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'''株式会社ゆりかもめ'''は、[[東京都]]内で[[鉄道]]事業および軌道事業([[新交通システム]])を営む東京都などが出資する[[第三セクター]]方式の[[株式会社]]である。2007年8月1日、[[東京臨海ホールディングス]]の傘下に入った。
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[[1988年]]の設立時は'''東京臨海新交通'''と称したが、[[1998年]][[4月1日]]に運営路線の愛称名を正式社名とした。運営路線の詳細については、正式名称である「[[ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線]]」の項を参照されたい。
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== 歴史 ==
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* [[1988年]](昭和63年)
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** [[4月25日]]  - 東京臨海新交通株式会社設立。
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** [[11月28日]] - 新橋 - 有明間、鉄道事業免許及び軌道特許取得。
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* [[1995年]](平成7年)[[11月1日]] - [[新橋駅|新橋]](仮駅舎) - 有明間開業。
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* [[1998年]](平成10年)
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** [[4月1日]] - 社名を株式会社ゆりかもめに変更。
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** [[7月10日]] - [[有明駅 (東京都)|有明]] - 豊洲間軌道特許取得。
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* [[2001年]](平成13年)[[3月22日]] - 新橋駅(本設駅舎)開業。
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* [[2002年]](平成14年)[[11月2日]] - [[汐留駅]]開業。
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* [[2006年]](平成18年)
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** [[3月27日]] - 有明 - 豊洲間延長開業。
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** [[4月14日]] - 船の科学館駅付近で豊洲発新橋行車両が故障し、緊急停止。翌15日から16日まで事故の原因調査のため終日運休し、[[都営バス|都バス]]、[[東京都観光汽船|水上バス]]、[[東京臨海高速鉄道りんかい線|りんかい線]]で[[振替輸送]]を実施。17日に通常より本数を減らした臨時ダイヤで運行を再開。19日までに保有する150両すべての点検が終了し、事故発生から5日ぶりに始発から通常の本数での運転に戻る。
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* [[2007年]](平成19年)
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** [[3月18日]] - [[PASMO]]を導入。[[Suica]]と相互利用可。
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** 8月1日 - 臨海3セクの[[持株会社]]、[[東京臨海ホールディングス]]の子会社となる。東京都が引き続き0.1%の株式を持つため、完全子会社とはならない。
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* [[2013年]](平成25年)[[3月23日]] - [[乗車カード#交通系ICカード全国相互利用サービス|交通系ICカード全国相互利用サービス]]開始によりゆりかもめで[[TOICA]]、[[ICOCA]]なども利用可能となる。
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== 路線 ==
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* [[ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線|東京臨海新交通臨海線]] 新橋 - 豊洲 (14.7km)
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== 車両 ==
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側方案内式の新交通システム車両で、軽量[[ステンレス鋼|ステンレス]]製車体。車号の19・20・29・30は欠番。[[タイヤ|ゴムタイヤ]]を履いている。電気方式は[[三相交流]]600V。[[自動列車運転装置|ATO]]、[[自動列車制御装置|ATC]]などの保安装置のバックアップにより無人運転されるが、荒天時に稀に有人運転される場合もある。7000系と7200系は制御方式の違いによりこの2形式に車種が分かれているが、外観に大きな違いはない。ただし7200系のうち2005年製のものはカラーリングが異なるなど、製造年度による細かな違いはある。
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*[[東京臨海新交通7000系電車|7000系]] - 6両編成14本(84両)が在籍。[[電気車の速度制御#サイリスタによる連続位相制御|サイリスタ位相制御]]。
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*[[東京臨海新交通7000系電車|7200系]] - 6両編成8本(48両)が在籍。[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]。
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*[[ゆりかもめ7300系電車|7300系]] - 7000系の置き換え用として6両編成18本(108両)を順次導入する<ref>[http://www.yurikamome.co.jp/core_sys/images/news/00000691/base/003.pdf ゆりかもめ新型車両デビュー!] - ゆりかもめ、2013年3月15日。</ref>。[[2014年]]1月18日に営業運転を開始した。
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== 運賃 ==
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大人普通旅客運賃(小児半額・ICカードの場合は1円未満切り捨て、切符購入の場合は10円未満切り上げ)。2014年4月1日改定<ref>[http://www.yurikamome.co.jp/wp-content/uploads/2014/04/NO1-hikiage.pdf 消費税率引き上げに伴う運賃改定についてのお知らせ] - ゆりかもめ</ref>。9km以上は券売機で切符を購入したほうが安くなる。
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'''ゆりも'''は、株式会社ゆりかもめが東京臨海新交通臨海線の開業10周年及び[[2006年]]の[[有明駅 (東京都)|有明駅]] - [[豊洲駅]]間開業を記念して[[2005年]]に登場させたキャラクターである。
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路線愛称の由来になった東京都の都鳥「[[ユリカモメ]]」をモチーフに、胸にゆりかもめのシンボルマークが描かれている。
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== 外部リンク ==
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* [http://www.yurikamome.co.jp/ ゆりかもめ公式ホームページ]
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* [http://www.rinkai-hd.co.jp/ 東京臨海ホールディングス]
  
 
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2014年7月13日 (日) 20:09時点における版

株式会社ゆりかもめは、東京都内で鉄道事業および軌道事業(新交通システム)を営む東京都などが出資する第三セクター方式の株式会社である。2007年8月1日、東京臨海ホールディングスの傘下に入った。

1988年の設立時は東京臨海新交通と称したが、1998年4月1日に運営路線の愛称名を正式社名とした。運営路線の詳細については、正式名称である「ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線」の項を参照されたい。

歴史

路線

車両

側方案内式の新交通システム車両で、軽量ステンレス製車体。車号の19・20・29・30は欠番。ゴムタイヤを履いている。電気方式は三相交流600V。ATOATCなどの保安装置のバックアップにより無人運転されるが、荒天時に稀に有人運転される場合もある。7000系と7200系は制御方式の違いによりこの2形式に車種が分かれているが、外観に大きな違いはない。ただし7200系のうち2005年製のものはカラーリングが異なるなど、製造年度による細かな違いはある。

運賃

大人普通旅客運賃(小児半額・ICカードの場合は1円未満切り捨て、切符購入の場合は10円未満切り上げ)。2014年4月1日改定[2]。9km以上は券売機で切符を購入したほうが安くなる。

キロ程 運賃(円)
ICカード 切符購入
初乗り2km 185 190
3 - 5 247 250
6 - 8 319 320
9 - 15 381 380

企画乗車券

  • ゆりかもめ全線が1日乗り降り自由となる「ゆりかもめ一日乗車券」が各駅の券売機で発売されている。価格は大人820円、小児410円。
  • お台場・有明ぐるりきっぷ - ゆりかもめ・りんかい線水上バスが利用できる共通1日券。※平成24年9月30日発売終了。

マスコットキャラクター「ゆりも」

ゆりもは、株式会社ゆりかもめが東京臨海新交通臨海線の開業10周年及び2006年有明駅 - 豊洲駅間開業を記念して2005年に登場させたキャラクターである。

路線愛称の由来になった東京都の都鳥「ユリカモメ」をモチーフに、胸にゆりかもめのシンボルマークが描かれている。

脚注

  1. ゆりかもめ新型車両デビュー! - ゆりかもめ、2013年3月15日。
  2. 消費税率引き上げに伴う運賃改定についてのお知らせ - ゆりかもめ

外部リンク