「ウィキペディア日本語版」の版間の差分

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(記事の傾向)
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== 記事の傾向 ==
 
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ウィキペディア日本語版では、芸能や音楽、ドラマや映画等に代表される[[サブカルチャー]]に関する記事や、インターネットや鉄道、声優、マンガ・アニメ、ゲーム等に代表される[[オタク]]文化に関する記事が発達する傾向がある。これらは2ちゃんねらーやニコニコ動画の利用者が関与していると思われるものも多数である。
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ウィキペディア日本語版では、芸能や音楽、ドラマや映画等に代表される[[サブカルチャー]]に関する記事や、インターネットや鉄道、アイドル声優、マンガ・アニメ、ゲーム等に代表される[[オタク]]文化に関する記事が発達する傾向がある。これらは2ちゃんねらーやニコニコ動画の利用者が関与していると思われるものも多数である。
 
その一方、人文科学や、社会科学、自然科学等に代表される学問的、専門的な内容に関しては、あまり発達せず、英語版と比べても内容に乏しい。
 
その一方、人文科学や、社会科学、自然科学等に代表される学問的、専門的な内容に関しては、あまり発達せず、英語版と比べても内容に乏しい。
  

2007年12月15日 (土) 20:43時点における版

ウィキペディア日本語版(うぃきぺでぃあにほんごばん)は、フリー百科事典Wikipediaの中で、主として日本語を用いて記述されているウィキである。

概要

日本ではオタクが作った百科事典として名高い。日本版を含むNewsweekアジア大洋州版2007年9月5日号で「オタク御用達のツール」として紹介された。なお、ウィキペディア日本語版内のユアペディアの項目で、明らかに悪意あるユアペディアに対する悪口を消去すると即刻リバートされる。

規模

英語版、ドイツ語版、フランス語版、ポーランド語版に次ぐ。

日本語版のあゆみ

日本語表記が可能になったのは2002年。2003年初めにスラドで紹介されたときに、新し物好きたちがどっと参加したのが、実質的な始まりだとされた。

しかし、最初の歩みは遅々たるものだった。開拓者たちはまず方針文書やライセンスの翻訳から始めなければならなかった。Google検索でトップページにリストされれば、コミュニティ内で大きく話題になったという、牧歌的黎明期であった。1行、2行の記事がぽつぽつあり、たまに、5KBの記事があれば大変な長文だとみなされた。

2004年、2005年と、先端的なメディアがぽつぽつ話題に取り上げ始めるが、まだまだ「百科事典」としての体をなしていない段階であり、一般人の認知度は低かった。

goo検索がウィキペディアを辞書検索の仲間に入れた。朝日新聞が一面トップの特集で取り上げ、NHKが紹介した。これらがあい前後して、ウィキペディア日本語版は日本国内で一気に認知度を高めた。熱心な執筆者も格段に増えた。

問題点

荒らし

ウィキペディアの知名度が高くなるにつれ、次第に荒らしが目立つようになった。荒らしの目的は大抵は悪戯によるものであるが、ウィキペディアやその管理人のアンチによる攻撃も目立つ。代表的なものとしては、身長記入問題がある。 これらの投稿に対し管理人等は、保護や白紙化、投稿ブロック等で対応しているが日に日に増加している。

中立性

ウィキペディアでは中立を謳っているが、記事においてはその中立性が疑われている記事も多い。特に中立性が疑われるのは、サブカルチャーに関する記事や、政治関係の記事である。

記事の傾向

ウィキペディア日本語版では、芸能や音楽、ドラマや映画等に代表されるサブカルチャーに関する記事や、インターネットや鉄道、アイドル声優、マンガ・アニメ、ゲーム等に代表されるオタク文化に関する記事が発達する傾向がある。これらは2ちゃんねらーやニコニコ動画の利用者が関与していると思われるものも多数である。 その一方、人文科学や、社会科学、自然科学等に代表される学問的、専門的な内容に関しては、あまり発達せず、英語版と比べても内容に乏しい。

広域ブロック

荒らしの大多数は一過性のもの、短期で終わるものであることが多いが、ウィキペディアの運営方針や存在そのものに反対する人の一部が「荒らし」という手段で攻撃してくる事も少なくない。非常に根気良く繰り返し日本語版を攻撃する長期荒らしユーザーがいる。これに対処するべく使用されるのが「広域ブロック」である。「/24」だけでは足らず、「/16」レンジブロックが発動されることもある。広域ブロックであるため、善良な一般ウィキペディアンが巻き添えになることも少なくない(この時点で皆が使えるサイトと言うのは大嘘である)。ソネットの時には、巻き添えユーザーは泣き寝入りするしかなかったが、その後「穴あけ」による救済が可能になった。ただしそのため、より頻繁に広域ブロックが発動されるようにもなった。

広域ブロックの対象には、大手プロバイダでは、2005年にソネット、2006年、2007年にはOCN、biglobe、@niftyなどがその対象となった。その他、大学を始めとする学校からの接続、漫画喫茶、図書館、携帯からの接続などもある。


ウィキペディア周辺

批判サイト

英語版ではWikitruth等のアンチサイトがすでに存在するが、日本語版も複数のアンチサイトもしくは批判サイトが立ち上げられ始めている。Yourpediaも批判サイトの一つである。「市民団体@wiki (SPC避難所)」は、有名ユーザーの「悪事」や管理者のソックパペットを告発している個人サイト。これはウィキペディア正史の解釈であり、市民団体@wikiは厳密にはアンチサイトとはみなせない。管理人は正体不明だが、生存は確認されている。日本語版wikitruth野田憲太郎がはてなのサーバに打ち立てた個人サイト。(2007年8月31日付けで移転。移転先は非公開)はてなは「ウィキペディアを含むキーワード」表示を数日間無効にしたことが確認されている。さらに、野田憲太郎の編集権を剥奪し、木津尚子の多重アカウント行為は正当であると結論付けており、今後の動向が注目される。はてなが日本語版ウィキペディアと最初から共謀していたかどうかがわかるわけである。

親ウィキペディアサイト

  • ウィ擬ぺディア
    • ウィキペディアを批判すると言っているが、日本語版の管理者を支援している。率先して管理者により虚偽投稿が行われ、野田自身によりTEACUPへ通報。その後は掲示板の動きがない。
  • 楽しいウィキペディア
  • 日本語版Wikitruth観察日記
    • 工作員の犯行であることがばれたとたん更新停止。上記のアカウントによる悪戯や2ちゃんねるなどのBBSによる嫌がらせを防ぐため、日本語版Wikitruthは2007年8月31日付けで移転。

パロディサイト・コピーサイト

パロディサイトなども多く見られる。代表的なものに、アンサイクロペディアモナペディアがある。


関連項目

外部リンク