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2007年6月5日 (火) 03:26時点における最新版

青木 絵美(あおき えみ、1981年- )は、毎日新聞記者。

来歴[編集]

  • 毎日新聞社奈良支局に勤務していたが、2006年12月から大阪本社社会部の大阪支社に移動となった。
  • 現在は産休中。

記事[編集]

2006年の大淀町立大淀病院事件の記事で有名になった。この記事に対して2007年1月11日、第11回新聞労連ジャーナリスト大賞特別賞が、青木記者をはじめとする奈良支局および大阪科学環境部取材班に対して贈られた。毎日新聞労組 毎日新聞 奈良支局 ・大阪科学環境部取材班「奈良・大淀病院妊婦死亡」をはじめとする全国の母子救急医療搬送システムの未整備を問う一連のスクープと検証キャンペーンしかしこの記事の内容に関しては、2006年8月におきた事を10月に記事にするにあたり当初「産婦人科医は6時間も患者を放置した」[1]と記した後、

  • 産科医の判断は妥当であった
  • 内科医は頭部CTを主張していなかった
  • 受け入れ要請の電話を断わっただけで『たらい回し』と記事になったが、実際には受け入れを断わった病院の医師も、必死に探してくれていた

などの状況が明らかになり、事実誤認が多い記事であったと指摘されている。[2]このミスリード記事で結果的に奈良南部の産婦人科を休業状態に追い込んだ、として報道被害を非難する向きも多い。

また、大淀町立大淀病院事件で死亡した妊婦の医師診療録が医師専用サイトから漏洩したとされる件に関連して、遺族側は「漏洩の時点で遺族が入手していたのは看護記録だけであり、当時公になっていなかった医師診療録の情報が出たのは病院からの漏洩以外ありえない」という旨の発言をしており、これは事実関係を慎重に確認した上で上記記事を掲載したとする毎日新聞社側の言い分と矛盾する(記事執筆の時点で遺族は医師診療録を持っておらず、毎日新聞社は事実関係の評価に不可欠な医師診療録を参照する手段を持っていなかったということになるため)。これに関連して、毎日新聞社や青木絵美記者の取材姿勢そのものが客観性を欠いていたという批判もある。

関連[編集]