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2019年9月15日 (日) 01:04時点における最新版
維新政党・新風(いしんせいとう・しんぷう)は、日本の政党、政治団体である。
目次
概要[編集]
1995年12月8日に自治大臣に届出、12月9日に東京・市ヶ谷の家の光会館にて結党大会。代表は松村久義、副代表は板東義宣、瀬戸弘幸。2008年から東京に本部を置く。新右翼・青年民族派の流れからヤルタ・ポツダム体制打倒を主張する。
2007年7月現在、国会に議席は無く、名称中に「政党」の文字があるが、政治資金規正法上の区分では結成以来「政党」となったことはない。結党以来、1998年・2001年・2004年・2007年と4回連続で参議院通常選挙に確認団体として参戦したが、いずれも全員落選及び供託金没収という結果になっている。
国政への推薦候補としては西村眞悟(大阪府本部推薦、党友)、若泉征三(福井県本部推薦、党友)がいる。[1]
広島県呉市議会の岡崎源太郎(推薦)など、地方議会議員の中には推薦候補もいるが、自由民主党公認候補や他党との共同推薦も多い。なお、地方議会において「新風」という名が付く会派がいくつかあるが(埼玉県越谷市、大阪府守口市、兵庫県尼崎市など)、これらと同党の関係は無い。
2006年12月13日、魚谷代表は2007年7月実施の第21回参議院議員通常選挙に、同党候補として、比例区3人・選挙区7人の合計10人を前回等と同様に擁立することを表明し、実際に立候補した。結果、比例区での得票数は17万票余(170,509)にとどまった。
政策[編集]
基本主張[2]:「新風はウソとごまかしのない政治を実現し、安易なグローバリズム(国際化)に反対します」
敗戦以後の対外的・対内的(特に対特定アジアにおける)国際的常識と照らし合わせバランスの悪い体制を改善することを党是としている。外交面では従来の土下座外交から、毅然とした態度で交渉できるよう土台造りを目指し、教育面ではまずしっかりした公共心を充実させること、また、自虐史観からの脱却を目指す。迫害を受けるチベット、台湾の独立を支持し、対中国ODAの削減・中止をすすめる。
さらに具体的には以下の通り。
- 安易な食糧輸入を排し、安全性と自給率を高める
- 太陽光発電・風力発電の普及
- 台湾、チベットの独立支援・支持
- 中国に対するODAの抑制、中止
- 北方領土・竹島・尖閣列島の問題に対する断固たる対応
- 日本人拉致事件の徹底究明。北朝鮮船舶入港全面禁止、強度の経済制裁実行、政府の不作為追及、国内協力者の追及
- 押し付け憲法論からの現在の憲法の見直し、自主憲法制定
- 在日コリアンなどが持つ不当な権益・利権いわゆる在日特権の抑制、将来的に廃止
- 不法滞在外国人への断固たる対処、入国管理体制強化
- 在日朝鮮人の帰還事業の推進、支援
- 靖国神社参拝への中・韓圧力に屈しない、首相公式参拝
- 朝鮮総連に対する破壊活動防止法の適用
- 議会政治の尊重
- 在日外国人への地方参政権付与反対
- 創価学会を始めとする特定カルト宗教法人への規制
- ゆとり教育反対、早期過ぎる英語教育の否定
- 国防力の強化、非核三原則の廃止
- 河野談話の完全撤回(アメリカ合衆国下院121号決議に対しても抗議声明を出した [3])
- 皇室典範に関して男系・万世一系の護持
- 税制の消費税への一元化
関連人物[編集]
本部役員[編集]
- 松村久義(代表)
- 瀬戸弘幸(副代表 世界戦略研究所・NPO法人外国人犯罪追放運動代表)
- 板東義宣(副代表)
- 魚谷哲央(組織委員長・外郭団体連絡部長・常任幹事会議長・初代代表・神職・株式会社洛風興産社長)
- 鈴木信行(幹事長・東京都本部代表・機関紙編集者)
- 芦澤博之(事務局長)
- 黒田秀高(政策委員長)
- 太田康久(青年部長)
- 千代理絵子(婦人部長)
- 渡辺功(広報委員長)
- 川久保勲(国民運動委員長)
- 村田春樹(本部国民運動委員・東京都本部国民運動委員長)
地方幹部[編集]
- 千代信人(北海道本部代表)
- 渡邊昇(埼玉県本部幹事長)
- 富田正利(千葉県本部幹事長)
- 伊藤健太郎(東京都本部青年部副部長)
- 有門大輔(東京都本部広報委員長)
- 遠藤洋一(東京都本部第四支部事務局長)
- 溝口敏盛(神奈川県本部代表)
- 柘植雅次(愛知県本部代表)
- 松崎俊典(愛知県本部事務局長)
- 古川英敏(愛知県本部幹部)
- 関佳哉(和歌山県本部代表)
- 小椋利雄(兵庫県本部事務局長)
- 三木治朗(徳島県本部代表)
- 吉川正輝(徳島県本部副代表)
- 山下正仁(徳島県本部幹事長)
- 林達也(徳島県本部事務局長)
- 豊福光明(福岡県本部顧問)
- 馬場能久(福岡県本部代表)
- 本山貴晴(福岡県本部幹事長)
- 越智吾大(福岡県本部機関紙編集長)
講師(50音順)[編集]
大学関係者[編集]
- 青木英実(中村学園大学教授)
- 渥美堅持(東京国際大学教授)
- 荒木和博(拓殖大学教授・戦略情報研究所株式会社代表取締役)
- 有田稔(元徳山大学教授)
- 伊澤甲子麿(元愛国短期大学教授)
- 梅澤昇平(尚美学園大学教授)
- 小笠原幹夫(元くらしき作陽大学助教授)
- 岡本幸治(大阪国際大学名誉教授)
- 奥村文男(大阪国際女子短期大学教授)
- 小田村四郎(前拓殖大学総長)
- 清瀬信次郎(亜細亜大学名誉教授・2006年4月死去)
- 小林路義(鈴鹿国際大学教授)
- 小堀桂一郎(東京大学名誉教授)
- 小森義峯(元国士舘大学教授)
- 清水馨八郎(千葉大学名誉教授・イオンド大学教授)
- 多田眞鋤(慶應義塾大学名誉教授)
- 田中正明(評論家・イオンド大学教授・2006年1月死去)
- 丹羽春喜(大阪学院大学教授)
- 殿岡昭郎(元東京学芸大学助教授)
- 名越二荒之助(元高千穂商科大学教授・イオンド大学教授・2007年4月死去)
- 西尾昭(同志社大学名誉教授)
- 本間正信(旭川大学名誉教授)
評論家[編集]
その他[編集]
- 秋元正明(21世紀教育開発研究所長)
- 上田三三生(北海道師友会理事長)
- 河本学嗣郎(日本国体学会理事長)
- 酒井利行(皇道宣布司団統括)
- 佐藤勝巳(現代コリア研究所長)
- 高池勝彦(弁護士)
- 成田健治(弁護士)
- 戸塚宏(戸塚ヨットスクール校長)
- 西岡力(現代コリア編集長)
その他の関係者[編集]
現職国会議員[編集]
その他[編集]
関係団体[編集]
企業[編集]
新興宗教・カルト[編集]
政治結社・その他[編集]
台湾関係[編集]
脚注[編集]
- ↑ 両名は党大会へ祝電を送ったことがある。 新風広報平成15年12月号
- ↑ <維新政党・新風> 政策・基本主張 公式サイト
- ↑ 維新政党新風公式サイト6月28日付