「戦場のヴァルキュリア」の版間の差分
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− | + | 征暦[[1935年]]。大西洋連邦機構と東ヨーロッパ帝国はついに衝突、「第二次ヨーロッパ大戦(E・W・II)」が勃発する。そんな2大勢力に挟まれた国・ガリア公国。中立を掲げるこの国に突如として帝国軍が侵攻する。その強大な軍事力の前にガリア軍は敗走、追い詰められたガリア公国は首都陥落寸前にまで陥る。しかし、ガリア義勇軍のある小隊の意表を突いた作戦によって帝国軍は撃退される。その小隊の隊長の名はウェルキン・ギュンター。平穏を求めるガリア公国に希望という光はあるのか?この国の運命を知る者は誰もいない・・・ | |
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:ヨーロッパ人同様ダルクス人に対して良い感情を持っておらず、イサラに対して厳しい態度で接する。 | :ヨーロッパ人同様ダルクス人に対して良い感情を持っておらず、イサラに対して厳しい態度で接する。 | ||
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:33歳。イサラと同じくダルクス人の血を引いており、同じく迫害されている他のダルクス人を守るためグループのリーダーを務める。飄々とした態度で自らへの迫害や悪意を受け流す強さを持つ。第7小隊では戦車長として2号車「シャムロック」号に搭乗する。 | :33歳。イサラと同じくダルクス人の血を引いており、同じく迫害されている他のダルクス人を守るためグループのリーダーを務める。飄々とした態度で自らへの迫害や悪意を受け流す強さを持つ。第7小隊では戦車長として2号車「シャムロック」号に搭乗する。 | ||
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+ | :35歳。部隊に命令を下す中隊長。仕事に対しては厳しく、非情な任務も部下に命じられるキャリアウーマン系。冷たく感じられるが、任務以外では隊員の相談を受けたり軽い冗談も言える大人の女性。自分の過去に触れられる事を嫌う。 | ||
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+ | ;ヒルメス・キッシンジャー | ||
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=== ガリア公国 === | === ガリア公国 === | ||
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;エレット(Elet) | ;エレット(Elet) | ||
:声:[[進藤尚美]] | :声:[[進藤尚美]] | ||
− | : | + | :第7小隊の従軍記者。真実を人々に届けるために努力する。 |
=== 東ヨーロッパ帝国軍 === | === 東ヨーロッパ帝国軍 === |
2008年5月3日 (土) 23:59時点における版
戦場のヴァルキュリア Gallian Chronicles | |
---|---|
ゲームジャンル | アクティブ・シミュレーションRPG |
対応機種 | プレイステーション3 |
開発メーカー | セガ |
運営メーカー | |
発売メーカー | セガ |
バージョン | |
プレイ人数 | 1人 |
ソフト媒体 | BD-ROM |
稼動時期 | |
運営開始日 | |
発売日 | 2008年4月24日 |
販売価格 | 通常版:7,980円(税込) リミテッドボックス版:9,980円(税込) |
利用料金 | |
使用ブロック数 | |
対象年齢 | CERO:B(12歳以上対象) |
コンテンツアイコン | |
使用可能デバイス | |
必要環境 | |
使用ゲームエンジン | |
使用基板 | |
販売本数 | |
その他の情報 |
『戦場のヴァルキュリア』(せんじょうのヴァルキュリア、Gallian Chronicles)とは2008年4月24日発売のプレイステーション3専用ソフトである。開発スタッフは『サクラ大戦シリーズ』の制作チーム。
目次
概要
2007年7月17日、マスコミ向けイベント「PLAYSTATION PREMIERE 2007」において発表された。現代では失われつつある人と人の絆」がメインテーマとなる。架空の1930年代のヨーロッパが舞台。帝国と連邦という強力な勢力に挟まれた小国・ガリア公国のガリア軍ウェルキン・ギュンターとアリシア・メルキオットの視点が展開される。元民間人を含む10人ほどの第7小隊の姿を描くストーリーが展開される。
BLiTZと呼ばれる戦闘システムを搭載し、「コマンドモード」と「アクションモード」の2つがある。グラフィックは「CANVAS」という手描きイラストが動いているかのような表現方法。リアルタイムに操作できるようになっており郭線から色がはみ出たり、遠くにあるものは稜線がかすんだり輪郭が歪んだりする。写実的なCGとはまったく別のテイストをかもし出している。
あらすじ
征暦1935年。大西洋連邦機構と東ヨーロッパ帝国はついに衝突、「第二次ヨーロッパ大戦(E・W・II)」が勃発する。そんな2大勢力に挟まれた国・ガリア公国。中立を掲げるこの国に突如として帝国軍が侵攻する。その強大な軍事力の前にガリア軍は敗走、追い詰められたガリア公国は首都陥落寸前にまで陥る。しかし、ガリア義勇軍のある小隊の意表を突いた作戦によって帝国軍は撃退される。その小隊の隊長の名はウェルキン・ギュンター。平穏を求めるガリア公国に希望という光はあるのか?この国の運命を知る者は誰もいない・・・
ゲームシステム
戦闘システム「BLiTZ」とはターン制シミュレーションRPGの要素に、アクション要素を取り入れたもの。
コマンドモード
コマンドモードではマップを見ながら敵の視界から隠れて移動、建物の屋上など敵の眼をかいくぐりつつ攻撃できるポイントを探したり、敵の動きを見ながら戦線を押し上げたりするなど戦略上非常に重要な要素を持っている。また地形や敵味方の位置、進軍ルートの確認が行なえる。動かすキャラクターを選択すると、そのキャラクターが「アクションモード」に移行する。
アクションモード
アクションモードは「アクションポイント」と呼ばれるオレンジ色のゲージがゼロになるまで移動、行動ができる。「アクションモード」では途中で敵を発見したら狙いを定めて攻撃できるし、障害物に隠れたりもできる。敵もこちらを発見し次第、即座に攻撃してくる。
登場人物
ガリア義勇軍
メインキャラ
- ウェルキン・ギュンター(Welkin Gunther)
- 声:千葉進歩
- 主人公。22歳。第一次ヨーロッパ大戦の英雄を父に持つ。自然科学の教師を目指す大学生だったが徴兵され、義勇軍第7小隊の隊長となる。軍人らしく無い性格をしておりのんびり屋で穏やか。自然以外には興味が無く、自分には無頓着。
- アリシア・メルキオット(Alicia Melchiot)
- 声:井上麻里奈
- ヒロイン。19歳。パン職人を夢見る偵察兵。ウェルキン同様徴兵され、第7小隊へ配属される。正義感が強く、世話好き。
- ロージー(Brigitte“Rosie”Stark)
- 声:豊口めぐみ
- 27歳。第7小隊の切り込み隊長にして伍長。突撃兵。喜怒哀楽が激しく、怒る時には怒る性格。以前は酒場の歌い手でロージーは当時の芸名。
- ヨーロッパ人同様ダルクス人に対して良い感情を持っておらず、イサラに対して厳しい態度で接する。
- ラルゴ・ポッテル(Largo Potter)
- 声:江川央生
- 36歳。対戦車兵。第一次ヨーロッパ大戦でも戦っていた古参兵。仲間意識が強く、信頼した相手には面倒見が良い義理人情の男。反面、戦争での経験からか経験を重視している為、兵士経験の乏しいウェルキンには非協力的。
- イサラ・ギュンター(Isara Gunther)
- 声:桑島法子
- 16歳。整備士。幼少時に両親を失い、ギュンター家に養女として引き取られた少女。ヨーロッパ大陸で差別され続けているダルクス人の血を継いでおり、善意を悪意と捉える事が少々ある。ウェルキンを本当の兄のように慕い、養父が開発した高機動型戦車「エーデルワイス」号にウェルキンと乗る。
- ファルディオ・ランツァート(Faldio Landzaat)
- 声:櫻井孝宏
- 23歳。第1小隊長。ウェルキンの学友で、大学では民俗考古学を学んだ。その場に合わせて振舞う事が出来る器用さを持つ。社交的で礼儀正しいく、伝統を重んじる二枚目。アリシアに気がある。
- ザカ(Zaka)
- 声:中井和哉
- 33歳。イサラと同じくダルクス人の血を引いており、同じく迫害されている他のダルクス人を守るためグループのリーダーを務める。飄々とした態度で自らへの迫害や悪意を受け流す強さを持つ。第7小隊では戦車長として2号車「シャムロック」号に搭乗する。
- エレノア・バーロット(Eleanor Varrot)
- 声:田中敦子
- 35歳。部隊に命令を下す中隊長。仕事に対しては厳しく、非情な任務も部下に命じられるキャリアウーマン系。冷たく感じられるが、任務以外では隊員の相談を受けたり軽い冗談も言える大人の女性。自分の過去に触れられる事を嫌う。
サブキャラ
偵察兵
- ヒルメス・キッシンジャー
- メルビル・ヤング
- テッド・ユスチノフ
ガリア公国
- コーデリア姫(Cordelia gi Randgriz)
- 声:能登麻美子
- 16歳。代々ガリア公国を治めてきたランドグリーズ家の当主。公位継承者ではあるが、まだ若年という理由から即位はしていない。ランドクリーズ家はかつてダルクス人を征伐し、ヨーロッパを統一したヴァルキュリア人の末裔であり彼女もその血を受け継いでいる。
- エレット(Elet)
- 声:進藤尚美
- 第7小隊の従軍記者。真実を人々に届けるために努力する。
東ヨーロッパ帝国軍
- マクシミリアン(Maximilian)
- 声:福山潤
- 29歳。帝国軍総司令官にして東ヨーロッパ帝国の皇子。それでありながら実力を重視し、さらにカリスマ性もあることから部下に信頼されている。また戦術家としての力量も高く、その地位に相応しい能力を持っていると言える。
- セルベリア・ブレス(Selvaria Bles)
- 声:大原さやか
- 22歳。長く伸びた銀髪と赤い瞳を持つ、美しき女司令官。ガリア方面侵攻軍に従軍する。普段は寡黙であまり感情を表に出さないが、マクシミリアンには絶対の忠誠を誓っている。胸が大きい。古代ヴァルキュリア人の血を色濃く引いており、「ヴァルキュリアの槍と楯」を装備する事で圧倒的なまでの戦闘力を発揮し立ち塞がる敵を悉く殲滅する。
- ラディ・イェーガー(Radi Yaeger)
- 声:大塚明夫
- 36歳。帝国軍の兵士としては珍しく騎士道を重んじ、敵対する相手にも敬意を払い接する。同時に軍人として厳しい考えも持っている勇将。その実力を見抜いたマクシミリアンによって直属の配下に抜擢された。かなりの切れ者である。
- ベルホルト・グレゴール(Berthold Gregor)
- 声:大塚周夫(ラディ・イェーガー役をしている大塚明夫の父親)
- 51歳。帝国と皇帝に強い忠誠心を抱いている一方、他国の人間に対してはその存在価値すら認めていない。勝利のためには手段を選ばないという残忍な性格で、仲間にも恐れられている。
世界観
ガリア公国
帝国と連邦という強力な勢力に挟まれ、争いを好まない中立国。小国だけに軍事力もあまりないこのガリア公国では、有事の際は16歳以上の男女は民間人であっても兵として戦いに参加することが義務付けられていた。彼らによって組織されているのが義勇軍。
ラグナイト
この世界では一般的なエネルギー源として広く使われている鉱石で、ヨーロッパ大陸全土から産出される。エネルギー発生時に青く光を発するのが特徴で、その光には鎮痛効果や回復効果がある。この効果を利用したのが「ラグナエイド」で、負傷した兵士を回復させるのに使われる。液状に精製されたラグナイトは「ラグナリン」と呼ばれ、現実世界でのガソリンのように自動車や戦車など車両を動かすのに使用されている。また急激に反応させると爆発する性質を活かし、手榴弾や榴弾砲といった爆発物としても活用される。
このようにラグナイトは人間にとって非常に便利なエネルギー源であり、この世界では最早生活必需な重要な存在となっている。そのため、東ヨーロッパ帝国がガリア公国を侵略し始めたのも大西洋連邦機構との戦争によりラグナイトの需要が増えたことが原因だと思われる。
ヴァルキュリア人
ヴァルキュリア人とは紀元前に、後述するダルクス人と戦いヨーロッパ大陸を平定したとされる民族である(この戦いは後に古代ヴァルキュリア戦争と呼ばれる)。彼らはラグナイトで作られた槍と盾を持ち、「神の力」と呼ばれる力で戦ったとされている。しかし純血のヴァルキュリア人は遙か昔に絶えており、現代のヨーロッパでは神話やおとぎ話の中だけの存在になっている。
だがその血脈は未だ続いており、帝国軍のセルベリアやガリア公国を治めるランドグリーズ家の人間はヴァルキュリア人の末裔と言われている。
ダルクス人
紀元前30年頃までヨーロッパ全土で繁栄していたが、同族間の戦争を繰り返した末に「ダルクスの災厄」と呼ばれる惨事を引き起こして大陸を焦土にしかけたと言われる。その後ヴァルキュリア人との戦争に敗北してからは「大陸を焼いた民族」と呼ばれ、人々から迫害の対象となった。
スタッフ
- 野中竜太郎(プロデューサー)
- 西野陽(チーフプロデューサー)
- RAITA(キャラクター原案)
- 崎元仁(音楽)
関連情報
- 2007年9月20日、フルハイビジョン(1080p)画質の「イメージムービー」がPLAYSTATION Storeにて配信された。
関連項目
- サクラ大戦シリーズ
- ガリア戦記
- ガリア人
- ウェルキンゲトリクス(ガリア戦記に登場する英雄。主人公・ウェルキンの名前の由来と思われる)
- アリシアの戦い(ガリア戦争終結の要因となった戦い。ヒロイン・アリシアの名前の由来と思われる)
- セルウィリア・カエピオニス(ガリア戦記に登場するガイウス・ユリウス・カエサルの愛人。セルベリアの名前の由来と思われる)
外部リンク
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