「白金台駅」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(ページの作成:「'''白金台駅'''(しろかねだいえき)は、東京都港区白金台四丁目<ref name="toei">[http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/sub...」)
 
(相違点なし)

2014年8月2日 (土) 11:13時点における最新版

白金台駅(しろかねだいえき)は、東京都港区白金台四丁目[1][2]にある、東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局都営地下鉄)のである。

東京メトロの南北線と、都営地下鉄の三田線の重複区間に位置する駅で、両路線の列車が乗り入れている。両社局の共同使用駅であり、駅業務は東京メトロが行う[1]駅番号は南北線がN 02[2]、三田線がI 02[1]である。

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地下駅[3]。南北線においてこの形態のホームを有するのは、当駅と王子神谷駅のみである。当駅は東京メトロ南北線・都営三田線の2路線が駅設備・線路を共用しているが、施設の保有は東京メトロとなっている。

当駅は着脱式三連型駅シールド工法という特殊な工法で施工され、ホーム部分の大半はシールドマシンによって掘られ、ホーム両端部のみ縦穴を掘削して地上とホームを繋げた。これは目黒 - 白金台間の路線が、隣接することになる国立科学博物館附属自然教育園へ流れる地下水への影響を最小限に抑えるために採用された工法である。着工前は自然教育園への影響を懸念した一部住民らが路線変更などを求める建設反対運動を展開していた。このような構造のため、通常の駅はホーム内側に独立して設置されるホームドアが、使用されていない目黒方面の一部を除いて支柱と一体化している[4]

自動券売機は東京メトロ線用と都営地下鉄線用の2種類のものが設置されている。ただし、白金高輪駅目黒駅への乗車券購入は東京メトロ線用と都営地下鉄線用の双方とも利用できる。

出口は外苑西通り(プラチナ通り)方面の1番出口と日吉坂八芳園方面の2番出口があり、それぞれ独立している[3][5]。23時から翌朝6時までの間は1番出口は閉鎖され、2番出口のみの営業となる[2][5]

2007年7月から2番出口付近に、目黒通りを渡る横断歩道が設置された。

当駅は合計22台のエスカレーターが設置されている[1]。ホームは地下4 - 5階相当で深さ27.2mである[1]

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 N 南北線 赤羽岩淵[3]浦和美園方面
I 都営三田線 巣鴨西高島平[3]方面
2 N 南北線
I 都営三田線
目黒[3]日吉方面

利用状況[編集]

  • 東京メトロ - 2011年度の1日平均乗降人員は15,245人である[6]
  • 都営地下鉄 - 2011年度の1日平均乗降人員は9,262人(乗車人員4,198人、降車人員5,064人)である[7]

開業以来の1日平均乗車人員推移は下表のとおり。

年度 東京メトロ 都営地下鉄 出典
2000年 3,551 2,449 [8]
2001年 4,238 3,195 [9]
2002年 4,622 3,523 [10]
2003年 5,298 3,784 [11]
2004年 5,458 3,937 [12]
2005年 6,104 4,153 [13]
2006年 6,326 4,447 [14]
2007年 7,429 4,243 [15]
2008年 7,863 4,192 [16]
2009年 7,962 4,268 [17]
2010年 8,036 4,299 [18]
2011年 7,879 4,208 [19]

駅周辺[編集]

白金台 も参照

バス路線[編集]

白金台駅前停留所に都営バスおよび東急バスの路線が乗り入れている[20]

駅名の由来[編集]

「しろねだいえき」と読まれる場合がある。しかし、当駅の正しい読み方は「しろねだいえき」であり、濁音はつかない[1]

駅名そのものは普通に所在地に由来するが、当地区ではシロガネーゼの存在などもあり、もともと濁音をつけて読まれやすい傾向にはある。ただし、地名としての読みのほうも、正式には駅名と同じく濁音のないものとされている。

その経緯等に関して、詳しくは白金台の項目も参照。

隣の駅[編集]

東京地下鉄
N 南北線
目黒駅 (N 01) - 白金台駅 (N 02) - 白金高輪駅 (N 03)
東京都交通局
I 都営三田線
目黒駅 (I 01) - 白金台駅 (I 02) - 白金高輪駅 (I 03)

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 『東京地下鉄道南北線建設史』 帝都高速度交通営団、2002年

関連項目[編集]

外部リンク[編集]