ジャパン・オータムインターナショナル
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ジャパン・オータムインターナショナル(Japan Autumn International)とは日本中央競馬会が実施している国際競走シリーズである。
概要
2008年度よりエリザベス女王杯からジャパンカップダートまで4週連続で行われる秋季の国際GI競走ならびにワールドスーパージョッキーズシリーズに海外の主要競走で好成績を挙げた外国馬および騎手の参戦を促すため、2007年11月19日に賞金総額約12億円の国際競走シリーズを実施することが発表された。
このシリーズでは指定された海外競走に優勝もしくは2着に入った外国調教馬に優先出走権が付与されるほか、対象の競走で外国調教馬が3着以内に入った場合、賞金に加え褒賞金を交付している。
歴史
- 褒賞金対象となる指定海外競走の変更については、各競走の記事を参照のこと。
対象競走
競走名 | 施行競馬場 | 施行距離 | 賞金総額 | |
---|---|---|---|---|
第1戦 | エリザベス女王杯 | 京都競馬場 | 芝2200m | 1億9270万円 |
第2戦 | マイルチャンピオンシップ | 京都競馬場 | 芝1600m | 2億1300万円 |
第3戦 | ジャパンカップ | 東京競馬場 | 芝2400m | 5億3350万円 |
第4戦 | ジャパンカップダート | 阪神競馬場 | ダ1800m | 2億7790万円 |
ワールドスーパージョッキーズシリーズ | 東京競馬場(西暦偶数年) 阪神競馬場(西暦奇数年) |
優先出走権対象競走
2008年6月にジャパンカップへの優先出走権が付与される競走4競走が発表された。2009年5月には新たにエリザベス女王杯とマイルチャンピオンシップへの優先出走権が付与される競走とジャパンカップへの優先出走権が付与される1競走が追加された。なお優先出走権を持った馬がジャパン・オータムインターナショナル指定競走への出走は2008年のジャパンカップに出走したペイパルブルが初めてとなった。
対象競走名 | 開催国・優先出走権付与競走名 | 付与設定年 | 優先出走順位 |
---|---|---|---|
エリザベス女王杯 | オペラ賞 | 2009年 | 1着 |
マイルチャンピオンシップ | ムーラン・ド・ロンシャン賞 | ||
クイーンエリザベス2世ステークス | |||
ジャパンカップ | キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス | 2008年 | 1着及び2着 |
アーリントンミリオンステークス | 2009年 | 1着 | |
アイリッシュチャンピオンステークス | 2008年 | ||
バーデン大賞 | |||
凱旋門賞 | 1着及び2着 |
褒賞金制度
当シリーズでは外国調教馬の出走を促すため指定の海外競走で優勝もしくは2着となった外国調教馬が優勝した場合、優勝賞金に加え褒賞金も交付している。また2009年の改定で、3着以内に入った外国調教馬にも褒賞金が交付されることになった。褒賞金の獲得は2010年のエリザベス女王杯で優勝したスノーフェアリーが初めてとなった。指定の海外競走は各競走の記事を参照のこと。
歴代シリーズ優勝馬・騎手
実施年 | エリザベス女王杯 | マイルCS | JC | JCダート | WSJS |
---|---|---|---|---|---|
優勝馬 | 優勝騎手 | ||||
2008年 | リトルアマポーラ | ブルーメンブラット | スクリーンヒーロー | カネヒキリ | I.メンディザバル |
2009年 | クィーンスプマンテ | カンパニー | ウオッカ | エスポワールシチー | 横山典弘 |
2010年 | スノーフェアリー | エーシンフォワード | ローズキングダム | トランセンド | ライアン・ムーア |
2011年 | スノーフェアリー | エイシンアポロン | ブエナビスタ | トランセンド | ジョン・ムルタ |
2012年 | レインボーダリア | サダムパテック | ジェンティルドンナ | ニホンピロアワーズ | ザカリー・パートン |
※国旗は優勝時の調教国、ワールドスーパージョッキーズシリーズは出場国。
関連項目
ジャパン・オータムインターナショナル |
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エリザベス女王杯 | マイルチャンピオンシップ | ジャパンカップ | チャンピオンズカップ |
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