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[[ニコニコ動画]]ではkurobuntyouというユーザー名で日記タグにて動画を投稿していた他、[[ニコ生]]主でもある[[ニートスズキ]]や[[ぴんすけ]]らとも交流していた。
 
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2009年には[[代々木アニメーション学院]]に入学し、在学中はデッサン教室などにも通っていた他、数々の漫画大賞に応募していた。
 
2009年には[[代々木アニメーション学院]]に入学し、在学中はデッサン教室などにも通っていた他、数々の漫画大賞に応募していた。
  
 
漫画制作だけではなく、野鳥観察、ガラス工芸、フィギュア制作、園芸、テコンドーなど趣味は多岐にわたるが、飽きっぽい性格だったようである。
 
漫画制作だけではなく、野鳥観察、ガラス工芸、フィギュア制作、園芸、テコンドーなど趣味は多岐にわたるが、飽きっぽい性格だったようである。
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[[華原朋美]]のファン。他に好きなアーティストとして、[[倖田來未]]と[[misono]]や[[ZARD]]の[[坂井泉水]]らを挙げていた。
 
[[華原朋美]]のファン。他に好きなアーティストとして、[[倖田來未]]と[[misono]]や[[ZARD]]の[[坂井泉水]]らを挙げていた。
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出身地は秋田県であるが、生まれて間もなく東京に引っ越して移り住んでいる。幼少期には[[ヒューザー]]製の新築マンションに引っ越したが、[[2005年]]に起きたヒューザー物件の
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耐震偽装発覚事件により、氏が住んでいたマンションも耐震偽装物件という事実発覚。氏の家族は当事件の被害に巻き込まれた事によって、多額の借金を背負わされた。
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母親は氏を生む前に精神病の予兆があって堕産。その後、氏が小学生の頃に精神病([[双極性障害]])を発症した。その為、日常生活では借金などによる経済の面だけではなく、母親
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の介護の面でも苦労していた。
  
 
==NEWS ZERO出演==
 
==NEWS ZERO出演==
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『多摩川で男女2人遺体見つかる 50代の母と20代の息子が無理心中か 遺書に生活苦の悩み』  
 
『多摩川で男女2人遺体見つかる 50代の母と20代の息子が無理心中か 遺書に生活苦の悩み』  
  
 4日午前7時45分ごろ、東京都世田谷区野毛の多摩川河川敷で、ポリ袋をかぶった男性と女性が倒れているのをジョギ
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 4日午前7時45分ごろ、東京都世田谷区野毛の多摩川河川敷で、ポリ袋をかぶった男性と女性
ング中の男性が見つけ、110番通報した。
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が倒れているのをジョギング中の男性が見つけ、110番通報した。
 2人は搬送先の病院で死亡が確認された。警視庁玉川署によると、亡くなったのは50代の母親と20代の息子とみられ、
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 2人は搬送先の病院で死亡が確認された。警視庁玉川署によると、亡くなったのは50代の母
倒れていたそばに遺書もあった。同署は無理心中とみて身元の確認を急いでいる。
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親と20代の息子とみられ、倒れていたそばに遺書もあった。同署は無理心中とみて身元の確認
 同署によると、男性はうつぶせでポリ袋を頭からかぶり、女性はすぐ横にあおむけで倒れていた。
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を急いでいる。
 ポリ袋の中には、トイレ用洗剤と入浴剤を混ぜた液体入りの洗面器があり、硫化水素で自殺を図ったとみられる。
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 同署によると、男性はうつぶせでポリ袋を頭からかぶり、女性はすぐ横にあおむけで倒れて
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 ポリ袋の中には、トイレ用洗剤と入浴剤を混ぜた液体入りの洗面器があり、硫化水素で自殺
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 遺書には生活苦や病気の悩みなどが書かれていたという。
 
 遺書には生活苦や病気の悩みなどが書かれていたという。
  

2017年1月23日 (月) 14:11時点における版

氏ムシメ1988年2月9日 - 2011年1月4日)とは、ブログ「日本一才能のない漫画家志望(死亡)」の筆者である。

ブロガーの他にも、Web漫画家、イラストレーター、ネットラジオ放送主としても幅広く活動していた。

人物

1988年2月9日秋田県に生まれる。性別は男性で、血液型はB型。2人の妹がいる。

「氏ムシメ(読み:うじむしめ)」というコテハンは、楳図かずおの代表作でもある漂流教室「ふん、うじむしめ!」というセリフからネーミングしている。

漫画家志望のワーキングプアブロガーで、2011年にサービス終了した無料漫画投稿サイト「マンマル」を中心にWeb漫画家やイラストレーターとしても活動していた。代表作として「ワープア漫画道」などがある。

スティッカムではネットラジオ放送主として「ワーキングプア☆ステーション」という番組名で自作漫画の制作実況を行っていただけではなく、日々の貧困生活やアルバイトに関するフリートークを毎回高いトーク力を活かしたマシンガントークで語っていた。

ニコニコ動画ではkurobuntyouというユーザー名で日記タグにて動画を投稿していた他、ニコ生主でもあるニートスズキぴんすけらとも交流していた。


2009年には代々木アニメーション学院に入学し、在学中はデッサン教室などにも通っていた他、数々の漫画大賞に応募していた。

漫画制作だけではなく、野鳥観察、ガラス工芸、フィギュア制作、園芸、テコンドーなど趣味は多岐にわたるが、飽きっぽい性格だったようである。


華原朋美のファン。他に好きなアーティストとして、倖田來未misonoZARD坂井泉水らを挙げていた。


出身地は秋田県であるが、生まれて間もなく東京に引っ越して移り住んでいる。幼少期にはヒューザー製の新築マンションに引っ越したが、2005年に起きたヒューザー物件の

耐震偽装発覚事件により、氏が住んでいたマンションも耐震偽装物件という事実発覚。氏の家族は当事件の被害に巻き込まれた事によって、多額の借金を背負わされた。


母親は氏を生む前に精神病の予兆があって堕産。その後、氏が小学生の頃に精神病(双極性障害)を発症した。その為、日常生活では借金などによる経済の面だけではなく、母親

の介護の面でも苦労していた。

NEWS ZERO出演

ブログ初期の2008年、自身のブログに硫化水素自殺のやり方を書いた記事を投稿した事と、YouTubeに硫化水素の作り方を撮影した動画(【硫化水素】 ムトウハップとサンポールの混合実験 【化学実験】)を投稿した事や、実際に硫化水素自殺未遂をした事で日本テレビに目を付けられた事によって、同年5月12日放送のNEWS ZERO「硫化水素特集」に出演している。

しかし、この一連の出来事によって、Livedoorブログでやっていた旧ブログは運営によって削除された。ブログはその後、Seesaaブログで再開している。


旧ブログ削除とNEWS ZERO出演のそれぞれのきっかけとなった、硫化自殺のやり方を書いた旧ブログの記事の魚拓。

自殺

2011年1月4日未明、東京都世田谷区野毛の多摩川河川敷で自身の母親と共に無理心中(硫化水素自殺)を遂げた事によって、わずか23年弱の短い生涯を閉じた。享年22歳。

この件は当時、以下の内容で実際に報道されていた。

『多摩川で男女2人遺体見つかる 50代の母と20代の息子が無理心中か 遺書に生活苦の悩み』 

 4日午前7時45分ごろ、東京都世田谷区野毛の多摩川河川敷で、ポリ袋をかぶった男性と女性
が倒れているのをジョギング中の男性が見つけ、110番通報した。 
 2人は搬送先の病院で死亡が確認された。警視庁玉川署によると、亡くなったのは50代の母
親と20代の息子とみられ、倒れていたそばに遺書もあった。同署は無理心中とみて身元の確認
を急いでいる。 
 同署によると、男性はうつぶせでポリ袋を頭からかぶり、女性はすぐ横にあおむけで倒れて
いた。 
 ポリ袋の中には、トイレ用洗剤と入浴剤を混ぜた液体入りの洗面器があり、硫化水素で自殺
を図ったとみられる。 
 遺書には生活苦や病気の悩みなどが書かれていたという。

(出典:産経ニュース)

氏は他にも、2chのスレッド「【ノックダウン】硫化水素による自殺111【H2S】」には、以下の内容の書き込みをしていた。

242 :優しい名無しさん:2011/01/02(日) 22:22:38 ID:FTr98ctT
>>240 
奇遇ですね。私も明日の未明決行の予定です。 
河原でちょうど人気のない、良さそうな場所を見つけました。 


244 :優しい名無しさん:2011/01/03(月) 21:31:44 ID:TLVVNqgv
いよいよ今日決行となってしまいました。最愛の母と共に逝きます。 

こんにち、私の命があったのもドクターキリユ様はじめ 
硫化自殺の礎を作ってくださった先人の皆様のおかげのことと思い 
心から感謝している次第です。本当にありがとうございます。 
お先に失礼致します。 

ブログ最後の更新である「灯火」には母親と無理心中を遂げる直前に撮影したと思われる多摩川の対岸の夜景写真が貼られて

おり、それに加えて「街の灯かり切ない」という当時の心境を書いた文章だけが添えられている。

作風

氏が描いた漫画の作風はいずれも一貫して、少年ジャンプなどを始めとした商業誌に載っているような商業路線の華やかな物ではなく、世の中と人生の不条理、人間の暗部と残酷

さ、社会問題、自殺、そして氏自身のような負け組と呼ばれる人間的・社会的な弱者が抱える心の闇と苦しみと悲哀や、自身に対する自虐ギャグなどを描いたブラックジョーク物

だった。


氏は尊敬する漫画家として、山田花子蛭子能収辛酸なめ子花くまゆうさくさくらももこ西原理恵子らを挙げていた上に、作風と絵柄共に彼らの影

響を大いに受けていた他、漫画家として彼らと同じ路線を目指していた。

氏が描いた作品では、氏自身の姿を骸骨人間として描いていた。これは氏曰く、自身が骸骨のような瘦せこけた顔をしていた事が理由である。

また、この骸骨人間として描かれた氏の分身キャラは、氏のブログと漫画・イラスト作品におけるマスコットキャラクターとなっていた。

主な漫画・イラスト作品

  • ワープア漫画道

ブログにて連載。マンマルにも連載していた。氏自身の貧困生活と日常などを自虐交じりに描いた四コマギャグ漫画であり、氏の最も代表的な作品。

  • ワーキングプアのクリスマス

漫画デビュー作。後にリメイクし、「ワーキングプアのクリスマス2009」というタイトルでネットに公開していた。 (※マンマルだけに投稿していた為、現在は閲覧不可能となっている)

イベントのポスターイラストを制作。

アイドル願望を持つ中年女性を描いた短編漫画。

硫化水素自殺やDVをテーマとした短編漫画。

  • ハートに火をつけて

ネット上において最後に投稿した作品。 (※マンマルだけに投稿していた為、現在は閲覧不可能となっている)

亡くなった翌年に発売された氏の遺作。氏は書籍のイラストを担当。生前の氏は、当書籍の編纂を担当していた教育評論家松本肇氏と交友関係にあった。

関連サイト