「ウェルター級」の版間の差分
提供: Yourpedia
1行目: | 1行目: | ||
+ | [[ファイル:ジュダー.jpg|thumb|2005年2月5日、WBA・WBC・IBFの3団体を統一して、プロボクシングのウェルター級スーパーチャンピオンとなったザブ・ジュダー]] | ||
'''ウェルター級'''(英:Welter weight)は、[[ボクシング]]などの[[格闘技]]で用いられる階級の1つである。元来は[[ボクシング]]で[[ミドル級]]の1つ下の階級として制定された(現在は2つ下)。しかし、今では[[キックボクシング]]などの他の格闘技も独自の階級分けの中でもこの名称を使用している。 | '''ウェルター級'''(英:Welter weight)は、[[ボクシング]]などの[[格闘技]]で用いられる階級の1つである。元来は[[ボクシング]]で[[ミドル級]]の1つ下の階級として制定された(現在は2つ下)。しかし、今では[[キックボクシング]]などの他の格闘技も独自の階級分けの中でもこの名称を使用している。 | ||
2010年8月8日 (日) 05:54時点における版
ウェルター級(英:Welter weight)は、ボクシングなどの格闘技で用いられる階級の1つである。元来はボクシングでミドル級の1つ下の階級として制定された(現在は2つ下)。しかし、今ではキックボクシングなどの他の格闘技も独自の階級分けの中でもこの名称を使用している。
なお、意味はミドル級とライト級との間に「入り混じる(welter)」ことから。
ボクシング
プロボクシングでの契約ウェートは、140〜147ポンド(63.5〜66.7kg)である。 スーパーライト級とスーパーウェルター級の間の階級で、全17階級中7番目に重い階級である。
アマチュアボクシングでは、141〜152ポンド(64〜69kg)である。
プロボクシング全17階級の中でも常に上位に入る激戦階級であり、日本では過去に辻本章次と尾崎富士雄がWBA、龍反町がWBC、それぞれの世界王座に挑戦したが、未だにウェルター級世界王者は一人も生まれていない。東洋太平洋における日本ジム所属最新王者は佐々木基樹。
ボクシングの体重別階級 | |
---|---|
プロ | ヘビー級 - クルーザー級 -25- ライトヘビー級 -7- スーパーミドル級 -8- ミドル級 -6- スーパーウェルター級 -7- ウェルター級 -7- スーパーライト級 -5- ライト級 -5- スーパーフェザー級 -4- フェザー級 -4- スーパーバンタム級 -4- バンタム級 -3- スーパーフライ級 -3- フライ級 -4- ライトフライ級 -3- ミニマム級(ミニフライ級) - アトム級 ※階級間の数字はリミットの重量差(単位:ポンド) |
アマチュア | スーパーヘビー級 - ヘビー級 - ライトヘビー級 - ミドル級 - ウェルター級 - ライトウェルター級 - ライト級 - バンタム級 - フライ級 - ライトフライ級 - ピン級 |
キックボクシング
団体によって差違がある。よってここではいくつかの世界王座認定団体の定める体重分けを例として挙げる。
- 世界キックボクシング協会(WKA)では、63.5〜67kg(140〜147ポンド)。
- 国際競技空手協会(ISKA)では、64.6〜66.8kg(142.1〜147ポンド)。
ムエタイ
ムエタイではボクシングの階級を元にしている為、ボクシングと似ている。アマチュアでは世界ムエタイ連盟(WMF)が64〜67kgをウェルター級と定めている。プロに関しては世界ムエタイ評議会(WMC)が63.5〜66.6kg(140〜147ポンド)をウェルター級と定めている。
シュートボクシング
世界シュートボクシング協会の公式ルールが定めるところによれば、プロでは65〜67kgをウェルター級としている。
総合格闘技
総合格闘技では団体によって差違がある。よってここではいくつかの団体の定める体重分けを例として挙げる。
- ネバダ州アスレチック・コミッションでは155〜170ポンド(70.3〜77.1kg)と規定している。
- UFCでは、155〜169.9ポンド(70.3〜77.1kg)と規定している。
- 国際修斗コミッションは、65kg〜70kgと規定している。
- パンクラスは、69kg〜75kgと規定している。
- DEEP事務局は、70kg〜76kgと規定している。
- PRIDEルールでは、73kg〜83kgと規定している。