「TBS平日ワイド大改編」の版間の差分
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− | *また、2009年4月9日に、放送した全番組の平均視聴率が最高で7%台という事件が起きている。この日最も高かったのは午後4時の「水戸黄門(再放送)最終回」(7.2%)<ref>[http://news.goo.ne.jp/article/nikkan/entertainment/p-et-tp0-090411-0007.html gooニュース TBS9日最高視聴率は水戸黄門再放送…]</ref> | + | *また、2009年4月9日に、放送した全番組の平均視聴率が最高で7%台という事件が起きている。この日最も高かったのは午後4時の「水戸黄門(再放送)最終回」(7.2%)<ref>[http://news.goo.ne.jp/article/nikkan/entertainment/p-et-tp0-090411-0007.html gooニュース TBS9日最高視聴率は水戸黄門再放送…]</ref>。それ以降も丸一日視聴率一桁という日が続発している。<ref>[http://sankei.jp.msn.com/entertainments/media/090425/med0904250817000-n1.htm MSN産経ニュース:TBS、視聴率ピンチ 1ケタ続出、大幅改編が裏目に…]</ref>。さらに、同年6月3日にはゴールデン・プライム含めた1日の中で最高視聴率番組となり、しかも7.7%<ref>[http://www.zakzak.co.jp/gei/200906/g2009060522_all.html またTBS"末期症状"…関口宏史上最低2.8%(ZAKZAK2009年6月5日)]</ref>という惨状になっている。ちなみにこの日の放送をもって4月にリニューアルしたばかりの『[[水曜ノンフィクション|水曜ノンフィクション・関口宏のモトをたどれば]]』が打ち切られている。そして、同年6月10日には、放送した全番組の平均視聴率が最高で6%台(最高は「[[みのもんたの朝ズバッ!]]」(第3部)の6.8%)にとどまるなど、局全体で低迷が続いている<ref>http://www.nikaidou.com/2009/06/tbs_20090610.php</ref> |
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+ | JNN系列局でも同様の現象が起きており、[[毎日放送]]や[[山陽放送]]の夕方ローカルニュース番組の視聴率が放送時間変更の余波で下降気味になり、また『[[サカスさん]]』を同時ネットしていた[[南日本放送]]が開始僅か1ヶ月弱で、[[宮崎放送]]でも約2ヶ月で打ち切られている(双方とも後継番組は『水戸黄門』再放送)。そのため、改編は大失敗ではいかと囁かれている。 | ||
==出典== | ==出典== |
2009年6月12日 (金) 16:58時点における版
TBS平日ワイド大改編(ティービーエスへいじつワイドだいかいへん)は、TBSテレビが行なった平日の帯番組の大半を改編させた出来事。2005年春と2009年春について述べる。
2005年春
視聴率不振が続く平日の帯番組のうち、『はなまるマーケット』と『筑紫哲也 NEWS23』を除くすべての番組を終了させるかつてない改編を敢行した。通称「TBSの変」(ティービーエスのへん)とも言われている。
旧番組を3月25日に終了させ(土日にも放送のある『JNNニュースの森』は3月27日に終了)、3日後の28日に新番組をスタートさせた。劇団ひとりがナレーションを担当した「朝みの・昼メグ・夕ミクモ」という事前のコマーシャルにも力が入っていた。
改編を行った番組
- 朝枠
『ウォッチ!』→『みのもんたの朝ズバッ!』
- 昼枠
『ニュースフロント』・『情報とってもインサイト』→『きょう発プラス!』 2000~04年に放送されていた『ベストタイム』よりも長い2時間10分に拡大。その影響で存続された『はなまるマーケット』が30分縮小され、14時台の『ジャスト』は終了し、再放送枠となった。
- 夕方枠
『JNNニュースの森』→『イブニング・ファイブ』 他局に追随し2時間のワイド編成としてスタート。 同番組は、JNN協定(排他協定)に基づくJNNのニュース番組ではないため、夕方の全国ニュースは番組内に内包される形で『JNNイブニング・ニュース』となった。これは自社製作の夕方ワイド番組を編成している一部系列各局に配慮した形でもある。
改編の結果
対象番組の視聴率は、朝・夕こそ出足は伸び悩んだものの、時間が経つに連れてかなり好数字を出してきた。だが、昼枠だけは思う程結果が残せなかった。そのため、2006年秋の改編で再度昼枠を再編成する事になった。 『きょう発プラス!』→『ピンポン!』 11:00からの2時間番組となり、元日本テレビアナウンサーで、現在はフリーの福澤朗がメイン司会になった。同時に10:50~11:00の枠はTBSのみ『もうすぐピンポン!』を放送している。 (14時台の再放送枠)→『2時ピタッ!』→『2時っチャオ!』 14時台は当初ドラマ再放送枠だったが1年経った2006年4月に再び1時間の情報番組を立ち上げた。それでも裏番組の『ザ・ワイド』には歯が立たず、同年10月に『きょう発プラス!』の恵俊彰がメイン司会の『2時っチャオ!』になった。『ジャスト』以来1年半ぶりの2時間枠になり、『きょう発~』の大半のスタッフ、出演者が異動した形になった。その後、2007年9月に『ザ・ワイド』が終了し、日本テレビが同後枠を再放送枠に切り替えたことが追い風となり、平均視聴率8%と時間帯の視聴率トップとなった(『ザ・ワイド』視聴者が『2時っチャオ!』に流れたため)。その後、日本テレビは2008年3月31日より読売テレビ放送(ytv)制作の『情報ライブ ミヤネ屋』をネットし、視聴率は再び逆転されている。
2009年春
TBSは昼枠以降の番組をほぼ入れ替える大改編を行う。TBSではこの大改編を「第二の開局」としている。キャッチコピーも「No TV? But TBS」[1]。2009年3月29日23:55から15分間、生放送の特別番組を編成し大々的にPR。また、JNN創立50周年記念と銘打った特別番組も30日から1週間放送された(「JNN50周年ハイパーバラエティーウィーク」)。
主だったものとしては以下の通り。
- 昼枠
- 放送時間は11:00 - 14:55で、全国ニュースを挟んだ3部構成となり、金曜の第2、3部(12:55 - 14:55)は『ひるドラ』制作局でもあったCBC(13時台、『えなりかずき!そらナビ』)とMBS(14時台『バンバンバン』)が担当。
- 夕方枠
- 『イブニング・ファイブ・17時台』→16:53 - 17:50に日替わり司会の情報バラエティ番組『サカスさん』を編成(一部地域を除く)。
- 『イブニング・ファイブ・18時台(JNNイブニング・ニュース含む)』17:50 - 19:50には、大型報道番組『総力報道!THE NEWS』を編成。メインキャスターは小林麻耶を起用。アンカーマンに『NEWS23』の後藤謙次を起用。
- 夜枠
- 『NEWS23』は30分のストレートニュース形式に縮小させる。空いた枠はバラエティー放送枠として『吉崎金門海峡』を編成し、火曜はMBSが担当(現在の金曜19時枠が『THE NEWS』を放送するため)。詳細は吉崎金門海峡を参照のこと。
- その他
- TBSではこの改編に合わせ、昼と週末朝に放送されているJNNニュースや午後に関東ローカルで放送されているTBSニュース、さらに日曜夕方の『イブニングニュース』を『THE NEWS』に改題・統一する。
- TBSでは金曜のみだが、毎日放送制作の関西ローカルワイド『ちちんぷいぷい』がネットされる(ネットされるのは15:00~16:53。一部系列局も同様にネットされる)。
- JNN系列局関連では、TBS系列の山陰放送と宮崎放送ではそれまで前身の『モーニングショー』時代からネットしてきた『スーパーモーニング』を3月27日限りで打ち切り、3月30日から両局とも同時間枠に『はなまるマーケット』を開始。これにより、長年続いたJNN系列局全体の平日朝8:30ワイドの捩れ現象が解消することになる(マストバイネット完了)。
結果
- なお、初回視聴率は以下の通りとなっている[2]
- 『ひるおび』:5.2%(11時台)・4.0%(12時台)
- 『総力報道!THE NEWS』:5.9%(18時台)・7.1%(19時台)
- 以上のことから、視聴率への波及効果は全く無いといっても良い。
- また、2009年4月9日に、放送した全番組の平均視聴率が最高で7%台という事件が起きている。この日最も高かったのは午後4時の「水戸黄門(再放送)最終回」(7.2%)[3]。それ以降も丸一日視聴率一桁という日が続発している。[4]。さらに、同年6月3日にはゴールデン・プライム含めた1日の中で最高視聴率番組となり、しかも7.7%[5]という惨状になっている。ちなみにこの日の放送をもって4月にリニューアルしたばかりの『水曜ノンフィクション・関口宏のモトをたどれば』が打ち切られている。そして、同年6月10日には、放送した全番組の平均視聴率が最高で6%台(最高は「みのもんたの朝ズバッ!」(第3部)の6.8%)にとどまるなど、局全体で低迷が続いている[6]
JNN系列局でも同様の現象が起きており、毎日放送や山陽放送の夕方ローカルニュース番組の視聴率が放送時間変更の余波で下降気味になり、また『サカスさん』を同時ネットしていた南日本放送が開始僅か1ヶ月弱で、宮崎放送でも約2ヶ月で打ち切られている(双方とも後継番組は『水戸黄門』再放送)。そのため、改編は大失敗ではいかと囁かれている。