「トヨタ・グランドハイエース」の版間の差分
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2013年6月11日 (火) 13:02時点における最新版
グランドハイエース(GRAND HIACE )は、トヨタ自動車が生産していた3ナンバーサイズのワンボックス型ミニバンである。
グランビアのマイナーチェンジと同時に姉妹車として登場。ただし、車名にハイエースとあるが、これは販売チャネルであるトヨペット店の代表的車両であるハイエースから名を取っただけで、日本仕様ハイエースをベースにしているわけではない。これはエンジンの配置位置の違いから分かる。グランビアと同様、欧州の衝突安全基準を満たすためにセミキャブオーバー化されたハイエースの欧州仕様とメカニズムの大部分を共用する。
歴史[編集]
グランビアとはフロントグリルとテールランプのデザインが違うだけで基本的には同じ車である。ライバルである日産・エルグランドを強く意識し、また最上級モデルとして相応しい高級感を出すため、クラウンを思わせる豪華なグリルやモールを装備していた。そのためか、見た目の印象はグランビアよりも派手で、押し出し感もより強い。また、6年ぶりに復活したハイエースシリーズのエンブレムが中央に装着されている。
また、ハイエース欧州仕様のロングボディをベースとする「グランドハイエース特装車」も存在した。こちらはロールーフとハイルーフが設定されており、主に消防やJRVA「日本RV協会」加盟のビルダー向けに「キャンピングベース車」として供給された[1]。ボディをBピラー以降全て取っ払って代わりに専用ボディを架装した車輌も多く見られた。トラックベース・キャブオーバー車を諸々の理由で望まないキャンピングカービルダー・愛好家がこれに沢山飛びついた。
- 1999年8月 - グランビアのマイナーチェンジ時に、ハイエースシリーズの最上級モデルとして登場。
- 2000年4月 - 特装車(TECS)であったG エアロストームエディションがカタログモデルに昇格する。同時に、上級グレード同様にデュアルスライドドアを採用したG Xエディション5ドアが追加された。また同時に、特別仕様車としてブロンズガラスや専用シート表皮などの特別装備を加えたG Lエディションも設定される。
- 2001年 - G Xエディション5ドアをベースにクロームメッキアルミホイールや専用木目調パネルなどの特別装備を加えた特別仕様車G プライムセレクションが追加された。
- 2002年5月 - 生産終了。アルファードGが後継モデルとなる。ただし、キャンパー特装車のロングボディモデルは2005年まで生産されていた。
エンジン[編集]
搭載されるエンジンは3,000ccのSOHCインタークーラーディーゼルターボ(1KZ-TE)と3,400ccV6DOHC(5VZ-FE)。
脚注[編集]
備考[編集]
車名はGRAND HIACE(偉大なハイエース)であり、GROUND HIACE(グラウンドのハイエース)ではない。勘違いに注意。
販売[編集]
販売はトヨペット店(東京地区は東京トヨタが併売、大阪地区は当時の大阪トヨタのみ販売)である。
トヨペット店では、スポーティーな外観を持つ一回り小さい姉妹車のツーリングハイエースも販売されていた。