タットワ
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タットワ(tattva)とは本来インドのサンスクリットにおいて、指示代名詞tadが名詞化したもの。「それがそれとしてあること」を意味し、仏教では真理と訳される。
ヒンドゥー教や仏教などでは世界の構成要素・元素である五大の異名ともされ、この思想は黄金の夜明け団によって近代西洋儀式魔術に取り入れられた。以下、本項ではこちらを詳述する。
近代西洋儀式魔術ではインドのヨーガにおけるヤントラをベースとした修行体系であり、以下の様な図形を用いて五大元素を深く瞑想する事。
- 「原始」=「アディ」(Adi)
- 「空」=「アカーシャ」(Akasha)=黒色や藍色の楕円形や卵形(山吹色で囲まれる場合もある)
- 「水」=「アパス」(Apas)=銀色や白色の上が欠けた三日月形(欠けた部分が黒色の円形の場合もある)
- 「風」=「ヴァーユ」(Vayu)=青色の円形(橙色で囲まれる場合もある。)
- 「火」=「テジャス」(Tejas)=赤色の三角形(緑で囲まれる場合もある)
- 「地」=「プリトヴィ」(Prithvi)=黄色の四角形(紫で囲まれる場合もある)
- 「悟り」=「サマディ」(Samadhi)
以上の形は日本に伝わった五輪塔の構成とおおよそ同じであり、両者は起源を同じくする。
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