「75点の天才!」の版間の差分
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* はま子おばさんという親戚はその後『連休のプラン』(作品No.1639)にも登場。この話ではカツオと電話で話しており、連休中にお互いの家を交換する事となった。また、子供がいる事と房総半島に住んでいる事がこの話で明らかとなり、第1話に比べ性格が丸くなっていた。 | * はま子おばさんという親戚はその後『連休のプラン』(作品No.1639)にも登場。この話ではカツオと電話で話しており、連休中にお互いの家を交換する事となった。また、子供がいる事と房総半島に住んでいる事がこの話で明らかとなり、第1話に比べ性格が丸くなっていた。 | ||
* サザエ、フネが答案探しに血眼になっているのをよそに、波平はカツオが75点を高い点数と思わなかったので、その事にはあまり関心を持っていなかった。 | * サザエ、フネが答案探しに血眼になっているのをよそに、波平はカツオが75点を高い点数と思わなかったので、その事にはあまり関心を持っていなかった。 | ||
− | * 再放送では、[[イヌ|犬]]にかまれ、服がボロボロでも喜んでいるカツオを見てサザエが「''まあ、まるで●●●●だわ''」「''だっておまえ、自動車にはねられて●●●●になったんじゃないの?''」と無音の部分が2箇所存在する。これは今日では[[放送禁止用語]]扱いとなる「キチガイ」と言っていると思われる。 | + | * 再放送では、[[イヌ|犬]]にかまれ、服がボロボロでも喜んでいるカツオを見てサザエが「''まあ、まるで●●●●だわ''」「''だっておまえ、自動車にはねられて●●●●になったんじゃないの?''」と無音の部分が2箇所存在する。これは今日では[[wiki:放送禁止用語|放送禁止用語]]扱いとなる「キチガイ」と言っていると思われる。 |
− | * 当時は新聞の4コマ漫画をアニメにした前例がなく、参考にする資料が無かったので当時のスタッフが参考としたのが「[[wiki:トムとジェリー|トムとジェリー]]」であった。作中、ネズミがしゃべるシーンがあったり、タマがやたら凶暴で2足歩行しているなど(いわゆる[[ファニー・アニマル]])のスラップスティック要素が強い。 | + | * 当時は新聞の4コマ漫画をアニメにした前例がなく、参考にする資料が無かったので当時のスタッフが参考としたのが「[[wiki:トムとジェリー|トムとジェリー]]」であった。作中、ネズミがしゃべるシーンがあったり、タマがやたら凶暴で2足歩行しているなど(いわゆる[[wiki:ファニー・アニマル|ファニー・アニマル]])のスラップスティック要素が強い。 |
== 登場人物 == | == 登場人物 == | ||
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− | * サザエ:[[加藤みどり]](旧称:伊藤みどり) | + | * サザエ:[[wiki:加藤みどり|加藤みどり]](旧称:伊藤みどり) |
− | * カツオ:[[大山のぶ代]] | + | * カツオ:[[wiki:大山のぶ代|大山のぶ代]] |
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− | * マスオ:[[近石真介]] | + | * マスオ:[[wiki:近石真介|近石真介]] |
− | * ネズミ:[[田の中勇]](※ノンクレジット) | + | * ネズミ:[[wiki:田の中勇|田の中勇]](※ノンクレジット) |
クレジットの序列は、放送当時の順番である。 | クレジットの序列は、放送当時の順番である。 | ||
== スタッフ == | == スタッフ == | ||
− | * 原作 - [[長谷川町子]]([[朝日新聞]]連載中 Ⓒ[[姉妹社]]) | + | * 原作 - [[wiki:長谷川町子|長谷川町子]]([[wiki:朝日新聞|朝日新聞]]連載中 Ⓒ[[wiki:姉妹社|姉妹社]]) |
− | * 脚本 - [[辻真先]] | + | * 脚本 - [[wiki:辻真先|辻真先]] |
− | * 演出 - [[村山徹]] | + | * 演出 - [[wiki:村山徹|村山徹]] |
− | * 製作 - [[エイケン (企業)|TCJ動画センター]]、[[宣弘社]] | + | * 製作 - [[wiki:エイケン (企業)|TCJ動画センター]]、[[wiki:宣弘社|宣弘社]] |
== 関連項目 == | == 関連項目 == |
2016年12月4日 (日) 15:02時点における最新版
75点の天才!(ななじゅうごてんのてんさい)は『サザエさん』放送第1回第1話のエピソードである。日本で1969年10月5日にフジテレビで初回放送された。後に1990年代の特番にて当時のオープニングと併せて再放送された。なお本作は不定期で長谷川町子美術館で第2話「押し売りよこんにちは!!」、第3話「お父さんはノイローゼ」と当時のOP、EDと共に上映されている。この話は後に行われた特番の公式ランキングで全作品中1位となった。
概要[編集]
何やらおかしな格好で帰ってきたカツオ。サザエは逆に心配するもカツオは75点という好成績を取っていたのである。サザエはカツオを褒めるが、小遣いを要求したので、どやされてしまう。部屋で答案にアイロンをかけている姿をワカメに見られ、カツオは激昂。ワカメを殴ろうとするが、そのドタバタで隠していた0点答案をワカメに見られ、ワカメはそれを、ばらそうとしたので、ロープで首をひっかけるも、それは親戚の「はま子おばさん」であった。カツオはワカメに口止め料として外国物の万年筆を渡す。カツオはさっさと0点答案を天井裏に隠すがネズミがそれを持っていってしまう。一方はま子おばさんはサザエとフネにカツオを「出来の悪い子」とけなしたので、サザエとフネは堪らなくなり、75点の答案を、はま子おばさんに見せようとするも、翌日、はま子おばさん は悲鳴を上げたのだった。
解説[編集]
- 絵柄は原作を踏襲している。
- はま子おばさんという親戚はその後『連休のプラン』(作品No.1639)にも登場。この話ではカツオと電話で話しており、連休中にお互いの家を交換する事となった。また、子供がいる事と房総半島に住んでいる事がこの話で明らかとなり、第1話に比べ性格が丸くなっていた。
- サザエ、フネが答案探しに血眼になっているのをよそに、波平はカツオが75点を高い点数と思わなかったので、その事にはあまり関心を持っていなかった。
- 再放送では、犬にかまれ、服がボロボロでも喜んでいるカツオを見てサザエが「まあ、まるで●●●●だわ」「だっておまえ、自動車にはねられて●●●●になったんじゃないの?」と無音の部分が2箇所存在する。これは今日では放送禁止用語扱いとなる「キチガイ」と言っていると思われる。
- 当時は新聞の4コマ漫画をアニメにした前例がなく、参考にする資料が無かったので当時のスタッフが参考としたのが「トムとジェリー」であった。作中、ネズミがしゃべるシーンがあったり、タマがやたら凶暴で2足歩行しているなど(いわゆるファニー・アニマル)のスラップスティック要素が強い。
登場人物[編集]
- フグ田サザエ
- 磯野カツオ
- 磯野ワカメ
- 磯野波平
- 磯野フネ
- フグ田マスオ
- フグ田タラオ
- はま子おばさん
- ボールで遊んでいた少年
- 自転車に乗っていた男
- タマ
- ネズミ
- イヌ
声の出演[編集]
クレジットの序列は、放送当時の順番である。