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2014年8月3日 (日) 17:03時点における版

春日駅（かすがえき）は、東京都文京区にある、東京都交通局（都営地下鉄）の駅。

概要

三田線と大江戸線が乗り入れており、駅番号として、三田線にはI 12、大江戸線にはE 07がそれぞれ制定されている。大江戸線の駅は「文京シビックセンター前」という駅名併称を持つ。所在地は、三田線が本郷四丁目、大江戸線が春日一丁目となっている。

当駅は東京地下鉄（東京メトロ）後楽園駅に連絡改札口（東京都交通局の管理）を介してつながっており、同社の地下鉄丸ノ内線と地下鉄南北線に乗り換えができる。連絡改札口は大江戸線ホーム中央の階段を下りたところに設置されている。

2013年3月16日より、この連絡改札口を経由して後楽園駅の駅構内を通過出来る、駅構内通過サービスが導入された[1][2]。

歴史

  • 1972年（昭和47年）6月30日 - 都営地下鉄6号線、日比谷～巣鴨間開業と共に開業。
  • 1978年（昭和53年）7月1日 - 都営地下鉄6号線を「三田線」に改称。
  • 2000年（平成12年）
    • 7月 - 三田線ホームにホームドアを設置。
    • 12月12日 - 都営大江戸線国立競技場～清澄白河～都庁前間全線開業により乗換駅になる。同時に営団地下鉄（現・東京メトロ）と乗換業務を開始（接続：後楽園駅）。
  • 2012年（平成24年）
    • 5月13日 - 大江戸線ホームにホームドアを設置。
    • 6月23日 - 大江戸線ホームのホームドア稼動開始。
  • 2013年（平成25年）3月16日 - 駅構内通過サービス導入。（春日駅⇔後楽園駅）

駅名の由来

近傍の町名「春日」から。計画時の仮称は「春日町」であった。春日は春日局の領地だったことに由来する。春日 (文京区) も参照

駅構造

三田線は相対式ホーム2面2線の地下駅で、ホームは地下1階に、大江戸線は島式ホーム1面2線の地下駅で、ホームは地下3階にある。

のりば

番線 路線 行先
1 I 都営三田線 日比谷・白金高輪・目黒・東急線方面
2 I 都営三田線 巣鴨・高島平・西高島平方面
3 E 都営大江戸線 飯田橋・新宿西口・都庁前方面
4 E 都営大江戸線 上野御徒町・両国・大門方面

両線にて最寄り施設への案内放送を行っている（三田線は6300形のみ）。前者では「尚美ミュージックカレッジ専門学校、中央大学後楽園キャンパスへお越しの方は、こちらでお降り下さい。要出典。」、後者では「中央大学後楽園キャンパス・理工学部へお越しの方は、こちらでお降り下さい。」の案内が放送される。

大江戸線が開業する頃まで長らく三田線のホームに1ヶ所のみ、現在の2代前のものにあたる旧式の駅名標が交換されずに放置されていた。

三田線駅業務は東京都営交通協力会に委託されており、日比谷駅務管理所管内の受託駅を統括する4区ブロック長が配置されている。

利用状況

2011年度の一日平均乗降人員は、三田線が57,657人（乗車人員28,783人、降車人員28,874人）、大江戸線が49,279人（乗車人員25,014人、降車人員24,265人）で[3]、合算すると106,936人（乗車人員53,797人、降車人員53,139人）であった。各年度の一日平均乗車人員数は下表のとおり。

年度 三田線 大江戸線 出典
1990年 13,879 - [4]
1991年 14,525 - [5]
1992年 14,814 - [6]
1993年 14,770 - [7]
1994年 14,586 - [8]
1995年 14,112 - [9]
1996年 12,995 - [10]
1997年 12,663 - [11]
1998年 12,236 - [12]
1999年 12,057 - [13]
2000年 11,899 5,264 [14]
2001年 12,263 6,416 [15]
2002年 12,573 7,241 [16]
2003年 12,923 8,320 [17]
2004年 13,340 8,647 [18]
2005年 13,638 9,107 [19]
2006年 26,260 22,570 [20]
2007年 27,549 23,620 [21]
2008年 28,619 24,652 [22]
2009年 29,119 24,992 [23]
2010年 29,225 25,236 [24]
2011年 28,860 25,082 [25]

駅周辺

バス路線

東京都交通局の「春日駅前」及び、文京区コミュニティーバス Bーぐるの「文京シビックセンター」及び「春日駅」停留所が最寄りである。なお、「春日駅前」停留所は2000年12月11日まで「文京区役所前」という名称であった。

  • 春日駅前 停留所
系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
都02 大塚車庫 大塚駅 ■都営
御徒町駅・本所一丁目 錦糸町駅
東京ドームシティ 平日朝のみ
都02乙 護国寺駅 池袋駅東口 ■都営
東京ドームシティ
水道橋駅 一ツ橋 平日・土曜朝のみ
上60 白山二丁目 大塚駅 ■都営
白山二丁目・大塚駅・向原 池袋駅東口 平日・土曜は朝夕のみ
根津駅 上野公園
上69 早稲田・高田馬場駅 小滝橋車庫 ■都営
本郷三丁目駅 上野公園
  • 文京シビックセンター 停留所
    • 文京区コミュニティバス Bーぐる「千駄木・駒込ルート」 ラクーア行
    • 文京区コミュニティバス Bーぐる「目白台・小日向ルート」 江戸川橋駅・椿山荘・護国寺駅・茗荷谷駅 方面行
  • 春日駅 停留所（三田線 春日駅 そば）
    • 文京区コミュニティバス Bーぐる「千駄木・駒込ルート」 ラクーア行
    • 文京区コミュニティバス Bーぐる「千駄木・駒込ルート」 白山下・千駄木駅・南北線駒込駅 方面行

隣の駅

東京都交通局
I 都営三田線
水道橋駅 (I 11) - 春日駅 (I 12) - 白山駅 (I 13)
E 都営大江戸線
飯田橋駅 (E 06) - 春日駅 (E 07) - 本郷三丁目駅 (E 08)

脚注

[ヘルプ]
  1. ↑ 東京の地下鉄のサービス一体化に向けた取り組みについて - 東京都交通局ニュースリリース 2011年11月2日
  2. ↑ 平成25年3月16日(土) 東京の地下鉄がさらに便利になります - 東京都交通局ニュースリリース 2013年2月15日
  3. ↑ http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/kanren/passengers.html 東京都交通局 各駅乗降人員一覧]
  4. ↑ 東京都統計年鑑（平成2年）235ページ
  5. ↑ 東京都統計年鑑（平成3年）241ページ
  6. ↑ 東京都統計年鑑（平成4年）
  7. ↑ 東京都統計年鑑（平成5年）
  8. ↑ 東京都統計年鑑（平成6年）
  9. ↑ 東京都統計年鑑（平成7年）
  10. ↑ 東京都統計年鑑（平成8年）
  11. ↑ 東京都統計年鑑（平成9年）
  12. ↑ 東京都統計年鑑（平成10年）
  13. ↑ 東京都統計年鑑（平成11年）
  14. ↑ 東京都統計年鑑（平成12年）
  15. ↑ 東京都統計年鑑（平成13年）
  16. ↑ 東京都統計年鑑（平成14年）
  17. ↑ 東京都統計年鑑（平成15年）
  18. ↑ 東京都統計年鑑（平成16年）
  19. ↑ 東京都統計年鑑（平成17年）
  20. ↑ 東京都統計年鑑（平成18年）
  21. ↑ 東京都統計年鑑（平成19年）
  22. ↑ 東京都統計年鑑（平成20年）
  23. ↑ 東京都統計年鑑（平成21年）
  24. ↑ 東京都統計年鑑（平成22年）
  25. ↑ 東京都統計年鑑（平成23年）

関連項目

外部リンク

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