レックウザ
レックウザは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
特徴
東洋の竜のような姿をしたポケモンで、グラードン・カイオーガと同様に伝説の超古代ポケモンと呼ばれる。体色は緑色で、全身には黄色の模様が走っている。
オゾン層に生息しており、地上には滅多に降りてくることはないが、グラードンとカイオーガが一度争いを始めるとそれを鎮める為に地上へ降りてくる。何億年にもわたって空気中の水分と塵を食べながら生き続けていると言われる。
ゲームでのレックウザ
『ルビー・サファイア』より登場。殿堂入り後に訪れることのできるダンジョン「そらのはしら」の頂上に1匹のみ存在する。捕獲せずに倒してしまった場合などは以後出現しない。
「こうげき」「とくこう」が非常に高い。ドラゴンタイプ・ひこうタイプがともに苦手とするこおりタイプの技には非常に弱い。特性は互いのポケモンが天候の影響を受けなくなる「エアロック」。これはレックウザのみが持つ特性だが、コダックおよびその進化形のゴルダックが持つ特性「ノーてんき」も同様の効果を持つ。
『エメラルド』ではパッケージに描かれている。シナリオ内では、グラードンとカイオーガの争いを鎮めるために「そらのはしら」の頂上で眠るレックウザを目覚めさせるイベントがある。このイベントが終了すると「そらのはしら」の頂上に戻り、戦闘・捕獲が可能になる。『ルビー・サファイア』とは異なり、倒してしまった場合でも殿堂入り後に再び出現する。
『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』ではラストボスとして登場する。シナリオクリア後にも条件を満たせば再戦し、一定確率で仲間にすることもできる。
『時の探検隊・闇の探検隊』では、隠しダンジョン「てんくうのかいだん」の頂上で7つの秘宝のひとつ「ひこうのピアニカ」の守護者として登場する。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではアドベンチャーモード『亜空の使者』にて、湖ステージのボスとして登場する。詳細は、亜空軍を参照。声優は小西克幸が担当した。
アニメでのレックウザ
『アドバンスジェネレーション』ではOPに登場。後半では予告やCMのアイキャッチにもなっていた。
『ダイヤモンド&パール』ではムウマージの見せた夢の中で、チャンピオンシロナの使用ポケモンとしても登場した。声優は古島清孝。 史上最悪トゲピーでは本物が登場した。ロケット破壊した
ポケモンカードでのレックウザ
初登場はポケモンカードゲームADV拡張パック第3弾「天空の覇者」で、無色タイプ、「レックウザex」として収録された。その際のコレクションナンバーは047で、レアリティは☆、ホログラム入りのレアカードだった。
ポケモンカードゲーム拡張パック「ホロンの幻影(かげ)」では、水・鋼タイプを併せ持つδ-デルタ種として収録された。「ホロンエネルギー」がついている場合には、自分の場の水タイプポケモンすべての弱点がなくなるポケボディー「ハイドロバリア」と、山札から「ホロンエネルギー」を出して自分につけられる技「デルタサーチ」、相手に60ダメージを与える技「オゾンフレイム」を持つ。
映画でのレックウザ
『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス』に登場。声優は小西克幸。
隕石の状態であるデオキシスが自分の縄張りを通過した事に怒り戦う。「はかいこうせん」で消滅はさせたがデオキシスは4年後に復活、再びデオキシスを執拗に追いかけラルースシティを破壊する。その後、ガードロボの攻撃から自身を庇うデオキシスの姿から、デオキシスらは敵ではないと認識し和解した。
また、『蒼海の王子マナフィ』の冒頭でもミサイルの飽和攻撃を受け『ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説』に登場したロケット団の科学者シラヌイ博士らに捕獲されている1シーンが存在する。
その他におけるレックウザ
- ポケットモンスターSPECIALでは物語の重要な鍵を握る超古代ポケモン。グラードンとカイオーガの激闘のさなかにセンリに連れられて登場し、2匹の戦いを止めた。レックウザはもともと、4章の始まる5年前にポケモン協会が捕獲に成功していた。ところがルビーの過ちで逃げてしまい、センリがルビーを庇って再びレックウザを捕獲すると申し出た。それから5年経ってレックウザが「そらのはしら」で休んでいるのが発見された。そこをミツルに襲撃され、眠りから覚めることになった。
関連項目
ヒノケン。ロックマンエグゼの登場人物。声が同じ