ロッククライミング
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ロッククライミング(Rock Climbing )は、岩壁をよじ登ること。岩壁登攀(がんぺきとうはん)。
登山の一部門だが、一般的な山登りとは区別されている。目的により、困難な山へ登ることを目的としたアルパイン・クライミング(Alpine Climbing )と、純然とよじ登ることを楽しむフリークライミング(Free Climbing )の2種類に分けられると一般には考えられている。しかしフリークライミングは手段の限定での分類なので、対になる言葉はエイドクライミング(人工登攀)である。また、アルパインクライミングという言葉は、行為を行なう環境での分類なので、それの対になる言葉は、エクスペディションやクラッグ、ボルダリングである。
日本での歴史
1924年にヨーロッパ帰りの藤木九三らによって神戸市で結成されたロック・クライミング・クラブ(RCC)は岩山である六甲山を活動の場として、日本の登山界に初めてロッククライミングを紹介する役割を果たした。
1958年にスーパー・アルピニズムを標榜した奥山章を中心に、芳野満彦や吉尾弘ら各地の社会人山岳会で活躍する同人を結集して設立されたのが、第2次RCCである。
関連項目
参考図書
- 『日本の岩場:グレードとルート図集』第2次RCC(山と渓谷社、1976年)
- 『岩場ルート図集:実戦・日本の岩場』小森康行(東京新聞社、1976年)
- 『日本の岩場』上下2冊 クライミングジャーナル編集部(白山書房、2001年)