら手がストーブに当たり焼けていたという[56]。白竜に拳銃で撃たれても平然としており、ジャンと白竜を拘束した[57]。その後セレナとの人質交換で窮地に陥ったブルースを自らの身体を張って守るなどその忠義は徹底していた[58]。実はブルースの実の弟(腹違い)で、兄から弟として認められたかったらしい[59]。兄・ブルースを殺した白竜を射殺しようとしたがセレナに阻まれ、白竜に反撃されて射殺された[60]。
警察庁
- 天宮祐希(あまみや ゆうき)
- 警察庁警備局外事情報部国際テロリズム課職員[61]。チーム天宮のリーダー。26歳[62]。痴漢集団に囲まれても動じない強い女性で痴漢集団を1人で潰した[63]。同課のエースで成沢から白竜逮捕を命じられるが、ヒデヨシの素行を知り逮捕を躊躇う。警察を目指したのは学生時代に複数の男性に襲われた過去があるため[64]。
- 田中幹男(たなか みきお)
- 警察庁警備局外事情報部国際テロリズム課職員。チーム天宮の一員。28歳[65]。
- 野村忠義(のむら ただよし)
- 警察庁警備局外事情報部国際テロリズム課職員。チーム天宮の一員。32歳[65]。
警視庁
- 平井勝正(ひらい かつまさ)
- 警視庁組織対策部4課マル暴担当刑事。「鬼暴」と称されて仲間からも恐れられている。東都電力の裏の仕事を担当する実行役で、対象者の監視や暗殺を務めている。白竜に捕縛されて黒須組に連行、井の頭の拷問を見せられて脅迫され、東都電力の秘密や自らの悪事を残らず暴露した。その後解放されたが、東都電力の刺客により駅のホームから突き落とされて始末された。
六本木中央警察署
- 如月曜子(きさらぎ ようこ)
- 六本木中央署署長。25歳[66]。東大卒のエリートキャリア。父親も刑事だったが暴力団の凶弾に倒れた。そのため六本木浄化作戦を決行したが[67]、白竜の前に敗れる。白竜には複雑な感情を抱いている模様[68]。
- 井原隆史(いはら たかふみ)
- 六本木中央署副署長。54歳[69]。
- 水口譲二(みなぐち じょうじ)
- 六本木中央署生活安全課の刑事。34歳[70]。剛野と深くつながり恩を売るために浄化作戦に乗じて如月を煽動し、黒須組壊滅と白竜逮捕を企む。一方で刑事である事を悪用して汚職を続けた[71]。白竜によりその汚職を暴露され[72]、他の汚職刑事・警官と共に服務規程違反により懲戒免職にされ[73]、剛野からも見捨てられて拳銃で足を撃ち抜かれた[74]。
渋谷中央警察署
- 神内一樹(じんない かずき)
- 渋谷中央署長。36歳。キャリア組であるが過去の経緯から出世に乗り遅れている。渋谷の王となるため白竜を逮捕し黒須組を潰そうとしたが、白竜によって阻まれた上に過去の犯罪も明るみにされた。
北海道警察本部
札幌北東警察署
- 狩場俊介(かりば しゅんすけ)
- 札幌北東警察署警部。32歳。銃器撲滅キャンペーンの一環で設立された銃器対策課に配属される。後に白竜や安尻と組んで不正を行なうが、白竜を裏切ったために殺された。
新潟県警察本部
二の羽警察署
- 井の頭源八(いのかしら げんぱち)
- 二の羽署の刑事。42歳。東都電力と裏で通じている。また職権を利用して不正も行なっている。白竜の命令を受けたケンジによって拉致され、白竜の恐るべき拷問を受けた。
政治家
民自党
- 成沢秀行(なりさわ ひでゆき)
- 民自党幹事長。国会議員。陰の総裁と言われる実力者でありその独裁者ぶりから「日本のヒットラー」と称される[75]。息子ヒデヨシの一件で白竜と対立し彼を拘束するが敗れた。
- 成沢秀吉(なりさわ ひでよし)
- 秀行の息子[75]。通称ヒデヨシ。ヒットラーの息子を自称し、配下にハーケンクロイツ入りの隊服らしい服を着用させている。グラビアアイドルらを麻薬漬けにしてコントロールしながら六本木で会員制高級デリヘルを経営する[75]。しかし白竜と浅岡寧々の一件から対立。黒須組に拘束されて脅迫された上で解放された。
- 中能忠義(なかのう ただよし)
- 飛葉県知事。63歳。白竜と共に尾見川と対立。その後ろ盾で知事に再選された。
- 咲山寛次郎(さきやま かんじろう)
- 東京都知事。62歳[76]。東京空港の国際化を目論み、その利権を自らの盟友・越中建設に回した[77]。
- 海野波彦(うんの なみひこ)
- 衆議院議員。民自党最大派閥である政経会所属。連続6期当選し7選を目指すが、黒須に喧嘩を売ってしまい、選挙戦で白竜の切り崩しにあって敗北、落選した。
- 貝原次郎(かいばら じろう)
- 都議会議員。32歳。海野配下の4奉行の1人。電車内で痴漢をしてしまい、それをネタに白竜に脅迫されて黒須に票を売り渡した。
- 磯田健太(いそだ けんた)
- 都議会議員。38歳。海野配下の4奉行の1人。奉行の中でも切れ者で、大型スーパーの反対運動の中心人物となっていたが、裏ではその大型スーパーと収賄関係にあった。白竜にそれをネタに脅されて票を黒須に売り渡した。
- 島木茂市(しまき もいち)
- 都議会議員。53歳。海野配下の4奉行の1人。妻と小学生の娘がいる。変態的趣味の持ち主で、白竜に脅迫されて黒須に票を売り渡した。
- 岩本哲(いわもと てつ)
- 都議会議員。48歳。海野配下の4奉行の1人。妻と1男1女がいる。元は大学教授で公害汚染で立ち上がった市民派の代表。小学校のPTA会長や自治会の会長を務めるなど表では真面目な生活をしていたが、裏では実の娘と禁断の関係にあり、白竜から「4奉行の中でも最悪のケダモノ」と言われた。それを白竜に脅迫されて黒須に票を売り渡した。
- 正木重蔵(まさき じゅうぞう)
- 海野の選対部長。選挙業界でも名の通った存在で、当選不可能と言われた候補でも常に勝たせてきた切れ者。黒須の当選を阻むために白竜と頭脳戦を展開する。
企業関係者
オリオン光学
- 冬川剛史(ふゆかわ たけふみ)
- オリオン光学会長兼社長[78]。多国籍大企業であるオリオンを長年に渡りそのカリスマ性で牛耳り社内では天皇とまで呼ばれる[79]。自らの汚職を隠蔽するために会長に退くが、白竜とケビンの追求により追いつめられて会長職も社長職も辞任。子飼いの部下による傀儡政権を作るが、ケビンに委任状争奪戦を起こされて窮地に陥るが、白竜に100億円を渡す見返りにケビンを委任状争奪戦から撤退させてオリオンの実権を再び掌握。しかし白竜により粉飾決算の内部資料を東京地検に横流しされ、逮捕された。
- 林信昭(はやし のぶあき)
- オリオン光学専務。58歳[80]。冬川と常に行動を共にする右腕的存在[78]。
- ケビン・スチュワート
- オリオン光学元社長。母国イギリスで騎士の称号を授与された清廉な人物[78]。冬川に目を掛けられてヒラの取締役から社長にまで引き立てられる。冬川の不正に気づいて糺そうとしたが、冬川により社長職を解任、失脚させられ、冬川と戦う道を選ぶ。しかし白竜の策略により委任状争奪戦から撤退し、イギリスに帰国した。
- 有沢俊和(ありさわ としかず)
- オリオン光学社員。ケビン専属の社長秘書。32歳[81]。ケビンを支える良き理解者[78]。ケビン失脚後に会社を自ら辞職した。
- 岩井誠(いわい まこと)
- ワールドカンパニー社社長。48歳。元は大手証券会社社員。経営コンサルタントだが冬川に10年以上飼われ裏方の役割を果たしている[82]。
東都電力
- 重田春信(しげた はるのぶ)
- 東都電力社長。66歳(最初56歳とされていたが、単行本では66歳になっている)[83]。二の羽原発の秘密に接近する白竜を恐れ、平井や井の頭を使って妨害する。仲里や白竜の動きを恐れて様々な謀略を行なうが、白竜に敗れて要求に応じざるを得なくなった。
- 氷川令二(ひかわ れいじ)
- 社長秘書。28歳[83]。重田の懐刀で、平井や井の頭に直接指示を出す。
- 牧原(まきはら)
- 登場時は既に故人で回想だけに登場。二の羽原発の作業員で作業中に大量被爆した。そのため白血病になり、59歳で亡くなった。
- 合田(ごうだ)
- 東都電力の元現場責任者。牧原に対する罪の意識から、飲み屋で知り合ったケンジとヨシキに東都電力の情報を伝えた。
新潟中央日報
- 光元秀哉(みつもと ひでかず)
- 記者。父親は二の羽原発で働いていたが秀哉が中学の時に死去。その敵討のために東都電力の闇に隠された秘密や不祥事を調べる。しかし井の頭に察知され、平井により射殺された。自殺として井の頭に処理されたが[84]、その遺志を白竜に託した[85]。
六ツ木不動産
オパールカードビジネス
- 木野村靖人(きのむら やすひと)
- オパールカードビジネス総務部長。 52歳。白竜とはかなり前から面識があり株主総会ではその力を借りた。大和川組から脅迫されたため、再び白竜の力を借りる。
- 佐原俊吾(さはら しゅんご)
- オパールカードビジネス社長。 48歳。
オンライン英会話教室ゴーオン
- 日高翔(ひだか しょう)
- ゴーオン代表取締役・社長。36歳[88]。若くして成功した経営者だが実際は副社長の手腕によるもので自らは会社の資金を独り占めしようとしていた[89]。暴力団員を使って副社長を殺そうとまで計画するが白竜に阻まれ、逆に自らが辞任に追い込まれた[90]。
- 高島優弥(たかしま ゆうや)
- ゴーオン副社長[91]。副社長だが実際にゴーオンのオンラインシステムを築き上げた功労者[92]。自らは会社の資金を事業拡大のために使おうと考えていたために日高から嫌がらせを受け続ける[93]。
カミムラファンド
- 上村尚之(かみむら なおゆき)
- カミムラファンドコーポレーション代表。45歳[94]。投資ファンドの代表で、その実は買い占めた株を高値で買い取らせるグリーンメーラーとも言われる[94]。ハゲタカとも言われ、白竜と組んで西都鉄道を乗っ取った。
銀行関連
- 間宮俊和(まみや としかず)
- いなほ銀行頭取[95]。西都鉄道を乗っ取るために第三者機関を作る。
- 野上正義(のがみ まさよし)
- 丸菱東京銀行頭取[95]。
- 鷲津啓介(わしづ けいすけ)
- 帝都銀行頭取[96]。
- 中野亨平(なかの きょうへい)
- 和英銀行頭取[96]。
- 水上慎二(みずがみ しんじ)
- れそな銀行頭取[96]。
西都鉄道関連
- 筒井義郎(つつい よしろう)
- 西都鉄道社長。64歳[97]。社内では天皇とまで言われた男だが、白竜と上村に追い詰められて西都は最後を迎えた。
- 平中隆太郎(ひらなか りゅうたろう)
- 総会屋。74歳[98]。伝説の総会屋と言われた男[99]。
- 木島利夫(きじま としお)
- 平中の書生。32歳[98]。
- 伊橋洋一(いはし よういち)
- 西都鉄道総務部長。62歳[100]。筒井の側近で行動を共にする。
- 徳川直二郎(とくがわ なおじろう)
- 東洋セメント社長[101]。西都鉄道を乗っ取るために間宮らが作った第三者機関・西都鉄道経営改革委員会の委員長に就任する。しかし上村のために委員会解散に追い込まれた。
五代不動産
京飛鉄道
- 八坂直樹(やさか なおき)
- 京飛鉄道社長。52歳[104]。尾見川と行動を共にする。
平成不動産
- 新見肇(にいみ はじめ)
- 平成不動産社長。36歳。黒須組の企業舎弟。白竜の部下でその指示に従う。大東区の贈収賄事件を尾見川に暴露されて逮捕された。現在は出所して会社社長として復帰。利夫が店の権利を売りに来た際に対応している。
岡村工務店
- 岡村良文(おかむら よしふみ)
- 岡村工務店社長。56歳[105]。越中建設の滑走路工事を下請けするが、そのために越中建設に不正の濡れ衣を着せられた。
- 新島裕一(にいじま ゆういち)
- 岡村工務店社員。現場主任。28歳[106]。元は黒須組組員だが足を洗い、白竜の仲介で岡村に雇われて重用されている[107]。
越中建設
- 越中春樹(えっちゅう はるき)
- 越中建設社長。67歳[108]。白竜から東京空港建設における不正で脅されたため、仁勢組の赤垣に泣きつく。しかし白竜に最終的に敗れて要求に応じた。
- 向田光之(むこうだ みつゆき)
- 越中建設工事部長。58歳[109]。越中の懐刀。
五代商事
- 寺崎泰彦(てらさき やすひこ)
- 五代商事営業企画部長。56歳[110]。六本木ビッグシティ建設のために剛野に買収に応じないラーメン屋の地上げを頼み込む。
鷲中建設
- 鷲中繁三(わしなか しげぞう)
- 鷲中建設社長。56歳。新田亜利沙の美貌に邪な興味を抱き、ホテルで犯した。さらに金竜組を使って亜利沙を脅迫し、激怒した彼女に殺されかけた。亜利沙に代わって白竜から慰謝料として1億を請求され、応じる羽目になった。
- 西条(さいじょう)
- 鷲中の秘書。亜利沙の一喝で怖気づいて逃げた。
村尾建設
- 桑田金蔵(くわた きんぞう)
- 国営鉄道清算事業会理事。村尾建設常務。62歳[111]。天下りであったが、村尾建設からは三顧の礼で迎えられた[112]。
- 鬼島岩男(きじま いわお)
- 村尾建設営業部長[10]。
- 中平正安(なかひら まさやす)
- 村尾建設東京支社長[113]。
ワイルドビデオ
- 島津宏一(しまづ こういち)
- 38歳。年商50億のワイルドビデオ代表。麻薬で女優を縛っていた事を白竜に掴まれ、会社の実権を奪われた。
大東亜製紙
- 武藤(むとう)
- 大東亜製紙の社長。安全基準値を遥かに超える汚染水を流出させており、その反対運動を海野波彦、岩本哲により封じ込めていた。しかし白竜にマスコミや佐田安、ヨシキら組員を扇動した反対運動と脅迫で追い詰められ、黒須に票を売り渡した。
教育関係者
- 仲里健太郎(なかざと けんたろう)
- 72歳。東西大学地質学教授。元は東都電力に雇われていた。二の羽原発建設時に活断層がある事を指摘して建設に反対したが押し切られたため、失望して辞職する。しかし東都電力に以後30年にもわたって監視され、白竜と接近した事で妻を殺されたため、白竜や黒須らに原発の秘密を暴露した。以後は白竜の保護を受け、東都電力の闇をマスコミに暴露するのに一役買う。
- 美神麗子(みかみ れいこ)
- 26歳。相愛若葉学園の教員。佐田安の息子の保護者面談の際、白竜と応対した教師。白竜の子供が宿っているかどうかは不明だが関係を持った。
黒須組に関係する女性
- 浅岡寧々(あさおか ねね)
- グラビアアイドル。 ヒデヨシに薬漬けにされてデリヘル嬢にされていたが逃亡。白竜に助けられグラビアに復帰した。
- 遠藤里緒菜(えんどう りおな)
- 六本木高級クラブ「ダイヤモンド」のホステス。 身に覚えの無い脅迫を受けたため、黒須と白竜を頼る。
- 鮫川きぬ(さめかわ きぬ)
- 黒須組組員・鮫川順也の母親。50歳は越えているらしい。温厚で鮫川の良き理解者であった。鮫川も暴走族時代から母親への孝行は欠かさず行なっており、水口が母親をネタに脅迫した際には「お前も必ず殺してやる」とまで言っている。癌(骨膜肉腫)が見つかったため入院したが、その病院による医療ミスが原因で急死し、鮫川は大いに悲しんだ[114]。
- 礼音(れおん)
- 六本木のホステス。スタイル抜群の芸能人並の超美女[115]。黒須組のケンジや剛野組の剛野と関係を持つ。実は男でそのため柳川に殺されかけるが、剛野に手術を受けるように勧められた[116]。
- 北条梓(ほうじょう あずさ)
- 週刊世界経済の記者[91]。雑誌の企画により白竜を取材する。この取材は黒須組に恥をかかせるべく剛野が黒須に押しつけた物だったが[117]、白竜に密着取材した結果彼を賞賛する記事を書き嫉妬した剛野が怒る事になった[118]。
- ミーナ
- 黒須がゾッコンの愛人[10]。根っからの好き者であり、黒須の旅行中に監視を命じられた田代やケンジらは音を上げてしまい、白竜さえも関わるのを避けようとしたほど[119]。最後は亜利沙にその任務が押しつけられる事になる。
- 奈美
- 渋谷のホステス。ハルキの母親。竹中の子を妊娠していたが、その竹中により銀星会の組員を送り込まれて暴力を振るわれ流産となる。ハルキが白竜に助けを求めた事で竹中から慰謝料を引き出す事に成功した。ハルキに対しては虐待と言えるほどの折檻を日常的に加えており、竹中との件が解決した際に白竜からきつく釘を刺されている。
- 多恵子(たえこ)
- 花屋の店員。ヨシキに一目惚れされた。弟に鮫川の暴走族に入っていた昭彦がいるが、この昭彦の素行を心配してヨシキに相談する。
- セレナ・マルソー
- 27歳[120]。白竜の恋人[121]。モデル・女優並の美女[122]。白竜担当のフランス語講師[123]。白竜のマンションを出た直後に誘拐され、薬指を落とされた[124]。以後も白竜を脅迫する人質として使われるが女性ながら気丈な態度を保つ。最後は白竜を守って新島の凶弾に倒れて死んだ[125]。
僧侶
- 忘恩寺春海(ぼうおんじ しゅんかい)
- 忘恩寺住職。 住職の身にありながら麻薬を六本木愚連隊に横流しして影で操る。さらに六本木商店街店主らと永代料問題を起こして白竜とも対立。愚連隊を動かして黒須組壊滅を計画するが返り討ちにされ、白竜に企業舎弟にされた。
- 来栖川聖羅(くるすがわ せいら)
- 星空保育園園長。32歳[126]。星空保育園を善意と使命から守ろうとしていたが、実は土地価格の釣りあげを狙っており、若い頃は売春や麻薬、恐喝に障害と悪事を重ねていた[127]。時岡に拉致されるが白竜に助けられ、その白竜に半ば脅迫される形で土地買収に応じた[128]。
- 有吉隆俊(ありよし たかとし)
- 星空保育園副園長。42歳[129]。園内の子供達が時岡や六ツ木らの手により危険に晒されていたため、園長に買収を進めたが実は六ツ木に飼いならされていた[130]。
外国人
- チャン・リー
- 香港の大手カンパニー社長。34歳[131]。都内一等地の買収を村尾建設・白竜と競った。
- ディラー
- 西アフリカのリブエラ大統領。ダイヤモンドの利権を得るために隣国ジュリオネアの内戦を影で操った首謀者。だがそのために人道法違反で国連の特別法廷で裁判にかけられる。
- ジャック
- ディラー配下の工作員。ジュリオネアの内戦で暗躍する。ダイヤモンドの一件で里緒菜の命を狙うが白竜らの逆襲を受ける。最後は口封じのため上司のアルハジに殺害された。
- アルハジ
- ディラー配下の元工作員。ジャックの上司。 元工作員で内戦で非道の限りを尽くす。ジャックを工作員に育て上げた。口封じのためジャックを射殺して逃走するが白竜に追い詰められ、爆死した。
- ナディン・ゴーディマー
- ジュリオネア国民。22歳。ジュリオネア内戦で家族をジャックに殺された。日本で偶然ジャックを見つけて復讐を果たそうと沖縄まで追いかけた。
- アバ・エバン
- ダンビア共和国国民。20歳。ナディンと行動を共にする。
- トニー青木
- 日系ブラジル人。六本木で麻薬の売人をしていた[132]。赤石と親交があり、彼の手引きで剛野の経営する裏カジノを襲う。それに味をしめて赤石の忠告を無視してさらに裏カジノを襲撃しようとするが白竜に阻まれ[133]、最後は剛野に射殺された[134]。
- ハロルド・ジ・アシス・モレイラ
- ブラジル人。六本木のパブの用心棒[132]。格闘に強くチンピラ程度なら簡単に倒せる。赤石やトニーと親交があり、赤石の剛野が経営する裏カジノを襲撃。その後トニーの襲撃計画に流される形で参加するが白竜に阻まれ[133]、命乞いするが剛野に射殺された[135]。
- カルロス・アウグスト・リベイロ
- ブラジル人。六本木のホストクラブのナンバー1ホスト[132]。赤石やトニーと親交があり、赤石の剛野が経営する裏カジノを襲撃。その後高飛びするための航空券を買う役割を果たしたが、トニーの襲撃計画に流される形で参加する。だが白竜に阻まれ[133]、命乞いするが剛野に射殺された[135]。
- ジェリオ・アンドレイ
- イタリア首相。
- フランコ・バレージ
- 52歳。宗教活動協会、通称バチカン銀行の幹部[136]。一夜の女性関係をネタに白竜に脅迫されたため、ジャンピエロに白竜抹殺を依頼するが失敗[137]。白竜にバチカン銀行の汚職事件の情報を提供する。しかしその裏切りをミルコに気づかれ、ミルコの暗殺依頼を受けたジャンピエロにより自宅車庫で射殺された。
- ジャンピエロ・コンビ
- 42歳。イタリアンマフィア。六本木に遊びに来ていた際、白竜と意気投合した[138]。フランコの依頼で2度白竜暗殺を図るが、いずれも失敗する。ミルコの依頼でフランコを射殺し、次に同じく白竜を殺そうとするが、事前に計画を察知していた白竜に返り討ちにされて射殺された。
- ダニエル・マッサーロ
- プリズミオン社代表。イタリアを代表する石油化学会社の経営者。豪腕経営で知られ「ラヴェンナの海賊」と呼ばれている[139]。イタリア最大の汚職事件を起こしてローマ検察の家宅捜査を受ける。
- ミルコ・デ・ムーロ
- ローマ教会の大司教。バチカン銀行総裁[139]。バチカン銀行の汚職事件に関与している。黒須曰く「法衣を着たマフィア」。しかしジャンピエロを白竜に殺され、バチカンの秘密を掴まれて白竜の要求に応じざるを得なくなった。
- ヴィト・マンノーネ
- 36歳[140]。ローマ検察庁検事。正義感と狂気を持ち合わせたはぐれ検事[141]で大物政治家や大企業の絡んだ事件で成果を挙げている[142]。しかしやり方は荒っぽい。バチカン汚職の捜査チームの最高責任者となる。
- ブルーノ
- 52歳。ローマ検察庁主任検事[143]。バチカン捜査には否定的だったが、ヴィトに自らの浮気を掴まれて協力せざるを得なくなる[144]。
- シモーネ・バロース
- イタリア大手不動産「テクノカーサ」社の社長。ダニエルの支援で不動産で成功した人物。バチカン汚職にも関与しており、ヴィトに任意で出頭させられた。
- ファブリッツォ・ザッカルド
- 72歳。枢機卿。バチカン銀行の汚職が社会問題になると、ミルコに関与の有無を問いただした[145]。
- リーノ
- ミルコの腹心。
- ブルース・ウィリアム
- 47歳[146]。アメリカ人の資産家。世界的企業に投資して莫大な資産を築いている一族の頭領[147]。数ヶ国語を自由に話せる[148]。メシアの遺産を狙い、白竜やジャンと様々な駆け引きを繰り広げる。白竜の策略で危機に陥るが新島の助けで九死に一生を得る。ジャンや白竜、セレナを連れて未来記を手に入れるために法隆寺まで赴くが、ジャンの騙し討ちにあい、射殺された[149]。
- ジャン
- セレナの父。メシアの遺産を守るために娘の命も犠牲にする覚悟で白竜を拘束する[150]。だが白竜に反撃されて逆にメシアの遺産の秘密を吐く[151]。そして白竜と共にブルースに捕縛された[152]。黒須らに助けられるが、未来記の秘密を守るために娘まで犠牲にしようとする[153]。だが黒須の言葉で反撃に立ち上がることを決意[154]。ブルースを法隆寺にまで誘い込んで射殺する。だが自らも激怒したブルースの私兵により射殺された[155]。
- ロジャー
- ブルース・ウィリアムの側近の部下。ブルースに忠実で、暴走族を躊躇いなく車で蹴散らす容赦の無さを持つ[156]。白竜に騙されたブルースの命令でセレナを殺害しようとする。ブルースの命令で私兵全員を引き連れて宝竜寺まで赴くが、ブルースを射殺された後に白竜に「お前の行く先も地獄だ」と言われて射殺された[157]。
スポーツ関係者
- 若豪快(わかごうかい)
- 大関[158]。野球賭博をネタに成田と吉行から脅迫される[159]。白竜に助けてもらうがそのために白竜の相撲賭博に応じる事になる。
- 前田賢作(まえだ けんさく)
- パワーリフティングの選手[160]。剛野の行きつけのジムで剛野を挑発、嘲笑する[161]。この時はスポーツマンとして許されたが調子に乗って地下駐車場で剛野を挑発したため、剛野により射殺された[162]。
- 和久井茂樹(わくい しげき)
- オールジャパンキックボクシング連合会会長。48歳。経営はやり手だがその裏で脱税をしていた。
- 斉田誠二(さいた せいじ)
- オールジャパンキックボクシング連合会選手兼チーフトレーナー。36歳。和久井の側近で命令により白竜暗殺を図るが返り討ちにされた。
- 咲原(さきはら)
- 帝神シャイアンツの4番打者。年俸は3億3千万円。暴友会の平松、黒須組の白竜に野球賭博のために利用され、自らは苦悩するも従っている。
- 山辺勝一郎(やまべ しょういちろう)
- 帝神シャイアンツのオーナー。チャンスでいつも不振な咲原に激怒し、スタメン落ちを宣言する。しかし白竜の脅迫を受けて撤回した。
医療関係者
- 西原貴史(にしはら たかふみ)
- 埼京大学総合病院医師。30歳[163]。鮫川きぬの担当医師だったが、医療ミスできぬを死なせてしまった。白竜により薬品の使用方法すら読んでいない事が判明し鮫川に殺されかける[164]。最期は白竜によりひき逃げされて死亡した[165]。
- 中村浩一(なかむら こういち)
- 埼京大学総合病院院長。65歳[166]。西原の医療ミスを1度は否定する[167]。しかし再度証拠を持って現れた白竜の前に屈した[168]。
弁護士
- 池端耕作(いけばた こうさく)
- オパールカードビジネス顧問弁護士。 65歳。大和川組の脅迫を断固拒否するよう佐原・木野村に提言する。
- 宗田理一(むねた りいち)
- 大和川組顧問弁護士。 48歳。大和川組に対する白竜の策を全て見抜いた。
- 四方精一朗(しも せいいちろう)
- 西都鉄道顧問弁護士[169]。85歳[170]。西都草創から筒井家に仕えた。しかし裏の事情を知りすぎていたため義郎に切り捨てられ、失意の内に亡くなった。
白竜の友人・知人
- 矢野(やの)
- 国税局査察官。 白竜の大学時代の友人。
- 広井精一(ひろい せいいち)
- 白竜の学生時代の友人。博多を縄張りとする南州組の若頭で、関西の大組織である浜本組と提携した淡海組に縄張りを狙われたため、白竜に解決策を請う。しかし南州組の権力争いに巻き込まれ、白竜の助けを得て第3代組長に就任した。
その他
- 徳永光男(とくなが みつお)
- クロスローンで1億5000万、利息と手数料を合わせて2億を踏み倒し、天和会からも借金で追われる身だった。白竜からは「戻る男」と言われ、天和会に拉致されて拷問されても耐え抜き、白竜からその度胸を認められて舎弟にしたいとまで言われた。しかし白竜の拷問にはかなわず、隠していた2億を渡した。
- 吉岡礼治(よしおか れいじ)
- 30年前は通称銀狼と称され、1度も失敗したことが無いという暗殺者[171]。柳川から娘の存在を取引材料にされて白竜暗殺を依頼される[172]。
オリジナルビデオ
俳優の白竜主演(白川竜也役)でシリーズ化されている。
シリーズ
- 白竜(1998年)
- 白竜 シノギの報酬(2006年)
- 白竜 シノギの報酬Ⅱ(2006年)
- 白竜3 非情のバトルロワイアル(2007年)
- 白竜4 赤絨毯の死闘(2007年)
- 白竜5 支配者VS独裁者(2008年)
- 白竜6 仁義の火群(ほむら)(2008年)
- 白竜7 白竜暗殺計画(2009年)
- 白竜8 六本木侵攻(2009年)
- 白竜9 その女、亜利沙(2009年)
- 白竜10 白竜VS.黒竜(2010年)
- 白竜 ヒットラーの息子(2012年)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 日本文芸社|お知らせ
- ↑ 『白竜、原子力マフィア編、上巻』P2
- ↑ 単行本11巻 pp.199-202 によれば、トップの成績であったとのこと。
- ↑ 白竜LEGEND1巻、p.29
- ↑ 白竜LEGEND34巻、p.204
- ↑ 6.0 6.1 白竜LEGEND1巻、p.32
- ↑ 7.0 7.1 7.2 白竜LEGEND1巻、p.33
- ↑ 白竜LEGEND17巻、p.71
- ↑ 白竜19巻、p.5
- ↑ 10.0 10.1 10.2 10.3 10.4 白竜20巻、p.5
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