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「おばちゃんだといわれてキッとなって否定したり、自分の年齢にコンプレックスを持っていると、生きづらい。年齢を受け入れつつもかわいらしく生きるというのは永遠の憧れですが、難しいですね」 | 「おばちゃんだといわれてキッとなって否定したり、自分の年齢にコンプレックスを持っていると、生きづらい。年齢を受け入れつつもかわいらしく生きるというのは永遠の憧れですが、難しいですね」 | ||
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+ | 私はそういう雑誌で編集やってたことがあるから本当のことを書きますけど、作ってるほうはそんなこと信じちゃいません。ライターともよく話しました。 | ||
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+ | 「目的は現実逃避ですからね。 じゃなかったら、30代独身女性は読んでくれないですよ」 | ||
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+ | まあ単なる売れ残りに、自己肯定の機会と人生への夢が与えられるし、たとえウソの企画でも、勘違いしてくれれば発行部数が上がるからいいけどね。 | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |
2012年7月15日 (日) 20:12時点における版
アラサー女子とは、25歳以上34歳まで(30歳前後)の女性のこと。2006年頃に生まれた造語。2005年11月に創刊した女性雑誌『GISELe』(ジゼル・主婦の友社)が使い始めたのが始まりといわれる。
アラサー女子が「小娘には負けない」と思っていること
男性はいくつになっても若い女性を好むもの。それに対してアラサー女子も、「若い子には負けない」と自信を持つ部分がある。以下『オトメスゴレン』女性読者へのアンケートを参考に「アラサー女子が『小娘には負けない』と思っていること」を紹介する。
- まわりを楽しませる「トーク術」
- 男性を束縛しない「心の余裕」
- お子様にはない「ゴージャスな魅力」
- 今後失われることのない「知性と教養」
- 精神的にも経済的にも「男性を支える力」
- 努力して磨きぬいた「美しさへの自信」
- 今までの積み重ねによる「社会的な信用」
- ひとりでも人生を切り開いていく「たくましさ」
- 小さなことには動じない「人生経験」
痛い存在
小泉今日子やYOUなど、ナチュラルさが魅力で“ゆるい”雰囲気を持つ、肩の力が抜けた女性たちが“大人かわいい”として注目が集まっている。しかし、コラムニストの石原壮一郎さんは、そんな“大人女子”に男性の立場から物申す。
「カテゴリーってとても便利なものなんです。いま“大人かわいい”が流行っているから、そっちを目指そうとか、それだけでプレミアがついたような気分がして自分を底上げできるんですよね。 でも、男性は、大人かわいくていまどきっぽいなとか、キャリア系としてなかなかのもんだな、という評価はしない。男性にとってはカテゴリーなんて関係なくて、その人が素敵か素敵じゃないか、それだけなんです」
さらに、大人女子を装っていても、周囲にはそれが魅力的とは映らず 「いい年して空気も読まずにはしゃいでいるイタい存在」にもなりかねないと石原さんは警告する。
「見た目をかわいらしくするだけでなく、笑顔でさりげなく周りに気を配るとか、そういうことができてこその大人女子だと思います。単に20代と同じかわいさを目指しているとしたら、破滅への道のりをたどっていると思いますよ」
漫画家の倉田真由美さんは「ママ系であろうが、大人女子だろうが、おばちゃんであることには変わりがないんです」と前置きしていう。
「おばちゃんだといわれてキッとなって否定したり、自分の年齢にコンプレックスを持っていると、生きづらい。年齢を受け入れつつもかわいらしく生きるというのは永遠の憧れですが、難しいですね」
女性雑誌の編集者
女性誌には「自分らしい生き方」とかいうお題目で、30代独身を肯定するような記事がいろいろと載ってる。 「それこそが先進的で現代的な生き方だ」と言わんばかりに。
私はそういう雑誌で編集やってたことがあるから本当のことを書きますけど、作ってるほうはそんなこと信じちゃいません。ライターともよく話しました。
「こんな心にもないこと、よく書けるな~」
「目的は現実逃避ですからね。 じゃなかったら、30代独身女性は読んでくれないですよ」
内心、「30代独身は終わってるよなぁ」と思いつつも、30代独身ライフを賛美する記事を掲載する。でもね、そういう特集を掲載すると反響がいいんですよ。
「私の生き方は間違ってなかった」という読者カードが山ほど届く。間違ってるって(笑)。
まあ単なる売れ残りに、自己肯定の機会と人生への夢が与えられるし、たとえウソの企画でも、勘違いしてくれれば発行部数が上がるからいいけどね。