「銀河鉄道物語(第一期)の登場人物」の版間の差分
(→イワノフ・レオニドヴィチ・ベリチュコフ(声優:塩屋浩三)) |
|||
138行目: | 138行目: | ||
==== イワノフ・レオニドヴィチ・ベリチュコフ(声優:塩屋浩三) ==== | ==== イワノフ・レオニドヴィチ・ベリチュコフ(声優:塩屋浩三) ==== | ||
− | + | 銀河鉄道管理局・特務情報部・特級監視官。彼のもうひとつの顔。通称「九人会」の幹部。管理官としてアルフォード関係の任務に当たっていたシリウス小隊に派遣される。的確な指令を下すこともあるが、車内で発砲したり大抵は隊員の人権を無視した指令を繰り返す。またアルフォート軍が迫るディスティニー防衛戦では、既定の作戦を拳銃による脅迫で脅して覆し、無茶な作戦指導を行おうとするも藤堂に捕らえられる。その後彼は、車両内での発砲、ディスティニー防衛戦での不祥事の全責任を負わされ、懲戒免職。アルカーズ刑務所送りとなっているが、彼のその後を知る者はいない。 | |
− | + | ||
====近藤広史==== | ====近藤広史==== |
2007年9月12日 (水) 01:38時点における版
銀河鉄道物語(第一期)の登場人物では松本零士の漫画・アニメ作品銀河鉄道物語の登場キャラクターについて解説する。
注意:以降に、作品の結末など核心部分が記述されています
目次
登場人物
SDFシリウス小隊
本編の中心となる小隊でSDFの象徴的部隊である。詳細は銀河鉄道物語の用語を参照。専用車輌は(車輌番号)00『ビッグワン』。詳細は銀河鉄道の列車を参照。
有紀学(声優:矢薙直樹)
本作の主人公。シリウス小隊隊員。後の戦闘パート。SDFシリウス小隊の隊長であった父とSPGに抜擢された兄に大きく影響を受けて育ち、銀河鉄道への想いは人一倍強い。性格は正義感が強い熱血漢で、やや根性論が目立つ感情優先タイプ。発展途上のエースと言われ、高い身体能力を持つが思慮に欠けた行動をとり、納得いかないことは相手が誰であろうと正面きって反発するシリウス小隊の問題児であったが、物語が進むにつれ成長し、ブルースの死を乗り越えて現在では立派な隊員に成長している。SPGからの誘いを受けるも、それを断る。殉職したブルースの後任として、戦闘チーフ的立場を務めている。腰には、父の形見でもある、「FW308」(SDFで一世代前に採用していた銃。故障している為現在は撃てない。)を腰のホルスターに提げている。実家は惑星タビトでラーメン屋を営んでおり、母のラーメンとタビトチャが大の好物である。女性隊員からの人気はそこそこあるものの、色恋沙汰には疎い。後に同期の女性隊員、ルイ・フォート・ドレイクと恋仲になり、彼女を自分の実家に連れて帰るのほどの関係に発展する。
シュワンヘルト・バルジ(声優:大塚明夫)
訓練学校卒業後、シリウス小隊に配属。前任の有紀渉隊長の殉職に伴い同隊隊長に就任。冷静沈着で確固たる信念と高い見識を持つ優秀な指揮官で、銀河鉄道をこよなく愛する熱血漢。「最後に死ぬのは、指揮官だけで良い。」と考え、上官や部下からの信頼は厚い。だがそれほど口数は多くなく、行動で意思を示すタイプ。職務に忠実で部下には厳しく接するが決して話が分からない人物ではなく、むしろ部下思いである。まれに突飛な発言で部下を固まらせることもある。学の父親代わりのように彼の成長を見守る。その昔、有紀渉が任務中に救った女性、カタリナ・シェリルと出会い恋仲になるが、ある事件が二人を引き裂いてしまう。だが、彼は今でも彼女のことを片時も忘れたことはなく、彼女も彼を待ち続けている。
ルイ・フォート・ドレイク(声優:真田アサミ)
訓練学校をトップで卒業後、シリウス小隊に配属される。学と同期の新人隊員。通信レーダーパート。スポーツ万能、頭脳明晰でな優等生タイプだが、可憐な外見とは裏腹に神経はかなり太く、歯に着せぬ物言いを得意とする。やや自意識過剰な面も見られるがわざとそう振舞っているようにも見え、時折その影が見受けられる。 実はクラリオス星団共和国大統領の令嬢であり、幼い頃から何不自由ない生活をするとともに、制限の多い環境で育つ。父親に反発して出奔し、成り行きに近いかたちでSDFに入るが、職業意識は高く仕事に誇りを持っている。虫と爬虫類、猫が苦手。でも子猫は平気。制服のポケットにはいつもお菓子を忍ばせている。同期の学を何かと気にかけており、後に恋仲となる。
ブルース・J・スピード(声優:子安武人)
傭兵出身。20歳で入隊。重火器の扱いはプロである。ビッグワン戦闘パート。過去彼と組んだ人間が3人とも殉職していることから「死神ブルース」と影で囁かれ、彼本人もそのジンクスについて本気にしている節がある。学の教官としてパートナー関係を結ぶが、現実主義者のブルースと理想主義者の学とはまさに水と油で、事あるごとに対立していたが物語が進行していくにつれ、二人の絆は深いものになっていく。ブルースハープとバーボン、そして最初は間違って買ったイチゴオーレ[1]をこよなく愛する。これを飲むと「甘い、甘すぎるぞ」と愚痴をこぼす。物語終盤で暴漢に銃撃され殉職、2階級特進となる。彼の墓は、デスティニー中央駅の発進口が良く見える小高い丘に設けられている。
デイビッド・ヤング(声優:緑川光)
ブルースと同期で訓練学校からの同期。卒業後、別々の隊に配属されるもシリウス小隊で再開する。メカニックとしての腕前は最高である。また操縦能力も非常に優れており、マニュアル操作のビッグワンでミサイルを回避したり小惑星群の中を駆け抜けたり、大型輸運送機で曲芸飛行を披露した経験もある。運行管理 兼 メカニックパート。気配りの出来るお調子者で、優しい人物でシリウス小隊のムードメーカー。だが優しすぎる反面人に強く当てれないことも。酒と賭け事が大好きで賭け事に関してはしょっちゅうなにかを賭けの対称にしている。その多方面にも決して名誉とは言えないエピソードを残す。自称ユーモアセンス抜群のモテモテクールなナイスガイ。その昔、アイリーン・サマーと言うトレジャーハンターの彼女がいたが彼女に100万エーブルを持ち逃げされた過去を持つ。学にとって兄貴分のような存在。
ユキ(声優:鈴木菜穂子)
シリウス小隊専属の医療用セクサロイド。救護パートだが、ビッグワンのコクピットではオペレーターも兼任。その高度な医療技術を駆使して乗客の安全確保や、隊員の健康状態を管理する。誰に対しても優しく接するが、自分が人間で無いことを理由にどうしても一歩退いてしまう。心配性な面もあり、まれに小言機関砲が炸裂することがある。つかまると長い。妖艶な面も持つ。自分が、遥か昔にたった一隻で故郷の星を救った宇宙戦艦の女性乗員の容姿と記憶を元に制作されたため、学に対しては他とは異なる感情を抱いている。また作中では、その宇宙戦艦の女性乗員の子孫とユキが対面することがあった。(銀河鉄道物語~永遠への分岐点~)
有紀渉(声優:井上和彦)
学の父で前任のシリウス小隊隊長である。柔軟性に富み、統率力に優れた名指揮官である。情が厚く、筋が通らないことを嫌うため、一部の上層部からは煙たがられていた。だが部下から信頼は非常に厚い。家庭では家族思いの優しい父親であった。また妻のカンナとは大恋愛の末に結婚し、学と護の二子を授かる。任務中、学と護の眼前で銀河鉄道の列車と乗客を守るためにアルフォート軍の戦艦に特攻し、宇宙に散る。
オーウェン(声優:石田彰)
学の前のブルースのパートナー。ロックギターが趣味。「死神ブルース」のジンクスを吹き飛ばしてやると公言し、頑なだったブルースの心を開かせるが、結局は彼を守って殉職してしまう。自称、不死身のオーウェン。 余談だがオーウェンの声を演じている石田彰氏は続編の「~忘れられたときの惑星~」、「~永遠への分岐点~」でブルースの後釜でレギュラーキャラのキリアン・ブラックを演じている。
SDFスピカ小隊
情報収集、情報処理、電子戦を得意とする、女性隊員のみで編成された部隊。専用車輌は034『フレイムスワロー』。
ジュリア・F・レインハート(声優:横手久美子)
訓練学校をトップで卒業し、アクルクス小隊に配属される。その後、高い情報収集能力と解析能力を評価されスピカ小隊隊長に就任する。融通が効かなく、気の強い秀才タイプ。責任感があり部下からの信頼は厚い。この強い責任感と内罰的な性格が時々不自然なほどの強気な指揮を執らせ、反感を買うことも多い。部下曰く「上官と言うより姉御。」余暇は乙の葛藤を振り払うかのごとくフラメンコに熱中しているらしい。バルジや村瀬とは同期で、特に村瀬とはアクルクス小隊時代からの付き合いで親交が深い。また村瀬とは真逆の指揮を執ることから互いに衝突すことも多いが、プライベートでは浅からぬ仲であったようだ。彼女は今でも殉職した彼の写真を待機室のデスクの上に飾っている。
パーシィ・シェリー(声優:よのひかり)
小型船から大型船まで操る運行管理のエキスパート。訓練学校卒業後、SDF運行管理エキスパートプログラムを経てスピカ小隊に配属された。運行管理パート。またメカニックとしても優秀で。プライベートでは自分で整備するクラシックカーも保有する。愛車、フォルシェE947とプルコギが恋人。性格は聡明で、やや短気。自称「売られた喧嘩は2倍で買う主義。」マギー曰く、影の「トラブルメーカー」。形状記憶合金ブラを着けている。
マギー・レッドフォード(声優:三ツ木勇気)
戦闘パート。航空機の操舵に非常に優れる。訓練学校卒業後、SDF第88航空班を経てスピカ小隊に配属された。大雑把な性格で勢いで物事を片付けようとすることもばしば。何人もの風通しのいい関係を望む姿勢に好感を覚える人も多い。シェリー曰く「料理の腕前は殺人級。」それがどっちの意味でなのかは明かされていない。
末浦愛(声優:あかいとまと)
通信・レーダーパート。通信技師の両親を持つ生粋の通信士。ヘアバンドと眼鏡を着用。情報処理能力が非常に高く、性格はとにかく明るい。ジュリア隊長をよくサポートする。また甘いもの好きは有名で購買部には彼女専用の入荷品リストが存在 するといわれている。
SDFベガ小隊
「宇宙一の猛者」を名乗る、SDFきっての武闘派小隊。専用車輌は042『アイアンベルガー』。アルフォート軍との戦闘で全員殉職し、小隊そのものが消滅した。現在でもアイアンベルガーの車番「042」は空番であり、代わってケフェウス小隊([[銀河鉄道物語~永遠への分岐点~の登場人物]を参照。]])が編成されている。
村瀬龍作(声優:千々和竜策)
訓練学校卒業後、アクルクス小隊に配属される。宇宙海賊討伐任務では「撃墜王」の名を欲しいままにした。そのごベガ小隊隊長に就任。猪突猛進のごり押しタイプに見られがちだが、それだけで数多の宇宙海賊に打ち勝てるわけも無く、自制心を持って機を見ることのできる歴戦の戦術家である。ただしプライベートではやや品行に欠けるが、義理人情に厚く剛健。他人の評価がどうであれ乙の信念を貫く姿勢に惹かれる隊員は少なくない。実家は旅館でそこで飼っている猫のシロボタを溺愛している。好物はカレー。ジュリアとは恋仲であったようである。アルフォート軍との戦いでビッグワンに全てを託し、専用車輌アイアンベルガーや小隊員らと共に殉職した。
エドウィン・シルバー(声優:羽多野渉)
戦闘パート。傭兵出身。射撃の名手で特に速射では右に出るものは無く、白兵戦において素晴らしい能力をみせる。SPGから誘いを受けたものの村瀬隊長を慕いこれを辞退した過去を持つ。シュナイダーを弟のように気にかけており、市街戦と称して繁華街に繰り出すこともしばしばらしいが、輝かしい戦果を挙げたという報告を受けた者はいない。シュナイダーと共にルイに積極的にアプローチを掛けたこともあるが、見事に玉砕する。自分と同じ匂いのするブルースに親近感を抱いているようだが、同時にライバル視もしているようだ。
ホセ・アントニオ・バルティビア(声優:伊丸岡篤)
運行管理パート。惑星アゼラウス独立戦争革命軍を経てSDFに入隊。時には蛇のように、または風のように戦場を駆け抜ける勇士。戦場における駆け引きがうまく村瀬隊長にも一目置かれている。体格の割にはあまり目立たないが、ベガ小隊にはなくてはならない存在。時には砲撃手も兼ねる。酒と風呂を愛し、露天風呂で酒を煽ることに人生の喜びを感じている。
モーリッツ・シュナイダー(声優:上田陽司)
通信・レーダーパート。訓練学校を卒業後、ベガ小隊に配属される。通信技術、相だ能力に精通し、戦術において様々な考えを持つ。だが今ひとつ考えが足りないが、失敗と失敗と認め次に活かせる人物であるため発展が期待できる。不屈の精神を持っており、それは女性の前でも折れることはない。「バッチリ決めてても外すヤツ。」とは某女性オペレーター談。また自分と同じ不屈の精神を抱く有紀学ぶに一目置いている。
SPG(空間装甲擲弾連隊)
SDFの中でも戦闘任務に特化された部隊。漆黒に塗装され、全車両にコスモカノンを装備した専用車輌666とその他車両を駆る。
フレデリック・ヨハンソン(声優:堀内賢雄)
SPG隊長。訓練学校ではベガ小隊の村瀬隊長の先輩で、学をSPGに引き抜こうとしたこともある。SPG専用車輌666でアルフォート軍との戦いに赴くも、敵艦に包囲され、最後のメッセージカプセルを放出した直後、集中砲撃を浴びて666と共に殉職した。護を死なせてしまったことを後悔している。
バルトロメウ・エルゲラ
設定のみ。空間装甲擲弾連隊司令官。「永遠への分岐点」ではそれとおぼしき影を確認できるが詳細は不明。
有紀護(声優:緑川光)
学の兄。訓練学校卒業後、SPGにスカウトされ入隊、その後殉職。その死に際については、後に学も深く関わることに。真面目で頭が切れ、非常に高い身体能力を持つがやや型にはまりすぎる面があり、柔軟性や独創性に欠ける。天真爛漫な弟に若干の劣等感を抱きつつも、それ以上に兄として深い愛情を注ぐ、典型的な長男タイプである。学が父親似なら護は母親似。綺麗な顔立ちをしている。
銀河鉄道管理局
全銀河を網羅する銀河鉄道網を管理監視する組織である。事件事故時にはSDFやSPGの出場指令を出す。
レイラ・ディスティニー・シュラ(声優:麻上洋子)
銀河鉄道を統括する銀河鉄道管理局総司令、事実上のトップだが経営には深く関与していないらしい。謎の女性で、二つの人格を有する。人や生物、惑星の運命を見通す力を持っているが、決して未来への介入は許されない辛い立場である。彼女は銀河鉄道そのものであり、銀河鉄道が消滅すれば彼女も消えてしまうものと思われる。何故か有紀一族には一目置いているようだ。
藤堂平吾郎(声優:窪田等)
空間鉄道警備隊(SDF)司令官、銀河鉄道管理局司令。元SDFアクルクス小隊隊長で、ジュリア、村瀬の直属の上官であった。10年以上司令職を務め、決断力や判断力に非常に優れており部下からの信頼は厚い。また管理局上層部の悪事を暴くなどの大胆な行動に出ることもある。普段は司令室の椅子に座っており、第一期では一度しか立って歩いたことが無い。だが、「永遠への分岐点」では結構歩き回っている。
南雲相一郎
設定のみ。管理局局長。「永遠への分岐点」ではそれとおぼしき影を確認できるが詳細は不明。
ブラッド(声優:大橋佳野人)
管理局オペレーター。
フランツ(声優:増川洋一)
管理局オペレーター。
ケイト(声優:谷井あすか)
管理局オペレーター。
ミキ(声優:小池いずみ)
管理局オペレーター。
サヤカ(声優:皆見明希)
管理局オペレーター。
特務情報部
事件事故時の報道管制、または特殊な案件や情報を扱う組織。
イワノフ・レオニドヴィチ・ベリチュコフ(声優:塩屋浩三)
銀河鉄道管理局・特務情報部・特級監視官。彼のもうひとつの顔。通称「九人会」の幹部。管理官としてアルフォード関係の任務に当たっていたシリウス小隊に派遣される。的確な指令を下すこともあるが、車内で発砲したり大抵は隊員の人権を無視した指令を繰り返す。またアルフォート軍が迫るディスティニー防衛戦では、既定の作戦を拳銃による脅迫で脅して覆し、無茶な作戦指導を行おうとするも藤堂に捕らえられる。その後彼は、車両内での発砲、ディスティニー防衛戦での不祥事の全責任を負わされ、懲戒免職。アルカーズ刑務所送りとなっているが、彼のその後を知る者はいない。
近藤広史
設定のみ。特務情報部部長。「永遠への分岐点」ではそれとおぼしき影を確認できるが詳細は不明。
整備局
ホイットマン
整備局に長年勤める古参の整備士。「おやっさん」の愛称でし親しまれていた。頑固で有名で、相棒に825号機関車がいる。その昔、故郷の惑星ロザムンドが惑星崩壊を起こし、そのほとんど壊滅しそこで妹を失くしている。そのとき自分が無力で何も出来なかったことを今でも後悔している。そして再び惑星ロザムンドで磁気雪崩が発生し、ペガサスエクスプレス227号が巻き込まれる。事件を聞いた彼は相棒と、再研修中の学を連れて救助に向かう。227号は無事救助されるが、ホイットマンは殉職する。彼の整備士としての熱い魂は学に受け継がれている。
暁太郎(声優:星野充昭)
現在、おやっさんの愛称で親しまれている整備主任。任務によってはビッグワンに乗車し、現地での応急修理を行う。銀河鉄道の車両についてなら知らないことは無い。
アルフォート宇宙人
隣接宇宙の「アルフォート宇宙」に住む民族。女性型の植物生命体であるが、二本足歩行などをする点から人類と同等、もしくはそれ以上の能力を持つ生命体である。またその工業力や科学力は人類をはるかに凌ぐ。その宇宙に存在する国家「アルフォード星団帝国」は自衛のために銀河鉄道を攻撃する。この攻撃の理由は次シリーズの「銀河鉄道物語~永遠への分岐点)」で明らかとなった。人類を「邪悪な民」と考える。
リフル(声優:沢城みゆき)
アルフォード銀河、第42惑星の惑星イスタリオン出身。技術者。故郷は現在アルフォード星団帝国に圧政を受けており、母親が殺された。帝国に背き、追っ手から逃れて学たちの宇宙に辿り着く。そこで学たちに自分が開発した「コスモマトリクス」チップを受け渡す。このコスモマトリクスチップは現在のSDF車両の武器の強化を可能にし、圧倒的武力を誇るアルフォード軍との戦闘では大きな戦果を残した。彼女はビックワンの車内で死亡した。
トゥリル(声優:松本さち)
リフルの姉。アルフォードの艦隊旗艦に務める兵士。妹を助けてくれたことを知り、学たちが「邪悪な民」でないと気づき、最後はフォレシスを裏切り、学たちに再び会うと約束し、アルフォート宇宙に残存艦隊と共に撤退する。
フォレシス将軍(声優:斉藤貴美子)
アルフォート艦隊の司令長官と思われる人物。君主からの命令は絶対であると考え、自分にたてつく者などはたとえ味方であろうとも容赦なく排除する。このような性格が裏目に出て、最後には味方に裏切られ殺される。
脚注
- ↑ 小説・「闇の慟哭 銀河鉄道物語」むとうやすゆき著 より