周山会
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周山会(しゅうざんかい)は、自由民主党の派閥。領袖は佐藤栄作。通称、佐藤派。
木曜研究会が母体。のち周山会と改名。佐藤は、旧自由党の吉田茂派を池田勇人の池田派(宏池会)と分ける形で派閥を形成し、佐藤の下には、佐藤派五奉行と言われた田中角栄、保利茂、橋本登美三郎、愛知揆一、松野頼三などの人材が結集した。
佐藤が領袖から退いた後、総裁選挙のために田中角栄が佐藤派を離れる形で七日会(後の木曜クラブ)を立ち上げ、周山会は保利茂が中心となり佐藤派内の福田支持グループをまとめる。周山会は周山クラブと名前を変え、少数派閥の保利グループとなる。
総裁選挙後は保利グループは福田派に合流し、派閥は消滅した。佐藤派の大派閥としての地盤は田中派に引き継がれていった。