ブライダルモデル

白いオペラグローブを着用しウェディングドレスの広告を行うブライダルモデル

ウィキメディア・コモンズには、Underwear modelsに関連するカテゴリがあります。

ブライダルモデル（OR ウェディングモデル）は、ウェディングドレスや、その他の婚礼衣装やアクセサリーを着用するなどしてブライダル関連商品やコンテンツの広告を行うモデルのことである。

概要

専属のブライダルモデルは、通常のファッションモデルと違いファッションショーやイベント等に出演することは少なく、ブライダル関係企業等の広告写真のモデルに専念することが多いため、有名人になることは稀である。なお、スーパーモデルやカリスマモデルによるウエディングドレスやブライダルアクセサリーに特化したファッションショーが開催されることもあるが、この場合のモデルはブライダルモデルとは呼ばない。

花嫁用の下着（コルセット、ストッキング等）のことをブライダルインナーと呼び、これらの広告モデルは下着モデルという。日本の下着モデルは外国人、特に白人女性が起用されることが多いが、ブライダルモデルも同様の傾向がある。この傾向は次の要因が関連する。

・明治政府が推進した欧化主義とそれに伴う洋装化の慣習が根強く残っており、今日においても憧れと羨望の的が碧眼金髪の白人である風潮が強いこと。

・通常は一生に一度しか着ることができない華やかなウエディングドレスは、女性にとって最高の羨望の的であること。

・ウェディングドレスは西洋文化による産物であるため、日本人より身長の高い白人女性の体型に合わせたデザインが基本形であること。

・ウェディングドレス及びその附属する装飾品は白色が基調であるため、白人女性が最も見栄えすること。

以上の要因により、日本の、特に結婚式関連の広告写真のモデルについては碧眼金髪の白人モデルが多数を占めている。