「ワットマン」の版間の差分

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2015年7月24日 (金) 06:52時点における最新版

株式会社ワットマン(英称: WATT MANN CO,. LTD.)は、神奈川県横浜市旭区に本社をおく販売事業者。

以前は家電製品の販売事業を中心としていたが、現在はリユース・リサイクル事業を主とする。ジャスダックに上場、証券コードは9927。

概要[編集]

かつては神奈川県を中心とした家電量販店として、ピーク時は年商約500億円もの売上を誇り、ノジマと肩を並べる程度まで成長した。

しかし、価格競争等の激化から家電販売事業を撤退し、ブックオフハードオフなどとのフランチャイズ契約によるリユース・リサイクル事業に転換する。2013年6月から自社直営化によりブランドを『スーパーリサイクルショップ ワットマン』に変更しワットマンの名称を復活させた。なおブックオフとのフランチャイズは継続される。

沿革[編集]

  • 1960年 - 株式会社清水合業社を創業。
  • 1978年 - 株式会社清水合業社の家電小売事業を分離して、神奈川県横須賀市株式会社電化センターシミズとして設立。
  • 1989年9月 - 株式の額面変更を目的として、株式会社シミズデンキ(形式上の存続会社)と合併。
  • 1990年4月 - 現在の株式会社ワットマンに商号変更。
  • 1992年7月27日 - 株式を店頭公開。
  • 2000年10月 - 株式会社清水合業社を吸収合併。
  • 2002年3月 - 新業態としてリユース事業1号店を開店。
  • 2004年9月 - 家電販売事業から撤退し、リユース専業となる。一部店舗をデンコードー(本社・宮城県名取市)に譲渡[1]
  • 2013年4月15日 - ハードオフコーポレーションとのフランチャイズ契約解除。家電・雑貨のリサイクル部門は自社直営となる。
  • 2013年6月1日 - 『ハードオフ』『オフハウス』の店舗名を、それぞれ『ワットマンテック』『ワットマンスタイル』に変更する。

店舗[編集]

店舗一覧を参照のこと。

デンコードー譲渡以前に閉鎖した店舗[編集]

  • 上大岡店
開店当初はオーディオビジュアル専門の「シミズデンキAV」として営業。後に白物家電も扱う。
現在は業務スーパー100円ショップシルク
  • 上中里店
1995年頃、店舗前の道路(笹下釜利谷道路)の拡張工事で駐車場が狭くなることから、酒販店に転換。
閉店後、ハックドラッグを経て、現在はサカイヤ薬局
  • 港南台店
2004年7月25日閉店。
現在はディスカウントストアのピカソ
  • つきみ野店
現在はクリエイトS・D
  • 相模原店
現在はビッグエコー
  • 野川店
現在はオーケー
1999年秋開店、2003年6月1日閉店。
2003年9月17日、静岡県内初のドン・キホーテパウSBS通り店として開業。

その他[編集]

  • 浅尾慶一郎衆議院議員は、現在も当社の監査役である。
  • シミズデンキ時代には、雷様をモチーフにしたキャラクターが存在した。
  • ワットマンに社名変更した時に、海老一染之助・染太郎が独特の口調で「シミズデンキがワットマンに変わっておめでとうございま〜す」と登場するテレビCMが放映された。
  • 電化製品の他、店舗によってはブランド品や、酒販店として酒、ソフトドリンク、食品(菓子、おつまみ)を扱う店舗も存在した。
  • 事業転換当初は赤字が続いたが、2006年度仕入れ業務を大幅に改善させたことから、従来の赤字体質の業績から脱し黒字転換した。
  • 家電販売業撤退後も長期保証商品のアフターメンテナンスなどに対応していたが、家電販売業撤退から5年後の2009年9月をもってすべてのアフターサービスを終了している[2]

脚注[編集]

  1. ワットマンの店舗を引き継いだデンコードーは、その後、2007年ケーズホールディングス(本社・茨城県水戸市)と経営統合し、首都圏のデンコードー運営店舗の全部をケーズホールディングスが引き継ぐ予定だったが、諸事情により2008年4月13日までに首都圏から撤退した(デンコードーブランド店舗の完全消滅)。ただし、横浜市保土ケ谷区星川店のみが、デンコードー運営のケーズ店舗・「ケーズデンキ星川パワフル館 By Denkodo」として残ったが、こちらは2009年9月にケーズホールディングスに運営が移管された。
  2. なお、デンコードーに移管された店舗ではデンコードーでワットマン商品のアフターサービスを行っていたが、そのほとんどが2008年春に閉鎖されたため近隣のケーズデンキ店舗や電話窓口などで対応していた。

外部リンク[編集]

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