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2010年11月3日 (水) 21:52時点における版
藤川 優里(ふじかわ ゆり、1980年3月8日 - )は、日本の女性政治家である。青森県八戸市議会議員。保守系無所属で、保守系会派「自由民主クラブ」に所属。美人市議として知られるが整形疑惑がある。津島雄二系の元八戸市市議会副議長の藤川友信は実父。
概要
2007年4月、父の県議会選挙における2度目の落選がきっかけとなり[1]、八戸市市議会議員選挙の告示5日前に出馬表明。無所属で立候補し、同年4月22日に、八戸市市議会議員選挙史上最高の6962票を獲得し、トップ当選した。市議会では、民生常任委員会委員・環境先進都市推進特別委員会委員を務める[2]。
初立候補で首位当選
大学卒業後は政治家の秘書になることを考えていたが、父は専業主婦になることを望んでいたという。2003年、父の選挙において、うぐいす嬢を務めた。 2007年4月8日、県議会選挙での父の落選後、八戸市内の選挙事務所を兼ねた自宅において、支持者に礼を述べると共に「(2週間後に控えた)市議選市会議員に出たい」と表明した。両親共々反対したが、4月10日、土下座しての出馬の訴えに父は容認し、その日の夕方、近くの写真店へ選挙ポスター用の写真を撮りに行ったという。
介護予防事業の推進、介護保険料や介護サービスの利用料金の値下げや見直し働くお母さん達のために病児保育の施設を作ることなどを訴える。投票日は雨であったため浮動票の低下を心配し、テレビのない自分の部屋で結果を待ったという。定数36に対し47人が立候補したこの市会議員選挙において2位の3665票の倍近い6962票を獲得し、トップ当選した。八戸市議選史上最多得票であり、20歳代の女性候補者というのも八戸市議選では初めてであった。
政策・活動
- スローガンは、「食づくり、人づくり、まちづくり」。
- 2007年12月12日、八戸市議会における初めての一般質問では「地方公共団体財政健全化法」、医療行政、福祉行政、災害対策などに関しての質問を行なった。
- 調理体験型の食セミナーなどを推進している消費者グループ「たんぽぽの会」に賛同し、食セミナーに参加している。
- 「北東北若手議員の会」(通称“わらし塾”)に参加し、若手議員らとの連携作りに取り組んでいる。
略歴
- 1980年3月 誕生。
- 1986年4月 八戸市立長者小学校入学。
- 1992年4月 八戸市立長者中学校入学。
- 1995年4月 青森県立八戸東高等学校人文科(現在は「表現科」)入学。
- 1998年4月 帝京大学文学部心理学科入学。
- 2002年4月 フリーターとして過ごす。
- 2003年6月 八戸市に戻り、広告代理店で営業に従事。
- 2004年2月 介護老人保健施設「ひばりの里」入社。
- 2006年 通信教育と東京都へのスクーリング(面接授業)で診療情報管理士の資格を取得。
- 2007年4月 「ひばりの里」を退社し、八戸市議会議員選挙に立候補、初当選。
- 2007年7月 第21回参議院議員通常選挙で、安倍晋三と共に自民党候補を応援。衆議院議員・片山さつきと共に、山崎力の応援演説を行う。
- 2007年12月 八戸市議会で初めての一般質問を行う。
- 2008年11月19日 DVD「love navi八戸」と写真集「moe navi八戸」を同時発売。
人物像
- 身長:160cm
趣味・特技
嗜好
- 座右の銘:「花よりも花を咲かせる土になれ」
- 好きな花:ユリ
- 好きな色:白
- 好きな食べ物:生ストロベリージュース
- 嫌いな食べ物:蒲鉾(かまぼこ)
- 好きな女優:キルステン・ダンスト
- 感銘を受けた本:マリー・アントワネットの伝記
- 尊敬する人:両親
- 尊敬する政治家:津島雄二・三村申吾
- 恋人:父・八戸市
- 理想の男性像:自信と実力のバランスが取れている前向きな男性。
エピソード
- 優里という名前は、父がかつて秘書を務めていた衆議院議員・津島雄二の妻である津島園子(作家、太宰治(本名・津島修治)の長女)に、つけてもらったという。
- 学生時代に、1年半ほど『CanCam』、『Ray』などのファッション誌の読者モデルをしていた。このほかに、バラエティ番組への出演歴もあるが、「あの時は、がんばりましたね」とタレント活動について肯定的な考えをみせている。
- 青森朝日放送が“今年の注目の人”としてテレビで取り上げたことをきっかけに、「議員にしては美人で若い」ということから注目が集まり、2008年1月22日には、優里の公式ウェブサイトに23万件ものアクセスが集中し、数時間あまりアクセス不能となる事態となった。注目を浴びていることについては、「光栄に思っており、これを機に政治に興味を持つ人が増えてくれたら嬉しい」としている。ただ、男性受けのするルックスが注目を集めていることについては、自分の外見や内面にコンプレックスを持っており「気が引ける」と、述べている。
- 東京都府中市で生活していた際、選挙カーに乗って自分の父を選挙応援する女性の姿に心を打たれ、自分も父の側にいてあげようと八戸市に戻ることを決めたという。また、名前は覚えていないが、この親子に会って礼を言いたいとしている。
- 政治家としては異例だが、『週刊文春』(2008年3月6日号)の巻頭グラビアに登場した。また写真集では、胸の谷間が露わな水着姿も披露した。優里の後援会会長によれば、これはアイドル的な活動ではなく、彼女を通して八戸市に対する認知度を高めるための、あくまで市議会議員としての活動の一環であるとしている。
- 殺到するメディアからの出演依頼に対応しきれなくなったため、公務・議員活動以外のマスコミ対応を「ポニーキャニオン」に委託している。ただし、マネージメント提携のみであり、芸能活動を目的とするものではない。
- 2008年9月、『産経新聞』主催の鼎談「私たちが政治を変える!美人市議、大いに語る」に参加し、倉田麗華・練馬区議会議員や吉羽美華・寝屋川市議会議員とともに、政治から結婚観まで本音のトークを披露し、話題を呼んだ。
- 2009年スペイン紙『20ミヌートス』のホームページ上で行われた「世界で最も美しい女性政治家」を選ぶネット投票で、同紙が選んだ世界30カ国計65人の「美人政治家」にエントリーされ1位になった。当本人は「公人としてこの件に関しての言及は差し控えるべきと存じます」とコメントしている。
- 2007年8月より若手議員の勉強会「北東北若手議員の会」、通称「わらし塾」に参加し、熱心に活動している。2代目会長である工藤大輔岩手県議に誘われ加入した。
関連項目
脚注
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