レイシストをしばき隊

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レイシストをしばき隊

レイシストをしばき隊(-たい、레이 시스트를 시바키 대。別名:レイプでしばき隊、劇団しばき隊、生活保護を貰い隊、日本を沈め隊)とは、極左差別主義運動家野間易通が2013年2月に結成した嫌韓活動の妨害をするため結成された武闘派グループであり、テロリストであり、集団強姦魔や殺人鬼に似た人物を構成員に含んでいる。

現在 C.R.A.Cと名前を変えている。左翼過激派団体であり、中心人物は野間易通有田芳生

概要

その名のとおり、「嫌韓」をレイシスト(過激な差別・排外主義者)であると位置づけて、しばくことを目的としている。

公式サイトでは「しばき隊という名前ですが、しばきたいだけです。実際にはあくまで非暴力でお願いします。」と、暴力的な行為には否定的な立場を取っており、あくまでネット右翼系の政治団体の行き過ぎた行為(周囲への暴言、暴行等)を阻止することを目指している非暴力団体であった。

そして2013年2月23日、見事に在日特権を許さない市民の会桜井誠に暴行を加え、しばくという実績を残すことに成功した。

更に同年3月17日に大久保で行われた在特会のデモに向かおうとした参加者を急襲。怪我を負わせたことで警察が被害届を受理している。

その他にも逮捕者こそ出ていないが「デモ終了後の参加者が1人になったところを襲撃・拉致し、強制的にお説教と称して長時間拘束」した事を堂々と認めているが、警察権も持たない人間が一般人の自由を不当に長時間奪っているわけで、どう考えても逮捕・監禁罪に抵触する。

当初こそ形だけでも非暴力を掲げていたが、現在では「あらゆる手段を使ってレイシズムをくい止めます」と手段を問わない形になっている。と、言うより完全に「自分達が”レイシスト”と認定した者を弾圧するためならば、罵詈雑言を吐くことや必要なら実力行使も正義」という過激派集団の方向にシフトしている。

構成メンバー

主なメンバーは、トンスル愛飲者やプロ市民、さらには高校中退派・中学派という学歴社会に反旗を翻した革命家集団が所属しており、革マル派という学歴至上主義革命家集団との闘争に明け暮れている。

高学歴集団のVIP派とも犬猿の仲である。すでに日本中で危険な団体であると認識されている。公安のみならず、武装職安隊や風紀委員会からも目を付けられている。しかし、本人たちは逆に目立って嬉しいようで、twitter上で刺青を見せびらかし、さらには各種軽犯罪の画像をアップ。その結果、メンバー数人が逮捕される事態にまで発展し、とりあえずバカ発見器の別名が伊達ではないことを実証している。

あまりにも色々とやらかしすぎていたが、在日特権を許さない市民の会桜井誠会長によると、司法機関によりその行動が治安紊乱行為と認定されついに警視庁内にレイシストをしばき隊関連の専従捜査班が爆誕したとの事である。

主要構成員

主要メンバーはもともと反原発運動に勤しんでいた反政府運動家達である。しかし、反原発運動は敵(政府・経団連)が巨大であることからあまりうまくいかず、スポンサーもどんどん離れて行ってしまっていた。そこでこの運動の主要メンバーが目を付けたのが、反日運動が激しい韓国の国籍をもつ人間に対する嫌悪感への運動である。

その結果として、彼らが活動を開始した2013年2月以降、韓国への旅行者が激減、韓国からの輸入品も壊滅、K-POPはもはやなかった事にされ、同じく、韓国を支持する民主党が選挙で大敗北。

  • 野間易通(身長147cm)・・・しばき隊創設者であり、C.R.A.Cの創設者。身長がかなり小さい(147cm)ためホビットまたはゴブリンが愛称として定着している。元々は反原発運動に勤しんでいたものの、高まる反韓国熱を前に急遽、反レイシズム運動に傾斜。裏でどんな指令がくだったのやら。英語が得意らしく、彼のtwitterやしばき隊のHPにはよく英語が見られ、若干西洋かぶれなところが見られるものの、反レイシズムの歴史についてはまったく無知と見え、まったく時代背景の異なるアメリカ公民権運動の画像を盛んにホームページにアップしては、彼のハゲ頭を隠すカツラの如く空回りし続けていた。むしろ、時代背景を知っている連中にしてみれば、「ワイらは、KKKのシンパや‼︎」という自虐的なジョークにしか思えなかった。さっぱり売れない自著の宣伝のため在日特権を許さない市民の会の桜井誠会長との対談企画をデッチ上げて週刊SPA!に持ち込むが、SPA!の副編集長が桜井誠に挨拶に行った際に嘘が発覚、SPA!の副編集長が桜井誠にお説教されてしまった。147cmという身長ばりに社会常識から逸脱した野間の行為に怒った桜井誠に対談企画の事後承諾を拒否されて一時は「桜井誠が逃げた」と叫び悦に入っていたものの、桜井誠を誌面に出したいSPA!が「(身長147cmしかない)野間とかしばき隊は抜きで」という条件で「桜井誠との対談企画」を成立させてしまい、その自虐芸の健在ぶりを世に示す結果となった。また、野間は身長が147cmのクセに熱心なウィキペディアンでしばき隊と野間易通のページをチェックし、身長147cmなど都合が悪い情報は編集で自ら消している。手塚空もVocaredというアカウントでウィキペディアを監視しており、身長147cmの野間と見事なコラボをウィキペディア上で行っている。
  • 伊藤大介(通名)・・・しばき隊で最も有名な男。ネットでは朝鮮ゴリラと呼ばれている。国籍不明(でも、どうせ朝鮮系です)。野間同様、反原発運動家であり、さらに日本国旗を掲げている者を見ると無条件にぶち切れる。反韓国運動を行っていた者の前に急に現れてその者をヤクザさながらに恫喝した姿がYoutubeに挙げられていたが、あまりの異常っぷりに視聴者をドン引きさせるほどである。ハウスポートというベンチャー不動産会社を経営しており、そこで太陽光パネル設置事業に力を入れているとか。だから、反原発運動に力を入れているのかもしれないのだけれど、民主党の野田政権の時代からすでに太陽光パネルだなどという話はたわごとになっており、むしろ、菅直人関連の戯言である太陽光云々をいまだに語り続けている段階で、とりあえず、いろいろな話が見えてくる。
  • 金展克・・・在日朝鮮人3世。金正恩よりも豚のように太っているため、金ブタが愛称である。一応、弁理士(弁護士じゃないよ)。日本人でないにもかかわらず、日本の政治はどうとか、日本人はどうだとか外野からほざいている迷惑者。朝鮮学校で教育を受けたせいか、未だに北朝鮮による日本人拉致を認めておらず、拉致被害者奪還デモの主催者を野間(ホビット)、伊藤(朝鮮ゴリラ)とともに自宅の前で待ち伏せし襲うというヤクザ芸を見せつける。
  • 徐泰雄・・・在日朝鮮人。元ヤクザ。本当は帰化したかったが、前科があるため帰化できなかったと本人自身が語っている。
  • 凛七星(本名:林啓一)・・・在日韓国人3世。2014年4月15日、生活保護費約110万円を不正受給したとして詐欺の疑いで大阪府警警備部に逮捕された。運動している暇があったら働けよ。正真正銘のクズである。
  • 山口祐二郎(本名:牧田祐二郎)・・・しばき隊の内部組織我道会(笑)の会長で前科ありのキチガイ男。25歳の時、「子供さらう」と交際相手の女性を脅迫したとして逮捕されている。この時、本名の牧田祐二郎が全国ネットで放送されてしまったので、偽名を使って活動しているが、結局、インターネットで顔が出まくるこんな活動をすれば、ばれるに決まっている。参議院選挙で出馬した某候補者のポスターを破いて法律に触れたり、某講演者に唾を吐きかけたりとやることは幼稚である。自称・思想家。在日特権を許さない市民の会の桜井誠会長に自著と自身のブロマイドを送りつけたが、桜井誠のニコニコ生放送でブロマイドの裏に書いた文章の中に含まれていた「悪」の字が間違っていた事をバラされてしまった。「悪」の字の上半分は「亜」であるが、山口はこの部分を「西」と書いてしまっており、視聴者に何とも言えぬ笑いを提供した。ちなみに、レイプ魔強盗犯の杉本裕太君とはたった1回口論しただけの相手にも関わらず親密な関係を持つお友達としてネットでアピールしている。
  • 手塚空・・・現役東大生で、しばき隊一のインテリチンパンジー。コミュ障で何を言っているかわからない。その残念な風貌から人間とは思えないが、れっきとした人間である。反日大国韓国へのデモ隊に自転車で突っ込み、警察に逮捕された。東大でもずっとボッチで目立たない存在だったため、しばき隊に入ってはっちゃけたかったのだろうが、前科1犯という代償は多い。Vocaredというアカウントでウィキペディアを監視しており、野間と見事なコラボをウィキペディア上で行っている。
  • 高橋直輝(本名:添田充啓)・・・冗談でもなんでもなく、本当に逮捕されたメンバー。在特会のデモ参加者の一般人のクビに手を回した行為を暴力ではないと抗弁するものの、警察はもちろん信用しなかった。「暴力団組員で前科4犯」などと吹きまくっていたが、この逮捕の際の警察の捜査により暴力団組員でも無ければ前科も無いなんちゃってヤクザである事がバレて、「在特会が俺の無実を証明してくれた」と感謝の意を表明。紀尾井町東法律事務所の告発によると、添田は千葉県で小さな運送会社を営んでいたが、売り上げ2ヶ月分横領の上、自宅を売りに出し家族も捨てて完全にトンズラした悪党である。
  • 木本拓史(本名不明)・・・高橋同様に体中に入れ墨だらけで、それをアピールしまくってる自称介護士。在特会のデモ参加者に暴力をふるい添田とともに、逮捕された。国籍不明。妨害に行った行動する保守デモ終了後にデモ参加者と連れ立って飲食店でお話している最中に「デモ参加者を拉致した」とツイート、通報されて駆け付けた警察官にしょっぴかれて怒られるハメになった。なおこの際、通報者は警察に「居場所が分からないから探して欲しい」と言っているのに、何故か警察官はキモトがいた飲食店に直行。不思議な事もあるものである。て
  • 石田義則(朝鮮名不明)・・・在日朝鮮人3世。ECDと言う芸名でラッパーをしているが全然売れていない。彼曰く、日本は日本人のための国ではないらしい。


↓↓↓しばき隊の小物ブラザー(ユウジ&トシキ)

  • 小林雄二・・・もともとは歌手志望だったが、全く売れなかったため、運動家へ転身。反原発、反政府、反・嫌韓運動に傾倒している。本心でやっているというより、面白いからやっている迷惑ものである。嫌韓運動家たちが使用した施設やお店にイタズラFAXや電話を掛けることを面白がっている愉快犯。実態は手塚空と同じくらいのコミュ障で、いつもスピーカーを持って「バーカ!」と叫んでるだけである。哀れな人生である。
  • 木野寿紀・・・自称慶応大出身のインテリだが、実態は誰でも入れる慶応大の通信教育課程を受講していたが、馬鹿すぎてついていけずに中退し、放送大学を卒業したのが正しい彼の経歴である。小林雄二と比肩するくらいに嫌がらせにかけては天才的な発想の持ち主。twitterでは奇跡の一枚のような写真をプロフィールにしているが、実態はそら豆みたいな顔をした〇男である。


↓↓↓しばき隊のアイドル

  • 李信恵・・・在日朝鮮人。別名:差別の当たり屋。日韓問題ではいつも韓国側の意見を支持するのにもかかわらず、自分は韓国と日本の懸け橋になるとかほざいている脳内お花畑おばさん。ネットでは、彼女の意味不明な発言に反論するのも馬鹿馬鹿しいという声が多く、今ではネット民の間でおもちゃ扱いを受けている。李信恵の迷言で特に有名なのは「在日朝鮮人は一つの国籍だ。」である。「じゃあ日本人ではないのだから日本の政治に対する参政権は要らないんですよね?」という反論をされたらぶち切れた。本当に意味不明なおばさんである。
  • 千葉麗子・・・元アイドルタレント。今は完全に落ちぶれてしまっており、ただの韓流ドラマ好きのおばさんに成り下がっている。自身のtwitterでも基地外なツイートばかりしていると話題に。一外国人として在日朝鮮人のおかしなところを指摘したタレントのフィフィ氏にアフリカ人差別的なツイートをして大炎上した。レイシストをしばくとか言っといて自身がレイシスト発言を繰り返している(笑)。ちなみに彼女が産まれた福島県では、海岸側も原発で被害を受けた一方、山間部も反原発が推奨する水力発電ダムのせいで生活基盤が破壊されたのだが、何故かしばき隊の元反原発メンバーは「脱水力」とは言わない。何でだろう(すっとぼけ)?

レイシストしばき隊のポーズ

レイシストしばき隊を語るにかかせないもの。それは、一般的に欧米ではタブーのポーズとして認識されており、拳の後側を相手に向け中指を立てる、いわゆるファッキンポーズとして知られている。で、世界的に見てもあまりいい意味を持たないこのポーズをしばき隊のメンバーはレイシストに対して侮蔑の意を表すのであれば問題ないとして、公衆の面前で堂々と行っている。その上で、多くのメディアが彼らのポーズを写真に撮り、報道しているのだけれど、報道した瞬間にいろいろと楽しい話になることについて、確実にしばき隊は気づいてないんだけれどもどうしましょうね。

ちなみにこのポーズの正式名称はファックサインと呼ばれ、欧米では公衆の面前でそのポーズを行うような人間は、反社会的な言動を売りにするプロレスラーロックンローラーといった連中に限られており、一般人がそのようなポーズをとった場合、知性を疑われるか親の教育を疑われることになる。たいていは酔っ払っていると思われるのが普通であるけれど、ようはそういったポーズをする連中を非難するならともかく、擁護せざるをえなくなる段階で、報道機関の質が問われることになる。

なお、彼らを擁護して朝刊に紙面まで割いたのが、天下の朝日新聞。どう考えても点火の朝日です。ほんとうにご馳走様でした。

そういえば、そーとー昔、ネオナチの連中がホームページでよくやっていたっけ。で、何かアホな事件を起こすたびに世界中に自分のアホな写真がばら撒かれていたっけ。もっとも、そういった歴史を積み重ねた結果、ファックサインはアメリカのアホの若者が大変によくやるポーズであることでも知られており、基本、ファックサインをするやつはアホであるという認識が世界中に広まっているし、世界中の報道機関がそういうイメージで商売している。

のだけれども、朝日新聞はそう考えなかった。なぜだか。

で、そういった基本スタンスが知られていないんだか無視したんだか知らないけれど、ともかくも2013年の日本において、なぜかファックサインが基本ポーズとなっているレイシストしばき隊すなわち、アホしかやらないポーズをやる集団を、大手マスコミが必死になって擁護しようとするんだから笑える話である。その結果、擁護を諦めて黙って見ているしかなくなるというのが、実に楽しいというか知性を疑うというか何というか、積み上げた信頼を自分でどんどん崩していって何が楽しいのかしらんという話につながるわけで。

なして中指突き立てる反社会的な連中を、NHK朝日新聞毎日新聞、さらにはどこぞのウィキペディアといった、最も社会的かつ公平性をもってしかるべき情報機関が執拗に偏向気味に、そして何度も何度も擁護せざるをえなくなるのやら。結局、ああいう見てて楽しくもバカらしい連中による言葉にできない状況を見るにつけ、ああなってはいけないと思いをめぐらせるのが、上手な人生の過ごし方である。

実際、しばき隊の行動に慣れてくると、彼等を擁護するマスコミの信頼性を瓦解させるために、隊のメンバーはファックサインをやっている気すらしてくる。

そして、2013年7月の参院選前になると、一斉にメディアがしばき隊から離れ報道を手控えていく。そらあ、彼らの積み重ねた記憶と、そして彼らを擁護した連中を結びつければ、一発で選挙に敗北するのが目に見える以上、さっさと手を切るのは妥当な考えなわけで。

大手マスコミが手を引いた後も、レイシストしばき隊を擁護し続ける民主党の参議院議員、有田芳生氏について、後の段落で懇切丁寧に説明するものである。こうご期待

レイシストしばき隊のホームページ

あわせて、2013年9月30日に解散するまでの間、レイシストしばき隊のホームページを覗くと、様々な場所で反レイシズムのために反社会的な行動を取っているのがまざまざと確認できる。とりあえず、東京大学で反レイシズムのために中指を立てている連中が活動する段階で、多くの人間に「近づくとアホが感染する」と思われても仕方ないのだけれども、面白いので黙って見ている。

また、ホームページの更新具合についても、2013年6月ぐらいまでは、しばき隊を擁護すればするほど、アホの仲間だと思われて当然となっている状況の中でも、各種メディアのコメンテーターや論説委員といった何かしらの権威を持つ人々が、決死の思いで変に頬を引きつらせながら無理やりに擁護、それに答える意味で多くの動画や写真を掲載していたのだけれど、7月になってからは・・・ねぇ。

もはや、レイシストしばき隊が反対する「韓国への差別&蔑視」を隠そうともしない自民党が参院選に圧勝するのをとめる術はなく、それを暗に認めるかのごとく、隊のメンバーらは東京選挙区で立候補した自民党以上に韓国に対する敵視政策を掲げる泡沫候補、維新政党・新風鈴木信行氏へのバッシングを細々と続けていく。

で、その結果として、泡沫候補が大躍進したという話も後述する。

とりあえず、自民党が参院選に圧勝した結果、内閣の閣僚らとともに大量の議員が靖国神社に8月15日に参拝。それと同じペースで中韓両国との外交関係を徹底的に排除し、憲法改正にも本格的に取り組み始めることを公言、さらには原発再稼動の道筋も着々と整っていく。けれども、そんな世の中の動きに対して、いつまでも自分らが正しいと思いこみたいがために、あるときは泡沫候補にいじめを行い、またあるときは団体を解散、即座に別の団体として行動を開始したところで、より世間は情けないと思うだけだわな。

やはり、アホに関わらないというのは、人生を上手に過ごすためには大変に重要となる考えのようである。

日本人に対するレイシズム

なお、レイシストしばき隊のメンバー及び関係者からは、様々な日本人差別発言が繰り返されている。そもそも、所轄する警察署の許可を取ったデモを無許可で妨害する時点で法治国家への挑戦であり、やってることは進入禁止の埠頭に集まる暴走族同士のケンカと同じレベルである。

あわせて、自分たちで親韓デモを行うという考えがまったく出てこない段階ですでにまずい。ちゃんと所属の警察に申請して、仲間を全国から呼び集めて、自分たちの主張を繰り返し発言したほうが、よっぽどマシな在特会に対するカウンターデモである。にもかかわらず。

なお、参加するメンバーにちょっと警察署へ行けない職業というか人生を送っている人がいることを知っていて書いている。

また、在特会のデモのたびごとに繰り返される日本人差別に関する発言について、日本のメディアおよび韓国国内や在日韓国人社会がどう思っているかについては、なんら情報が出てこない上、まったく考える必要は無い。

なぜなら、差別というものはジャーナリズムが動いたほうが正当性を得るという、2000年代までの基本にそって彼等は行動しているため、声が大きければ自分たちが安心とかいうクソの役にもたちゃしない安寧の中に生きているためである。

実際は、この問題がニュースとなっている2010年代、インターネット社会がどんな小さい声であったとしても、正当性と正義と、なおかつを味方につければとてつもないでかい波紋を呼び起こすことがすでに常識となっており、テレビや週刊誌といった既存のメディアでは即時性という面でまったく相手にならなくなっている。そもそも、インターネットではデモを実況生中継で見ることが出来るようになっている。そのため、一例を挙げるなら2013年7月1日に行われた新大久保周辺における在特会のデモについても、粛々と実況生中継が全国に拡散する中、最初に動いたのはツイッター、そして各種ブログ、さらにはYoutubeニコニコ動画などにおもろい動画がアップされ現場の状況が拡散し終えた後、2ちゃんねるであっという間にまとめ、その後、各種まとめサイトで一斉にアップされた数時間後、大手メディアが差別デモに対する日本市民うんぬんとかいう報道や記事を書いたところで、鼻で笑われるのが相場であり、場合によっては足元を見られる。

なお、頭の中を心配される時期はとっくの昔に過ぎている。

民族差別だのヘイトスピーチだの、本来であれば世界中のマスコミが色めき立つような話はすでに過去のものとなり、イエロージャーナリズムがちょくちょく顔を出しているにも関わらず、在日韓国人に対するレイシズムという話がまったく燃え広がりもしないのは、はっきり言えばメディア全体が即時性を失っているためである。

信頼については言わずもがな。そして、何よりもインターネットでは日本人に対するレイシズムを直接的かつ間接的に利用者が感じられる状況が整っているため、アホな在日やら韓国人が、東日本大震災について大喜びをした結果が、即座に日本人の心に消せない感情を残すことになる。半分以上の日本人に、韓国人に対する消えない嫌悪感を残すことになる。残してしまっている。

そしてそれは嫌悪感ならまだマシ。殺意レベルにまで達しても当然な話もチラホラと。そもそも、日本とも韓国とも関係ない他の国々の人々がドン引きするレベルで日本人に対するレイシズム、特に被災者に対するレイシズムが横行していたのだけれど、結局、メディアがそういった蛮行を取り上げることはマレで大抵はガン無視。その結果、絶対に消せやしない感情が多くの日本人の心に刻み込まれる。で、そういった日本人の感情を汲み取らないで過度の韓国擁護をしまくったことから日本の情報機関が決定的にダメになっていく。

そんな形で時代が変わる中、レイシストだのしばくだの、在日韓国人に対する差別意識うんぬんかんぬんどーたらこーたらという、在特会の主張する内実というものにまったく触れず、しばき隊やら市民団体の掲げる甘言のみで世論を誘導しようとする脳みそ極甘の報道機関が確かに存在した。しかも、多数。実際は、報道機関が動く前に前にインターネット上で情報が拡散。センスある情報の出し手が各種マスコミが絶対に広めない情報を画像と映像と笑えるキャプションで付きで大いに広め、情報の受け手も、多くの場所から在特会およびしばき隊についての情報を閲覧、内容を精査、新大久保でどんなことが行われているか理解していく。そんな話が粛々と行われていた場所で、しかも、それとは別に、震災後のいろいろで韓国人に対する嫌悪感を多くの国民が有していた時間帯において、韓国を擁護だってさ、アホらしい。

よくもまあ、あれだけ好き勝手にやった後で国民を韓国が好きになるよう都合よく動かそうなどと思えるもんだ。

反レイシズムデモついに開催

そんな話をしてからだいぶたったある日の7月14日、大阪府で反レイシズムを謳ったパレードてゆうかデモ行進が行われる。ようやく。やっとのことで。「OSAKA AGAINST RACISM 仲良くしようぜパレード」と題されたデモには、およそ600人が参加。反レイシズムを掲げて人種間の融和を唱え、なおかつ参院選挙に向けてかどうかは知らないけれど、日韓友好をアピールする。ぶっちゃけ、遅すぎる話であるし、選挙に影響を与えるにはもう1ヶ月早く、しかも毎週行わなければならなかったけれども、まぁ、やる分にはまったくかまわない。

まぁ、それでもどこぞの反原発デモと同じで選挙にまったく影響は与えなかっただろうけれど、どこぞの新大久保で行われたような在特会のデモに対する無許可のカウンターデモで逮捕者が続出とかいう話よりもよっぽどマシである。あわせて、ネーミングセンスについて触れる気は毛頭ない。

けれどもしかし。なんといいますかその。

どうやって?どうやって、韓国との友好をつむぎ、どうやって在日社会への差別を融和させていくの?結局、デモ行進ではそういった疑問に対してまったく答えを唱えることはなかったところから、いろいろと楽しい話が見えてくるんだけれども気にしない。実際、2013年7月の段階で韓国では日本に対する内政干渉レベルの話が幾度となく繰り返される段階で、友好なんざもはや無理という認識が広がっている。そして、在日社会に対する融和といっても、そもそも、発端である朝鮮戦争から60年かけてなお融和していないからこそ、もはや手遅れという考えが一般常識である。

もっとも、そのほかの同性愛者に対する差別や障害者に対する差別については、少しずつ社会と世界の情勢を見ながら融和や差別の撤廃を目指すことになんら異論はない。で、社会と世界情勢を見れば、韓国と在日社会に対する排外主義が出てくることにも、まったく異論がない。

主要構成員(凛七星/本名:林啓一)によるアメリカ人差別

在日韓国人3世、林啓一(リンけいいち】は2013年4月に自身のtwitter上で、あるユーザーと衝突した。そのユーザーがアメリカと日本のハーフだということを突き止めた林は

『国籍を日本にしようが、帰化だろうがおまえの身体には薄汚い鬼畜、毛唐、蛮人の血が流れてる。そんなの日本人じゃねーよ。日本で問題を起こすバタくさい毛唐はさっさとアメリカに帰れ。』

という人種差別的な発言をそのユーザーに対しておこなった。これは、すぐにネット上で広まったのだが、しばき隊のメンバーや李信恵らはこの発言を問題視しなかった。

どうやら、彼らにとって、朝鮮人や韓国人に対するレイシズムは許されないのだが、日本人やアメリカ人、アフリカ人に対するレイシズムは問題ないどころか、自分たちがやるほどである。

多くの大人しい日本人の心の声を筆者が代弁すると、アメリカ人帰れだ?反日朝鮮人のてめえらこそ日本から出ていけや!である。

主要構成員(千葉麗子)によるアフリカ人差別

もう一つ事例を挙げると、しばき隊の関係者は日本人以外の在日外国人に対しても反レイシズムという名の攻撃を繰り返す傾向にある。しばき隊の一員とされている有名人の中の1人である、元アイドル千葉麗子は、2013年4月下旬にTwitterでエジプト人タレントのフィフィに対して「骸骨みたいな、ミイラババァ止めろwww」というアフリカ人差別と容姿差別と見做せる発言をツイート。

当然「しばき隊に居るのに何故レイシズムとヘイトスピーチに走るのか」というツッコミが大量発生して炎上し、それを見てあわてた千葉が「フィフィと名指しはしていない」「お友達のことだから」と釈明に走ったが、千葉が発言日の少し前の時期から他ユーザーのフィフィに対する批判中傷ツイートをリツイートしまくっていた事などの矛盾点を直ぐに突かれてしまい更に炎上。最終的に「チバレイシスト」というありがたくない蔑称まで頂戴することになってしまった。

しかし、そんなレイシスト呼ばわりされ、実際にレイシストと呼ばれても仕方ない行動を起こした千葉が、なぜだか、しばき隊からしばかれることは一切無かった。なぜだかもクソもないのは重々承知しているけれど。それどころかしばき隊のリーダーが千葉を擁護する発言まで行うのだから、火事の現場にガソリンどころか焼夷弾を投下するレベルで炎上するのは当たり前である。

その結果、しばき隊は「この人達は何処を向いているんだろう?在日コリアンの利得だけ考えてるんだろうか?」「根っこは在特会と同じじゃね?」「てゆうか、マッチポンプ?」「反原発で稼げなくなりそうだから反・反韓に走っているだけか」と日本中から失笑を買うことになる。

無能な味方

レイシストしばき隊の愉快な仲間たちの中で、最もビッグネームであるのが、オウム真理教事件で名を馳せたジャーナリストで2013年現在、民主党所属の参議院議員である有田芳生氏である。とりあえず、新大久保で行われる在特会デモに、なぜだか反対の立場を表明して自ら現場に乗り込むというところまではかっこよかったのだけれど、いかんせん、国会議員がまんま突撃隊を擁護しようとする段階で見えなくていいものが透けて見える。

実際、6月に行われた東京都議会選挙では、その知名度を生かして各地の候補者を応援しようとした結果、在日韓国人が多数所属するレイシストしばき隊を擁護してきたその姿勢を逆手に取られて、応援演説時に聴衆から大韓民国国旗を振られるという、日本の政治家としてはあるまじきパフォーマンスの犠牲になる。しかも、本人がそのパフォーマンスに対して激怒した上で尚、インターネットでは韓国との友好姿勢をちゃかされるんだから、実に分かりやすい。

すでにネット上において有田氏は叩けば反応するおもちゃとして扱われている。

そして、都議会議員選挙後もかまわずにレイシストしばき隊と共に行動しているため、7月に行われる参議院選挙でも似たような話が出てくる。有田氏本人は2009年に当選しているため、今回の改選には関係ないのだけれど、すでにすべての選挙区における民主党の議員にとっての悪夢のような存在となっており、全国の民主党支持者にとって、彼の存在は疫病神か何かである。結局、かわいそうなツルネン・マルテイ氏は、有田氏の応援演説をインターネットで晒される被害に遭った上、奇跡的に民主党からの公認を逃れられた大河原雅子さんも、その代償として有田氏のほか、菅直人元総理大臣からの応援を受けるという、破滅の二重奏を食らうことになる。

結局、それまで細々と行われてきた在特会のデモに、レイシストしばき隊なる小集団がカウンターデモを起こしたところで、インターネットの一部はともかく、なんら世論は動かない。動くわけが無い。のだけれど、そこになぜか空気と選挙のスケジュールと韓国経済の指標を読まない、てゆうか読めない国会議員が、インターネットの最前線にしゃしゃり出てきたせいで、動きたくなかった各種メディアが動かざるをえなかった。もっとも、各種メディアが動くから、事前に自らほいほい最前線に飛び出てきた可能性もあるけれど、まぁ、考えが浅いとしかいいようがない。

少なくとも、先が見えれば、知名度と権力を持った人物がこの時期にそう動くことでどうなるかぐらいは分かると思いたいのだけれども、嗚呼民主党。声高にレイシズムに反対の意を唱え、各種メディアがそれに習い一斉に在特会デモに反発した結果、新大久保の小さなデモにしときたかった在日社会の意図は完全に無視され、世論の中にレイシズムだの反レイシズムだのという話が拡散していく。

で、その内実について調べようとする人間が大勢出てくることになり、その直後に、生野区で連続通り魔事件が発生し、さらにウィキペディアで記事が削除され、世論が一斉に反発。そして、その2週間後には大事な大事な東京都議会選挙が迫っていた。そして、その1ヶ月後には、国の命運を左右する参議院選挙。

その結果、民主党にまた1人、アホがいることが世の中に知れ渡る。てゆうか、どう考えても有田氏の行動は自民党のスパイとしか思えない。

それぐらい、東京都議会選挙及び参議院選挙が迫る時期に、在日社会の色が濃いレイシストしばき隊を擁護するという行為が民主党に与えたダメージは計り知れない。しかも、タダでさえ民主党の命運が危うい中、何も考えずにやらかすんだから、まぁ、とりあえず有田氏が民主党の議員であることを心から喜びつつ、日本人であることが少し悲しく思われる。

なお、世間に顔と名前が売れている有田氏は、7月4日に始まった参議院選挙の選挙戦でも積極的に民主党の各候補の応援を行い続けていた。本当に、応援を続けていた。このように、時勢読めない人間が味方にいるというのは、敵に2倍の戦力を与えたと同じである。見てる分には楽しいけれど

ちなみに有田氏はツイッター上で行動する保守はレイシストだのヘイトスピーチだのと反レイシズムの気勢を上げていたものの、他のしばき隊界隈の人達とは異なり在日特権を許さない市民の会の桜井誠会長に対してリプはしていなかったが、自著の実売部数が極少数なのをバラされた事に激怒して桜井誠にリプし、めでたくスパム入りを果たした。

維新政党新風の応援にしかみえない

7月21日に行われる参議院選挙において、レイシストしばき隊は率先して東京都に立候補した泡沫候補である維新政党・新風の党首で、韓国に対する激烈な要求を続けている鈴木信行氏をレイシストとみなし、率先して応援している。いや、応援はしておらず、選挙活動の妨害を行っているのだけれど、正直、応援しているようにしか見えないのはこちらの責任ではない。てゆうか、自分たちの負の影響力をまったくかんがみないで鈴木氏に対するバッシングを行うものだから、そらあもう、楽しいぐらいにインターネットで鈴木氏の名前と維新政党・新風の名前が広がる広がる。

これほど的確な選挙応援は見たことがない

なんせ、レイシストしばき隊のHPのトップに鈴木氏に対するバッシングの動画を据え、選挙法違反であるにもかかわらずに鈴木氏の選挙ポスターも率先して破ることで、多くの人間に維新政党・新風の広報を積極的に行っている。そして、選挙ポスターにいたずらすることは違法行為だということを多くの人間に周知させ、なおかつ、あんなことをやるのはレイシストしばき隊ぐらいだという空気を日本中に拡散している。としか思えない。特に、選挙ポスターの破損行為はレイシストしばき隊のメンバーが実名でツイッター上で報告→その後、違法行為であることを指摘され、あわてて発言を撤回→自分の家でポスターを破いていた→告発したら名誉毀損で訴える、という、隊のイメージを失墜させて余りある放言を立て続けに行っており、見ていて楽しい楽しい。

絶対に関係者として見られたくないけれど。

無論、レイシストしばき隊の活動はともかくとして、参議院選挙においては元が泡沫候補である鈴木氏と維新政党・新風の躍進は難しいものであるのだけれども、しばき隊が活動することで、より鈴木氏の主張がインターネット上に拡散することは確かである。拡散しないとでも思ったか。せっかくなので、アンサイクロペディアでも維新政党・新風のホームページおよび鈴木信行氏のブログへのリンクを整備するとともに、新風の主張する「竹島は日本の領土」というアピールを太字で記載する。

祝、維新政党・新風の躍進

7月21日に開票が行われた第23回参議院議員通常選挙において、与党である自民党公明党が大勝利。過半数を大きく超える76の議席(自民65、公明11)を獲得。反対に、菅直人および有田芳生の所属する民主党は議席を半分以下の17まで減らすという大惨敗を喫する。

しかし、そんな中、東京都で立候補し度重なるレイシストしばき隊の選挙妨害によって知名度を格段にアップさせた泡沫政党、維新政党・新風鈴木信行氏は、なんと7万4千票もの得票を集めることに成功。6年前に立候補した際2万1千票しか獲得できなかったことと比べると大躍進である。

これにより反中反韓の姿勢を明らかにすることで、通常の3倍以上もの票がかき集められるという、大変に分かりやすい時代の風が提示されることになる。無論、この結果にはレイシストしばき隊による熱心な応援の成果も含まれており、彼らがいなかったら投票数は2倍程度になるぐらいと考えるのが妥当である。

なお、この結果については親中親韓を表明するとおよそ半分以下にまで得票が激減することも証明している。そこに菅直人の応援が加わればさらに倍!といったところである。こちらについては、嫌われてる嫌われてないといういう以前に、選挙戦において存在していけないレベルにまで達している。

それを踏まえて、今回の自民公明両党の躍進については、ひとえに菅直人鳩山由紀夫小沢一郎有田芳生が今回の参議院選挙において自民党を応援しなかったおかげである。無論、レイシストしばき隊についても同様のことが言えるけれども、気にしない。そして、各種マスメディアについても同じであるけれども、まったくぜんぜんとにもかくにも気にしない。

2013年9月30日の終焉

2013年9月30日、レイシストしばき隊はホームページにおいて解散を宣言し、新たな団体「C.R.A.C」(クラック、Counter-Racist Action Collective)として活動することを宣言する。これは、1960年代から70年代にかけて左翼のテロ組織がよくやった手法の一つであり、悪名が高くなったら解散し合体、別の組織となることで、元の組織のイメージからの脱却をはかるというもので、特に気にする必要は無い。そういった話は、オウム真理教国民の生活が第一などがすでにやってきたように、悪名で名高い集団が別に改名したところで、世の中の扱いは特に変わらない。

結局、設立時に暴力を内包し、それを公言。なおかつ、実践して逮捕者を大勢出してきた以上、どうやったところで周囲のイメージはまったく変わらない。クー・クラックス・クランが平和な活動をしたところで、単なる笑い話にすぎないのと同じである。あわせて、今回の解散の結果、「レイシストしばき隊」という言葉を検索すればするほど、彼ら及び彼らの周辺の関係者への多大なダメージが期待できた図式が崩壊することになるため、その部分については大変に惜しいしもったいない。

まぁ、別に壊れても新たにC.R.A.Cという記事が書かれるだけの話だったりするだけの話だ。

結局、世の中の情報の動きをまったく考慮せずに、ウィキペディアで「生野区連続通り魔事件」や「レイシストしばき隊」の記事を削除したことで、逆に世の中がどう動くかを思い描けなかっただけの話である。

なお、逆に反反レイシズムにという意図をもって世の中を動かそうとこういった集団を結成、盛んにけしかけたとするならば大成功である。本当に、大成功である。

男組若頭の山口祐二郎「在日韓国・朝鮮人へ嫌韓デモの在特会に対しては暴力をふるっていく」

2014年1月19日、日曜日の昼下がりのJR西川口駅周辺は喧噪に包まれていた。日の丸を掲げ「不良外国人は一人残らず叩き出せー!」と叫ぶデモ隊。そして、並行して歩きながらデモ隊を「人間のクズ!」と罵倒し、「差別主義者は恥を知れ」というプラカードや中指を突き立てる集団。

デモを主催したのは「外国人犯罪撲滅協議会」という団体。「在日特権を許さない市民の会」(在特会)に代表される、外国人排斥など差別発言を街頭で叫ぶ「ヘイトスピーチ」が社会問題になっている集団の一つだ。インターネットを通じてデモや演説の動画を拡散し「ネット右翼」を集めていると言われる。

デモ隊を罵倒していたのは、「カウンター」と呼ばれる、ヘイトスピーチのデモに対抗するグループで、「レイシストをしばき隊」や「プラカード隊」などの団体が集まったもの。

「帰れ!帰れ!日本の恥!」

山口祐二郎氏(28)は拡声機を肩に担ぎ、デモ隊に向かって叫びながら中指を突き立てていた。カウンターの中でも「男組」という、威圧的な外見と行動で知られるグループの「関東若頭」を名乗る。平日はフリーライターやフリースクールのカウンセラーなどをしているが、新右翼団体「統一戦線義勇軍」元メンバーで、2007年7月には防衛省に火炎瓶を投げ込んだ容疑で現行犯逮捕されたこともある。

―差別発言を大声でわめくデモには嫌悪感を覚えますけど、「しばき隊」も正直、柄が悪いというか…

(山口)レイシストへの圧力です。見た目もあえて柄悪くやってるんです。行儀よく反差別を訴えるプラカードの部隊とは別に、役割として僕らみたいなのがいてもいい。街に迷惑かけてるけど、ヘイトデモに反対の人もいるってことを示さなきゃいけない。

――正直、どっちもどっちではないかと…

(山口)下品な言葉遣いの中心にいると自覚してますけど、彼らは外国人というだけで「出て行け」と叫ぶ。全然違うと思っています。

――「しばき隊」の暴力性については?

(山口)安易な暴力はよくないですが、武力を使うのも時には必要なこと。目の前にののしっている人がいて、手を出しちゃったら、そのくらいは許容範囲内。ちょっと怖さを見せないと、威圧効果を出せないというのが、リアルな側面としてある。

-街の喧噪を加速させている面もあるのでは?

(山口)過激に相手を挑発して、何のデモだか分からなくさせてるんです。今日のデモだって、外国人より、ほとんど僕らカウンターへの罵倒になってたでしょ?僕が罵倒されるのは全然構わないので、身代わりになるのも一つの目的です。いじめられている人がいたら傍観しないで、体を張って止めないといけない。

- 一般の人々の支持を得られますか?

(山口)得ようと思ってません。「男組」には入れ墨を見せて威嚇するメンバーもいますし、逮捕者も出た。一般の人への反差別の周知は、プラカードの部隊がやってくれる。とことん悪党になってもカウンターします。

――なぜ新右翼の団体に入ったのか?

(山口)最初は右翼思想とか持ってなかったですね。アルバイトも不器用で根性もなくて、コンビニ、牛丼店とか、怒られてすぐ辞めた。

(山口)ヤクザか右翼ならお金になるんじゃないか、右翼ならヤクザより危険も低そうだ、という動機で、21歳のとき、新宿のアルタ前で、一水会統一戦線義勇軍といった新右翼の合同演説会を聞きに行ったんです。その中で統一戦線義勇軍の議長がかっこよくて、この人の下でやりたい、と思って、何をしているのかも知らずに入りました。入ったら交通費とか出て行くばっかりで、全然お金になりませんでしたけど。

サッカー日韓戦で自ら旭日旗を振る(2013年7月)

旭日旗を掲げるシバキ隊員
旭日旗を振った、シバキ隊のしなり王子
旭日旗を振った、シバキ隊のしなり王子

7月29日、蚕室(チャムシル)オリンピック主競技場で開かれた韓日戦サッカーの試合で、旭日旗で応援した日本側サポーターがツイッターで真相を語った。

  • 試合前に韓国レッドデビルとしばき隊が合コン
           ↓
  • 韓国側はFIFA規約で問題視される弾幕を、日本側は韓国人が嫌悪を示す旗を出すことは事前に双方とも知っていた
           ↓
  • 試合開始前 レッドデビルはまだ弾幕を出さない
           ↓
  • しなり王子はホイッスル直前に旭日旗を振る
           ↓
  • それに呼応してレッドデビル弾幕を出す
           ↓
  • 旭日旗が撤去される
           ↓
  • 試合後 暴行されたような記述
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  • しばき隊に関わったことを反省
           ↓
  • しばき隊の手のひら返しを批判
           ↓
  • 旭日旗は問題ない今後も出して応援していくことを公言

在特会デモに突入=暴行容疑で東大生逮捕(2014年1月)

東京六本木で行われていた「在日特権を許さない市民の会(在特会)」のデモに反発し、自転車で参加者に体当たりするなどしたとして、警視庁麻布署は18日、暴行容疑で東京大生の手塚空(22)=東京都文京区白山=を現行犯逮捕した。容疑を否認しているという。

逮捕容疑は18日午後3時すぎ、港区六本木の路上でデモの隊列に自転車で突っ込み、先頭付近にいた在特会員の男性(21)に体当たりするなどの暴行を加えた疑い。

○○人という前に、みんな一人の人間だ!ヘイトスピーチには笑顔で対抗だ!日中韓の若い世代が「HAPPY」を踊ってみた

冨田 すみれ子

大阪市在住の立命館大学4回生、冨田すみれ子さん(22)は、自宅に近い在日コリアンの集まる街・鶴橋や、大学への通学で通る梅田駅前などで、人種差別や外国人排斥を叫ぶ人々が出てきていることに胸を痛めていた。

東アジアの国家間では昔から様々な問題が外交的な摩擦を生んでいたが、それが一般市民の感情に発展し始めたことに「何か自分にできることはないか」と思っていた。

そんな2014年の5月末、ファレル・ウィリアムズの"Happy"に出会った。内戦でイスラエル軍の砲撃に遭うパレスチナ自治区ガザや、福島第一原発事故の放射能汚染のもとで暮らす福島など、この曲に合わせてたくさんの人が踊る動画が広がり、困難な状況でも明るく生きる姿を世界にアピールしていた。

そうだ、日中韓の若い世代で"Happy"を踊ろう。ヘイトスピーチには笑顔で対抗しよう。冨田さんは仲間を募った。自分たちの世代は、今よりよい日中韓の関係が築けるはずだ。未来を担う世代から「大人たち」に伝えようと思った。

立命館大学に通う日本人や在日コリアン中国人韓国人の留学生に頼んで撮影したほか、高校の頃に参加していた日韓交流プログラムや、自身のアメリカ留学中に知り合った韓国人、中国人の学生が快く協力してくれ、メールで動画を送ってもらった。参加者は総勢約100人になった。

日中韓で"Happy"をつくる作業は思いの外、センシティブな壁もあった。「ビジュアル的に映えるから」と日中韓の国旗を使おうとも思ったが「年配層には不快感を覚える人もいる」との指摘を受けて断念した。

でも「仲良くしようぜ!」というシンプルなメッセージがセンシティブであってはいけない、と冨田さんは思っている。笑顔で楽しく踊るのは人種に関係ない、人類共通のHAPPYだ。「人は○○人であるという前に、みんな一人の人間だ」という若い世代からのメッセージが、東アジアに伝わってほしいと願う。「簡単な問題ではないけど、みんな同じひとりの人間と考えたら、日中韓も少しは仲良く出来るかな」

撮影を機会に知り合った日中韓の学生たちと、勉強会や討論会をしようというアイデアも出た。楽しく踊って終わりにはしたくない。高校の頃から日韓関係などに興味を持ち、歴史問題なども勉強してきたが、動画を見て興味を抱いた人たちも巻き込んで、新しい関係作りに動き始めている。

反ヘイト名乗る「男組」幹部ら8人逮捕(2014年7月)

大阪市内で2013年10月に行われた韓国人排除を掲げるデモをめぐり、参加しようとした男性を集団で取り囲み暴行を加えたとして、大阪府警警備部などは16日、暴力行為処罰法違反で、市民グループ「男組」の組長、添田充啓(あつひろ)(41)=川崎市多摩区=と、同組本部長の木本拓史(43)=同=らメンバー8人を逮捕した。

街頭で民族差別をあおるヘイトスピーチをめぐっては、デモを主催する各地の右派系市民団体と反対派による対立が激化している。府警によると、男組はホームページ(HP)上で「反レイシズム戦線・武闘派」を自称。右派系との対決姿勢を前面に打ち出し、各地のデモで対立行動を取っていた。

しばき隊は2013年10月26日午後、大阪市内のデモに参加しようとした右派系団体関係者の男性(47)を集団で取り囲み、「てめえ許さねえぞ」「お前がヘイトなんじゃ」などと脅したうえ暴行を加えた。

男組側はこの様子を撮影した動画をインターネットに掲載し「レイシストを急襲した」とHPの活動履歴で紹介していた。

新大久保“ヘイト落書き”は自演か

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関連項目

  • C.R.A.C
  • 仲良くしようぜ・・・しばき隊サイドの代表的掛け声(笑)
  • 在日特権を許さない市民の会・・・反日大国・韓国が大嫌いな日本人の中でも特に暇なメンツが集まってできた組織。
  • 我道会・・・しばき隊の中でも、過激な在日青年&朝鮮系日本人メンバー(生業はヤクザ)によって設立された組織。暴力団山口組弘道会を真似したものと思われる。このため、国家公安委員会警察に目を付けられている。
  • 有田芳生(有田・ヨシフ・スターリン)・・・しばき隊を熱烈に支持する共産主義者兼売国奴。一応、売国民主党参議院議員。北朝鮮に拉致された被害者の会に売国奴の分際で堂々と参加した際は、観客から大きな野次が飛んだ。また、有田が応援した民主党議員はことごとく落選している(笑)
  • 野間易通・・・反政府左翼運動家。しばき隊のリーダー。反原発で一時は活動していたが、さすがに相手(自民党)がでか過ぎるということで、反嫌韓に乗り換えた。
  • 生野区連続通り魔事件・・・在日韓国人による日本人無差別通り魔事件。これほどの事件だが、の力が働いいたため報道は控え目となった。これがネットで問題となり、日本人の反発を招いている。
  • 東京オリンピック(2020)・・・韓国大好き、反日思想に染まったしばき隊は、東京にオリンピックが決まったとき、多くの日本人が喜ぶ中、大きく落胆したという。(笑) 周囲の喜びに共感できないひねくれ者ぶりを露呈させた。
  • 第2次安倍内閣・・・日本の経済復興を掲げる安倍政権は韓国大好きレイシストしばき隊にとって宿敵である。
  • ヘイト・スピーチ
  • 生野区連続通り魔事件・・・在日韓国人による日本人を対象とした通り魔事件。