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とりわけ名高いのは、[[13世紀]][[レコンキスタ]]の盛んなイベリア半島で王であった[[アルフォンソ10世]](El Sabio賢王)が収集、編纂した「聖母マリアのカンティガ集」(Cantigas de Santa Maria)である。[[ガリシア語]]による[[聖母マリア]]による救済とその奇跡の[[讃歌]]が中心である。また、[[モンセラートの朱い本]](Llibre Velmell de Monserrat)は[[スペイン]][[カタルーニャ]]のモンセラート修道院に伝えられた10曲からなる素朴で美しい曲集である。いずれも[[アラブ音楽]]の影響を受けている。
 
とりわけ名高いのは、[[13世紀]][[レコンキスタ]]の盛んなイベリア半島で王であった[[アルフォンソ10世]](El Sabio賢王)が収集、編纂した「聖母マリアのカンティガ集」(Cantigas de Santa Maria)である。[[ガリシア語]]による[[聖母マリア]]による救済とその奇跡の[[讃歌]]が中心である。また、[[モンセラートの朱い本]](Llibre Velmell de Monserrat)は[[スペイン]][[カタルーニャ]]のモンセラート修道院に伝えられた10曲からなる素朴で美しい曲集である。いずれも[[アラブ音楽]]の影響を受けている。
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アルフォンソ10世と宮廷

カンティガ(Cantigas)「頌歌」とは、中世西洋音楽のひとつで、イベリア半島における単旋律の歌曲である。

とりわけ名高いのは、13世紀レコンキスタの盛んなイベリア半島で王であったアルフォンソ10世(El Sabio賢王)が収集、編纂した「聖母マリアのカンティガ集」(Cantigas de Santa Maria)である。ガリシア語による聖母マリアによる救済とその奇跡の讃歌が中心である。また、モンセラートの朱い本(Llibre Velmell de Monserrat)はスペインカタルーニャのモンセラート修道院に伝えられた10曲からなる素朴で美しい曲集である。いずれもアラブ音楽の影響を受けている。

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