「モンスターハンター フロンティア オンライン」の版間の差分
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2015年3月4日 (水) 21:20時点における最新版
概要[編集]
モンスターハンターシリーズ 『モンスターハンター フロンティア オンライン』(現『モンスターハンター フロンティアG』)は、カプコンが開発し運営しているオンラインゲームで、MOの要素を持つハンティングアクションゲーム。略称は「MHF」。 モンスターハンターシリーズ初のWindows用ゲームとして発売。HD化や、容量の少ないCD-ROM媒体での提供もシリーズ初の試みとなる。2010年6月24日にXbox 360用が発売。 2013年4月17日の大型アップデートでタイトルが『モンスターハンター フロンティアG』(モンスターハンター フロンティアジー、略称「MHF-G」)に刷新された。 2013年11月20日にPlayStation 3版、同年12月11日にWii U版、2014年8月13日にPlayStation Vita版がそれぞれ発売された。
課金方式[編集]
カプコンオンラインゲームズ(COG、旧ダレット、PC・PS3・Wii U・PS Vita版を運営)は「CAP」、ハンゲーム(PC版のみ)は「ハンコイン」という通貨になる。それぞれ1円=1CAP/ハンコイン1円で計算される。 Xbox 360版は「マイクロソフトポイント」の表記だったが、2013年8月26日の本体のシステムアップデートで現地通貨表記(日本国内は「円」)に変更になった。 継続コースの月額料金は全機種共通。但し初回は2か月分の料金が掛かる(期間も2か月有効、月額料金は3か月目から、Xbox 360版を除く)。
基本プレイ[編集]
ハンターライフコース - 有効期間は30日間・60日間・90日間と、月額による継続がある。
オプション[編集]
* エクストラコース - 有効期間は30日間。月額による継続あり。ゲーム内で様々なサービスを受けられるコース。 * プレミアムコース - 有効時間は78時間。HRP(SRP)とゼニー(ゲーム内通貨)がたくさん入手できる専用クエストが特別に受注可能で、通常クエストにおいても得られる全てのHRP(SRP)とゼニーが2倍になる。2012年2月1日より「パローネコース」と統合され、旧パローネコースの特典も得られるようになった(旧パローネコースの一部の特典は2013年10月中旬よりエクストラコースに移行される)。 * アシストコース - 有効時間は78時間。レジェンドラスタ(NPC)を連れ、狩りができる。常に激運状態。 * 秘伝書コース 有効時間は78時間。主にHR500以上の秘伝書を装備したハンターが特別な恩恵を得られる。また、秘伝書コースの購入者特典もついてきている。 * Nコース(PC版を除く) - 有効時間は16時間。後述の公認ネットカフェでのプレイ相当の特典が一部を除いて得られる。当初の有効時間は5時間だったが、メンテナンス時にも時間が消費される為それに考慮する形で、2012年2月1日より9時間に拡大(名目上は5時間のまま)、さらに2014年4月2日の価格改定に伴い16時間(名目上は10時間)に拡大された。 * 狩人応援コース - 有効時間は78時間。MHFの「フォワード応援コース」を刷新したもので、MHF-Gより販売開始。
運営トラブルとその対応
チート行為(不正行為)[編集]
2007年8月上旬頃からクライアントのセキュリティホールを突いたチート(不正行為)を利用したプレイヤーが出現、その様子を撮影した動画が公開された。苦情を受けたカプコンは一連の問題についての見解(注1)を発表。本人がチート行為を実行せずとも、チートによって得られたアイテムを受け取ったプレイヤーへも処罰が波及するとの記述や、プレイヤーが不正を続ける限り対策にリソースを奪われ今後のアップデートを遅らせざるを得ないとする記述があったが、後の運営レポートでは「チート行為や迷惑行為の対策や取り締まりを行なう人的リソースはしっかりと確保しており、それらの行為で大幅にアップデートスケジュールが遅延するようなことは、現在は想定していない。しかし、想定を大幅に超える多数のチート行為や迷惑行為がゲーム内で起こってしまうと、いずれアップデートよりも違反行為対策に多数の人的リソースを割かざるをえなくなり、今後のアップデートに大きな影響がでてしまうかもしれない事を懸念している。」と述べている。チート対策のため2007年8月15日にnProtectのアップデートが行われたが、クライアント(mhf.exe)を起動した途端にブルースクリーンが表示されてPCがハングアップするという現象が発生し、一部ではOSが起動しなくなる場合もあった。この事を受け、システム管理を担当するテクノブラッドは謝罪文(注2)を発表し、8月17日にnProtectを問題が発生する前のバージョンへロールバックする処置を実施した。 10月3日のリファインアップデートよりスタートした新たな課金コースでは、アイテムが無限複製できてしまうDUPEが発生した。運営は直ちに緊急メンテナンスを行った(注3)。
nProtectのエラー[編集]
2007年9月12日のチート対策ソフトnProtectのバージョンアップより一部ユーザーのパソコンにおいてアプリケーションエラーが発生し、このエラーそのものがシステム側にチートツールに起因するものと誤認され、アカウントが永久停止(BAN)されたユーザーがいたとの話題が、オンラインゲームニュースサイトの4gamerに掲載された(注4)。しかし、数時間後には運営側から「nProtectによる強制終了でアカウントが停止されるという事はなく、記事は事実無根である」というコメント(注5)が発表され、情報の発信元だった4gamer自身も、同記事内に「nProtectにはチートツールを発見してもメーカーに報告するような機能はないとの情報を入手。nProtectのエラーとアカウント停止との間には直接的な関係はないはずとのこと」という追記を行っている。
違反行為によるアカウント停止[編集]
また、2007年12月7日にも「身に覚えがないのにアカウントを停止された」とするユーザーが現れ、この事が2008年1月4日にJ-CASTニュースでも取り上げられる(注6)が、2007年12月11日更新の運営レポートにて「回線の切断やゲームプログラムのフリーズなどでチート行為と認識されてMHFの永久利用停止になることは無く、ユーザーのプレイ記録(ログ)の中に違反行為が確認されない限りは罰則が適用される事は無い。」との見解が示されており(注7) 、外部の取材に対しても「第三者に対しては、公式サイトに記載されていること以上は回答できない」としている。
大討伐クエスト[編集]
シーズン7.0より実装された大討伐クエストにおいて、1ランド1クエスト限定のクエストであるにも関わらず、32人以上の団員がいる猟団による「猟団限定」指定による独占行為や、特定の武器や防具・スキルなどを指定し、それらに従わないプレーヤーを中傷して排除しようとする行為が横行し苦情が寄せられたため、事態を重く見た運営側はそれらの行為を「禁止事項」として規約に追加した(注8)(注9)(注10)。
1.MHF公式サイト 現在、多数のお問い合わせをいただいている利用規約違反行為について http://members.mh-frontier.jp/information/?id=0427 2.『nProtect:GameGuard』(Ver.1058)アップデートに起因する『モンスターハンター フロンティア オンライン』動作不良問題に関するお詫び http://www.technoblood.com/press/pdf/46ca8e0d1bda9.pdf 3.MHF公式サイト 不具合の悪用についてのご注意 http://members.mh-frontier.jp/information/?id=0559 4.4Gamer.net ― 「MHF」運営レポート発表、nProtect関連のトラブルなどを報告 http://www.4gamer.net/games/034/G003450/20070914057/ 5.オンライン&PCゲーム情報サイト「4gamer」において掲載されている記事内容に関しまして http://members.mh-frontier.jp/information/?id=0522 6.J-CASTニュース「カプコンオンラインゲーム アカウント停止「冤罪」騒動」 http://www.j-cast.com/2008/01/04015247.html 7.MHF公式サイト 第24回運営レポート 利用停止に関する代表的なお問い合わせ http://members.mh-frontier.jp/support/report/2007/1211.html 8.MHF公式サイト 第123回運営レポート 「大討伐クエスト」の占有について http://daletto-members.mh-frontier.jp/support/report/2009/1208.html 9.MHF公式サイト 第125回運営レポート 利用規約違反者対応状況 http://daletto-members.mh-frontier.jp/support/report/2009/1222.html 10.MHF公式サイト 運営・サービス情報 【追記】「大討伐クエスト」の禁止事項について http://daletto-members.mh-frontier.jp/information/news/info/2656.html