「元町・中華街駅」の版間の差分
細 (「元町・中華街駅」を保護しました: IP荒らし ([編集=自動承認された利用者のみに許可] (2015年7月24日 (金) 09:56(UTC)で自動的に解除) [移動=自動承認された利用者のみに許可] (2015年7月24日...) |
|
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |
(相違点なし)
|
2015年7月17日 (金) 18:56時点における最新版
元町・中華街駅(もとまち・ちゅうかがいえき)は、神奈川県横浜市中区山下町にある、横浜高速鉄道みなとみらい線の駅である。2004年2月1日にみなとみらい線の開通と同時に開業した。
正式には副名称を付けて元町・中華街(山下公園)駅(もとまち・ちゅうかがい〈やましたこうえん〉えき)と呼称するが、一般的には「元町・中華街駅」と呼ばれる。
当駅周辺地区(関内地区)は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである「横浜都心」に指定されている[1]。
駅構造[編集]
島式ホーム1面2線を有する地下駅である。元町口寄りは中村川の直下に位置している。伊東豊雄建築設計事務所が設計を行った。
2013年3月16日より相互直通先である東急東横線が渋谷駅での東京メトロ副都心線方面との相互直通運転開始に伴い、特急・通勤特急・急行を現行の8両編成から10両編成に増強させるため有効長延伸工事が行われた。みなとみらい線も東横線を介して副都心線方面に直通する。
当駅の駅舎(東側改札口および元町口)上部には全国初の立体都市公園となるアメリカ山公園がある。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | ■みなとみらい線 | 横浜・■東急東横線 渋谷・副都心線 池袋方面 |
改札・出入口[編集]
改札は東西別々に2ヶ所あり、それぞれ以下の出入口とつながっている(出入口は全6ヶ所あり、番号付けがされている)。
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗降人員は60,394人である[2]。みなとみらい線の駅では横浜駅、みなとみらい駅に次ぐ第3位である。
開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員[3] |
---|---|---|
[4] 2003年(平成15年) | ||
2004年(平成16年) | 45,113 | 21,490 [5] |
2005年(平成17年) | 47,321 | 23,004 [6] |
2006年(平成18年) | 49,634 | 24,226 [6] |
2007年(平成19年) | 51,998 | 25,518 [7] |
2008年(平成20年) | 53,529 | 26,174 [7] |
2009年(平成21年) | 54,904 | 26,769 [8] |
2010年(平成22年) | 53,815 | 26,196 [8] |
2011年(平成23年) | 54,172 | 26,565 [9] |
2012年(平成24年) | 56,112 | 27,499 [9] |
2013年(平成25年) | 60,394 | 29,541 |
駅周辺[編集]
- 元町商店街
- 横浜中華街
- 横浜高速鉄道本社
- 中税務署
- 横浜山下町郵便局
- ホテルニューグランド
- メルパルク横浜
- 横浜人形の家
- 横浜マリンタワー
- 山下公園
- 観光船ターミナル
- シーバス(赤レンガ倉庫・みなとみらい21・横浜駅東口方面)
- マリーンシャトル・マリーンルージュ(遊覧船)
- 日本郵船氷川丸
- 観光船ターミナル
- 山手
- アメリカ山公園(当駅の駅舎上部に造られた立体都市公園)
- 横浜外国人墓地
- 港の見える丘公園
- 山手資料館
- 大佛次郎記念館
- 神奈川近代文学館
- 岩崎博物館(ゲーテ座記念)
- 横浜インターナショナルスクール
- KKRポートヒル横浜
- 横浜地方気象台
- MEGAドン・キホーテ 新山下店
元町商店街もしくは中華街を抜けてJR根岸線の石川町駅までは10分程度である。
路線バス[編集]
「中華街入口」(朝陽門、出口1・2)/「山下町(タワー入口)」(出口3・4) - 横浜市営バス・神奈川中央交通(11系統のみ)
- 北方向乗り場
- 南方向乗り場
「元町入口」(出口5) - 横浜市営バス・神奈川中央交通(11系統のみ)
- 北方向乗り場
- <11> 桜木町駅前行(日本大通り駅県庁前経由)
- <あかいくつ> 桜木町駅前行(大さん橋客船ターミナル経由)
- <20> 山下ふ頭行(平日朝のみ)、桜木町駅行
- 南方向乗り場
- <11> 保土ヶ谷駅東口行(港の見える丘公園前経由)
- <あかいくつ> 港の見える丘公園循環
- <20> 山手駅前行(港の見える丘公園前経由)
駅名の由来[編集]
計画段階での仮称は、駅所在地の近くの地名を取った「元町駅」であった。しかし、横浜中華街関係者より『中華街』を加えて「元町中華街駅」にするように要望したが、これに対して元町商店街関係者が「中華街と一緒にするな」と反対するなど、水面下で元町商店街側と横浜中華街側で論争となっていた。結局、駅名は元町と中華街の間に「・」を使用した上で両方の名前を並記することになり、さらに観光地としての知名度が高い『山下公園』が副名称として加わった。
今後の予定[編集]
- みなとみらい線が当駅より本牧を通り根岸駅、磯子駅方面に延伸する計画があるが、現在は凍結されている。
- 横浜市営地下鉄グリーンラインが中山駅から二俣川駅や上大岡駅を通って根岸駅より当駅に乗り入れる計画があるが、こちらはみなとみらい線とほぼ同じルートを通る予定である。