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== 概要 ==
 
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:ニンテンドーDSでリリースされる[[スーパーロボット大戦シリーズ]]の2作品目。'''全36話/49ステージ'''からなる。(同話の前後編が別ステージになっているため話数に比してステージ数が多い)
 
:ニンテンドーDSでリリースされる[[スーパーロボット大戦シリーズ]]の2作品目。'''全36話/49ステージ'''からなる。(同話の前後編が別ステージになっているため話数に比してステージ数が多い)
:しかし前作[[スーパーロボット大戦W|W]]が55話(分岐を含めると64ステージ)と比較的多めである事、表示だけだと初期携帯機よりも少ない話数であることもボリューム不足といわれる。
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:しかし前作[[スーパーロボット大戦W|W]]が'''55話(分岐を含めると64ステージ)'''と比較的多めである事、表示だけだと初期携帯機よりも少ない話数であることもボリューム不足といわれる。
  
 
:今作最大の特徴として、参戦作品は2000年代の比較的新しい作品を中心とした、主に若年層をメインターゲットにした内容になっている<ref name="AB">[http://blog.spalog.jp/?eid=698275 スパログ]および[[ファミ通]]インタビューより。</ref>。
 
:今作最大の特徴として、参戦作品は2000年代の比較的新しい作品を中心とした、主に若年層をメインターゲットにした内容になっている<ref name="AB">[http://blog.spalog.jp/?eid=698275 スパログ]および[[ファミ通]]インタビューより。</ref>。
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; ミスト・レックス
 
; ミスト・レックス
 
: 本作の主人公。レヴリアスに搭乗する。
 
: 本作の主人公。レヴリアスに搭乗する。
: こいつに関しては[[ミスト・レックス|該当項目]]を参照されたし。
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: こいつに関しては[[ミスト・レックス|該当項目]]を参照されたし。
 
; アンジェリカ・シャルティール
 
; アンジェリカ・シャルティール
 
: 本作のヒロイン候補の一人。セリウスに搭乗する。ヒステリーメガネ。
 
: 本作のヒロイン候補の一人。セリウスに搭乗する。ヒステリーメガネ。
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:さらに酷いのは骨子となるべきはずのストーリーである。
 
:さらに酷いのは骨子となるべきはずのストーリーである。
:[[ミスト・レックス|主人公の項目]]でも散々述べているが、まず主人公たちの母星の設定が明らかにおかしい。
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:[[ミスト・レックス|主人公の項目]]でも散々述べているが、まず主人公たちの母星の設定が明らかにおかしい。
 
:2000年間戦争もなく平和だった…とあるも、その割には「新人が慣れるほどの暴動」が起き、「地球以上の規模の防衛軍」があるという始末。
 
:2000年間戦争もなく平和だった…とあるも、その割には「新人が慣れるほどの暴動」が起き、「地球以上の規模の防衛軍」があるという始末。
 
:これらを考えないとしても、36話のストーリーの展開が
 
:これらを考えないとしても、36話のストーリーの展開が

2009年5月19日 (火) 03:31時点における版

スーパーロボット大戦K
ゲームジャンル シミュレーションRPG
対応機種 ニンテンドーDS
開発メーカー エーアイ
運営メーカー  
発売メーカー バンダイナムコゲームス
バージョン  
プレイ人数 1人
ソフト媒体 DSカード
稼動時期  
運営開始日  
発売日 2009年3月20日
販売価格 6,090円(税込)
利用料金  
使用ブロック数  
対象年齢 CERO:B(12歳以上)
コンテンツアイコン  
使用可能デバイス
必要環境
使用ゲームエンジン
使用基板  
販売本数 約19万本
その他の情報
テンプレート(ノート)
スーパーロボット大戦K』(スーパーロボットたいせんケイ)はバンダイナムコゲームスバンプレストレーベルから発売したニンテンドーDSゲームソフトジャンルシミュレーションRPG
スーパーロボット大戦史上、最悪といっていいゲームである。

概要

ニンテンドーDSでリリースされるスーパーロボット大戦シリーズの2作品目。全36話/49ステージからなる。(同話の前後編が別ステージになっているため話数に比してステージ数が多い)
しかし前作W55話(分岐を含めると64ステージ)と比較的多めである事、表示だけだと初期携帯機よりも少ない話数であることもボリューム不足といわれる。
今作最大の特徴として、参戦作品は2000年代の比較的新しい作品を中心とした、主に若年層をメインターゲットにした内容になっている[1]
プロデューサーの寺田貴信によると、タイトルの『K』は携帯機 (Keitaiki) のKであるとされている[1]他、公式HPにはKの文字の後に鍵(key)のマークが描かれている。
当初は2009年4月2日発売予定として告知されていたが、2月26日付けで発売日を3月20日に前倒しすることが公表された。
今までの延期上等だったスパロボからするとありえない快挙である。 なぜならよくても予定日をきっちり守る程度だったからだ。
そして同時に多くの人が嫌な予感をここで感じていただろう…

参戦作品

一覧

※☆印の付いた作品はシリーズ初参戦作品。★印の付いた作品は携帯機初参戦作品。

解説

全14作品で、上記のとおりシリーズ初参戦は『蒼穹のファフナー』、『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』、『鋼鉄神ジーグ』、『ガン×ソード』、『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』、『機獣創世紀ゾイドジェネシス』である。今作は『スーパーロボット大戦Z』に次いで新規参戦作が多く、『マジンガーZ』、『破邪大星ダンガイオー』、『機動戦士ガンダムSEED』の3作を除いた全作品が携帯機初参戦となる[2]。『神魂合体ゴーダンナー!! 』はSRPG型スパロボへの初参戦であり、『神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON』は明確なタイトルとして初めて表記された[3]
今作は『スーパーロボット大戦J(以下J)』以来となる、スパロボのレギュラー3シリーズが集合しない作品である。『ゲッターロボ』シリーズは参戦せず、『ガンダム』シリーズはシリーズ初となる、『宇宙世紀』シリーズ以外の同時間軸作品のみ(今作は『コズミック・イラ』シリーズ)が構成となる。『マジンガーZ』は『新スーパーロボット大戦』以来の単独参戦である。[4]
70年代は『マジンガーZ』、80年代は『破邪大星ダンガイオー』のみで90年代は非参戦、他の作品は全て2000年代という今までに無い作品構成となっている。また、『破邪大星ダンガイオー』は2002年の『スーパーロボット大戦IMPACT』以来、7年ぶりの再登場である。
『機獣創世紀ゾイドジェネシス』は、版権の問題[5]のためにスパロボシリーズ製作サイドからも「参戦させることが難しい」と言われていた[6]作品。本作でのスパロボシリーズ参戦の実現により『ゾイドジェネシス』は、現体制のバンダイナムコグループが一切関わってないアニメ作品[7]および、『ゾイド』シリーズ作品の初の『スーパーロボット大戦』シリーズ参戦作品となった。
……と、ここまではよかった。前情報の時点でまさかのゾイド参戦、新規ではファフナー、ガンソード、ガイキングLOD、鋼鉄神ジーグと、比較的最近の作品で、それぞれのファンもいつかスパロボに出して欲しいと願っていた作品ばかりであった。
しかし、実際に買ったファンは地獄を見ることになる。誰もが予想しなかった、歴代最悪といわれるほどのシナリオが書かれるなど…。

オリジナルキャラクター

プレイヤーサイド

下記の名前はデフォルトの設定であり、初登場時に変更可能。

ミスト・レックス
本作の主人公。レヴリアスに搭乗する。
こいつに関しては該当項目を参照されたし。
アンジェリカ・シャルティール
本作のヒロイン候補の一人。セリウスに搭乗する。ヒステリーメガネ。
18禁ゲーム姫騎士アンジェリカとかけて、「姫騎士」などと呼ばれ、よくネタにされる。
シェルディア・ルージュ
本作のヒロイン候補の一人。セリウスIIに搭乗する。
褐色KY…と呼ばれているがそこまでKYでもない。むしろ主人公のほうが数段KY

イディクス

イスペイル
最初に登場するイディクス幹部。エンダークに搭乗する。
厳つい見た目に反して殴る武器はあまり好きでなかったり、クリスタルハートの研究など頭脳面での活躍が多い。
本作のプレイヤーからも人気の高い敵キャラである。
乗機と自身のモチーフはフランケンシュタイン
ヴェリニー
二番目に登場するイディクス幹部。ビクトーラに搭乗する。
猫耳じゃないよ、狼耳だよ! 乗機と自身のモチーフは狼男
ガズム
三番目に登場するイディクス幹部。ゼナディーエに搭乗する。
結構しぶとく、意外と仲間思い(他の二人もそうだけど) 乗機と自身のモチーフは吸血鬼
ル=コボル
イディクスの首領。グスタディオ及びアルケウスに搭乗する。
通称「コボちゃん
あとギル・バーグはダンガイオーのキャラです。(版権キャラとは思えないほど活躍するけどね!)

評価

はっきりいうと最悪そのものである。
スパロボというゲームは、ぶっちゃけてしまうとキャラゲーである。しかしキャラゲーであっても、他作品とのクロスオーバー、原作リスペクトの名シーン再現、スパロボならではの原作改変(有名なのでは、Zガンダムのフォウなど死亡キャラが生存するなど)があり、そしてそれこそが魅力であるはずだ。
しかしKにはそれが一切ない。あったのは中途半端なんてものじゃないクロスオーバー、原作のリスペクトの欠片もない再現(しかも原作で重要な場面に限って端折られている)、ふざけてるとしか思えないような改変ばかりであった。
質が悪いのは、そのせいで原作とかけ離れた性格にされたキャラが多数いるのだ。
具体例を挙げると、ガンソのレイ、キンゲのアスハム、種死のユウナなど
レイとアスハムはファンからすれば見逃せるレベルではないほど改変されており、(特にアスハムに関して)「性格変えてでも自軍に加入させればファンは黙るだろ」という意図が伺える。
しかも多くの作品では原作の設定をまるで無視しており、それに対してもフォローすらない(特にこれが酷いのが蒼穹のファフナー。細かいところも含めればゾイドジェネシスなども挙がる。)
ファフナーに関しては乙姫の役割、EDでの扱いなど、ファンが発狂したとまで言われるほど。
EDにおいて、原作では同化の治療法が見つかり、一騎たちはファフナーから降りたあと同化を治療、こん睡状態に陥っていた咲良も目覚め、失明していた一騎も目が見えるようになる、というラストである。
ところがKのEDでは、それらを全く無視してるとしか思えないもので、一騎たちは1年後には全員寝込むほどになり、あからさまにもうすぐ死ぬ描写があった。(しかも原作で治療法を渡されているのに、その部分を「情報が多すぎて解析できていない」とこれまた原作を無視した設定)
一応ファフナー勢全員が生き残るルートをたどれば、この最悪の未来は回避できるものの、それでも同化の治療法は見つかっていないという有様。
しかも困った事に、全員生存ルートはいわゆる隠しであり、この最悪の結末がデフォである。これでファフナーファンを納得させられるとでも思ったのだろうか
ガンソードに関しては、ひたすら版権キャラがヴァンの復讐を否定するだけというものである。
またヴァンの「滅多に人の名前を覚えない」という設定をオリジナルだけ無視し、ミストの名前はすぐに覚えている。
原作でのプリシラとの顛末もまんまヴァンからミストに配役が変わっており、しかもこれが何の伏線にもなっておらず、「ミストがみんなのためにお金を稼ごうとした、けどダメだった!ミストはいい奴なんだ!」とプレイヤーに見せたかっただけなのが見え見えである。
似たようなので、ゲームチャンプのゲイナーに対してミストが互角に戦う、というものもある。もちろんこれも何の伏線にもなっていない。 地球に来て1年も経っていない、しかも異世界のゲームを始めたばかりのミストがゲイナーと互角に戦えるというのは(一応、甲児たちとのゲームを見てて学習していたというのもあるが)あまりにも不自然であり、上記同様、版権を踏み台にしてオリジナルをよく見せたい、という意図の産物だということが伺える。
さらに酷いのは骨子となるべきはずのストーリーである。
主人公の項目でも散々述べているが、まず主人公たちの母星の設定が明らかにおかしい。
2000年間戦争もなく平和だった…とあるも、その割には「新人が慣れるほどの暴動」が起き、「地球以上の規模の防衛軍」があるという始末。
これらを考えないとしても、36話のストーリーの展開が

何だこの穴は→わーすいこまれるー→そこは異世界だった→異世界の人と仲良くなったぞ→よしみんなで協力してって何だこの穴h

……ドリフのコントかと思いたいだろうが、これが36話のストーリー全ての大体の流れである
こんなシナリオで誰が感動や熱血を味わえるのだろうか…。

その他

BGMのメロディライン盗用問題

BGMに関して、他のゲーム・映画からの盗用が指摘されている。
ニコニコ動画、YouTubeで検索すればすぐに出るので実際に確かめよう。
この件に関して、今のところ発売元・作曲者からの公式なアナウンスはない。
ちなみに、これらのBGMを担当した末村謙之輔は、前作Wにおいても盗作疑惑が浮上していた。さらに過去になると、BL18禁ゲーム『冤罪』においてもBGMを盗用、協議の末謝罪したという過去を持つ。

外部リンク

脚注

  1. 1.0 1.1 スパログおよびファミ通インタビューより。
  2. 『SEED』は今作においては機体のみ参戦している。
  3. 表記はないが『神魂合体ゴーダンナー』と共に『スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd』に参戦している。セレブレイダー、ブレイドガイナーTDM、Gゼロガンナー、ゴーオクサーおよびゴーダンナートリプルドライブモード、最後の擬態獣は第2期からの登場のため。
  4. OVA版準拠参戦時を除く。
  5. 『ゾイド』シリーズの版権は、バンダイナムコの玩具の競合企業であるトミー(現タカラトミー)が持つ。本作での版権表記は「タカラトミーShoPro」名義ではなく、「TOMY・ShoPro」名義となっている。
  6. 2008年トークキャラバンおよび、生ワンホビTV4にて「バンダイ版権は可能だがタカラトミー版権の作品は出しにくい」「商品化権が競合企業の作品の参戦はキツイ」などのことが語られている。
  7. 過去、他の玩具メーカーがスポンサーを勤めたサンライズやダイナミック企画・東映製作の参戦作品はある。
  8. DS『スーパーロボット大戦K』の音楽に盗作疑惑か

テンプレート:SuperRobotWars